- スカす[格闘]
-
技を当てないこと、又は当たらないこと。
「空〜」とほぼ同義だが、用法は多少異なり、文脈で使い分ける。
ジャンプ攻撃を当てない(又は出さないで)で、着地後おもむろに投げることを「スカし投げ」という、これは自分が技をスカすことと、相手の対空攻撃をスカす二重の意味がある。
「空〜」の場合は、自分からわざと当てないというニュアンスが強いが、「スカす」の場合は、その響きからか当てようとしたのに当たらなかった場合にも用いられる。用例「スカされた」「スカった」「投げスカりポーズ」
- スキップ(skip)[一般]
-
ムービーやメッセージを飛ばすこと。
家庭用ゲーム機の場合は、スタートボタンがその役割をする事が多い。 - スキル(skill)ステータス
-
ゲーム登場キャラクタのもつ技能。
おそらくTRPG発のシステムで、キャラの成長や個性を表現するために、例えば「鍵開け」とか「料理」とかの能力を個別にもつ。
能力値の一種とも言えるが、体力などの能力はどのキャラも持つものだが、スキルは「持たない」状態もある。
アイテムによるキャラの能力変化と似ているが、スキルはキャラそのものに付加される能力なので、基本的にはプレイ中に無くなったりしない。
魔法はスキルの一種とされることもあるが、魔法はMPや材料などを消費するなどの制限があり、スキルは無制限に使える、というパターンが多い。
レベルアップ時などに増える値(例えばスキルポイントといった名称)を通貨のように消費して取得するシステムが多い。 - スキルツリー(skill tree)[システム]
-
スキル取得の前提条件として別のスキルが必要だったりすると、そのスキルの関連性を枝分かれした図で描ける。
そのようなシステムや図を、スキルツリーと呼ぶ。
例えば、「マラソン」スキルを持つには、「ラン」スキルが必要みたいな感じだ。 - スクリューコマンドコマンド
-
カプコンストリートファイターⅡのザンギエフが使う必殺技「スクリューパイルドライバー」から、レバーを1回転して入力するコマンドを、俗に「スクリューコマンド」と言う。
多くは、正確に1回転させる必要は無く、上下左右さえ入っていればいい場合がほとんど。よって、ヨガコマンドの後に上方向+ボタンで入力可能である。
この入力だと、入力が成功していればジャンプしてしまうことも無い。これを知らないと、物凄く難しいコマンドとなる。
ヨガの後 真上に
また、右向き左向き関係なく、同じコマンドで出せるので、とりあえず片方だけ練習すればいい。ある意味、昇龍拳より覚えるのは簡単。
とはいえ、1回転コマンドは入力の壁となっていて、多くの人は挫折して「スクリューコマンド」のキャラ(もしくは技)を使わないということで妥協することとなる。 - スクロール[一般]
-
画面全体が移動すること。
映画的に言うならば、カメラの首を振る「パン」ではなくカメラ自体が被写体と等距離で平面的に移動する「フォロー」と言える。
この言葉は巻き取りながら見ていく様が似ているので、巻物(scroll)から来ている。スクロールの種類としては、主に縦スクロール、横スクロール、8方向(全方位)スクロールに分かれ、スクロールの種類がそのままシューティングゲームの種類になっている。
- スコアパラメータ
-
点数・得点。
より多くのスコアを得ることを「スコアを稼ぐ」と表現することから、プレイヤーは金銭に近似した値と感じていることが分かる。参考「スコアスコアスコア」
- スコアアタック(score attack)
-
ハイスコアを狙うプレイ。稼ぎプレイ。
あるいはスコアを稼ぐことを主眼に置いたゲームモード。 - スコアネーム(score name)
-
ネームエントリーの際に入力するプレイヤー名。
入力時間や用意するフォントの制限から、アルファベット3文字+幾つかの記号、というのが定番。
ちなみに、私のスコアネームは「TNB」なので、ゲーセンで見かけたときは暖かい目で見て欲しい。 - スコアランキング(score ranking)
- スタート(start)[全般]
-
ゲームの開始時点での状態を表すために使う接頭語。
用例「スタート地点」「スタート時の間合い」「スタート時のHP」
- スタートボタン(start button)ハード
-
コンパネやコントローラのもつボタンの一つ。
ゲームを始める時に押す。家庭用ゲーム機では、ポーズを筆頭にムービーのスキップやメニューの表示に使われたりして、かなり開始の意味が薄れているボタンでもある。
実際、Wiiリモコン、PS4コントローラでは廃止されており、以降はクラシックコントローラなどを除き、廃止傾向にある。 - ストラテジー(strategy)[一般]
-
戦略的という意味だが、ゲームで使われる場合はウォーシミュレーション的要素があるものに付く接頭語。
極端な場合、ユニットの生産・配置要素があるだけでも、ストラテジジック○○とか言われる。
同様に戦術も安易に使われる傾向にある。 - スティックハード
- ステータスパラメータ
-
プレイヤーキャラクタを含むキャラクタに帰属する情報全般。
HP・MP・経験値をはじめ、各種能力値などのこと。
通常、アイテムは含まないが、金銭(ゴールド)は含む場合もある。また、キャラクタ名や称号や所持技能(魔法・スキル)なども含む。
狭義には、数値として表現されない、氷結・毒・眠りなどの状態を指す。 - ステータス異常バッドステータス
- ステルスゲーム(stealth game)アクション
-
敵から見つからないように隠れて進むことを中心としたゲーム。ステルスアクションとも。
忍者・スパイ(隠密)ものやホラーがステルスゲームに向いた素材と言える。
見つかると一発ゲームオーバーのものから、発見されても(敵を倒す事を含め)容易に逃げ果せるものまで、隠れることの重要性の幅は広い。隠れて行動することはスニーキング(sneaking)と呼ぶ。
また、アクションゲームの1ステージ(シーン)としてステルスゲームが採用される事も良くある。コナミメタルギア、アクワイア天誅、ユービーアイソフトスプリンターセルなど
- スーパー[全般]
-
すごいことを表すものとして「スペシャル」「EX」と共に、やたらと使われる。
特にスーパーファミコン用のゲームのタイトルとして猛威を振るった。用例「スーパーアーマー」、コンパイルスーパーぷよぷよ、カプコンスーパーパズルファイターⅡX
- スペシャル[全般]
-
すごいことを表すものとして「スーパー」「EX」と共に、やたらと使われる。
本当にすごいもので無いと興醒め。用例「スペシャルアイテム」「スペシャルストック」SNK餓狼伝説スペシャル
「ゆうきスペシャルって、ただのカンチョーじゃ…(彩京バトルクロード)」 - スポーン(spawn)[システム]
-
プレイヤーが(スタート時に)マップ上に出現すること。主にオンライン対戦ゲームで使われる用語。
元々は、(魚などが卵を)生み出すことを意味する、日本語だと「発生」が近い感じかと思う。
どちらかと言うと、再出現を表すリスポーンの方が多く使われる。 - 3Dシューティングシューティング
-
三次元空間で行う、シューティングゲームの総称。
画面の奥に向かって進むタイプのシューティングゲームが中心。感じとしてはレースゲームの画面でシューティングをすると考えれば分りやすいかもしれない。
3D空間で多くのゲームの弾はホーミング性能があり、ロックオン兵器も装備していることが多い。
セガスペースハリアーアフターバーナーⅡ、タイトースカイデストロイヤーナイトストライカー、アスキーゲイモスなど。自在に進む方向を変えられるものは、宇宙空間を舞台としたものが多い。
ナムコスターラスター、ビクター音産スターウォーズ
迷路状の空間を動くタイプは特にFPSと言う。ポリゴン3D時代となって、アーケードでは対戦型のものも多く現れている。ナムコサイバースレッド、セガバーチャロン、カプコンスポーン、バンダイ機動戦士ガンダム 連邦VSジオン
ちなみに3Dジャンプアクションは、コナミけっきょく南極大冒険夢大陸アドベンチャー、SCEIクラッシュバンディクーなどあまり多くない。
- スリップダメージ(DOT:damage over time)[システム]
-
時間(ターンも含む)によって継続して発生するダメージ。
バッドステータスの「毒」などによって発生する。トゲなどの床から受けるダメージとは別だが、砂漠や雪山など極端な気温下で受けるダメージを含む場合もある。
主にRPG特にファイナルファンタジーシリーズで使われる用語。
一応英語表記は slip dmage になるが、英語圏では damage over timeの略であるDoT の方が使われるし、使われるジャンルもFPSが多い。