能力値(ability)ステータス

 体力・筋力・素早さ・精神力など、キャラクタが持つ能力を表す値。アビリティとも言う。

バフデバフスキル

のけぞりノックバック

 キャラクタがダメージを食らった後の行動不能状態。
 ノックバックの一種だが、特に格闘ゲームで使われる用語。
 同じ行動不能状態の「ダウン」と違い、さらに攻撃を食らう可能性がある。
 連続して攻撃を食らうと連続技(コンボ)となる。ただし、のけぞり中の相手は投げられないのが普通。

やられパターン

ノーコン[一般]

 ノーコンティニューの略。
 一度もコンティニュー(継続プレイ)を行っていない状態。
 ノーコンで、ゲームをクリアすると、ノーコンクリアと言う。
 野球のノーコン(ノーコントロール)とは、一切関係ない。

ノックバック(knock back)[システム]

 アクションゲームでキャラクタが攻撃を食らった後の行動不能状態。ノックバックとは、(酒を)食らうとか、驚かすといった意味。
 多くは、キャラののけぞりモーションが発生し、攻撃方向から逆に移動する。

 ノックバックがないと、プレイヤーは飛び道具で攻撃されたことが理解できず、突然ダメージを食らった印象となる。
 また、動作(モーション)の速い近接攻撃の場合、ノックバックで距離が開かないと行動不能時間中に攻撃を連続して食らい、全ての体力を失うことになる。
 逆に行動不能状態時間が存在しないと、攻撃を当てたにもかかわらず(相手が行動不能にならないので)より強力な反撃を食らい、当て損になる場合がある。

 画面端では下がれないので、攻撃を出した側が下がることで距離を取る。
 見た目的には若干変だが、この挙動がないと一方的に攻撃を当て続ける状態が発生しゲームが崩壊する。

 ノックバックが発生しないか発生時間がほとんどない状態は、スーパーアーマーなどと呼ばれ強力なボーナスとなるが、無敵状態とは異なりダメージ自体は食らうため、前述のノックバックがない場合のように理不尽なダメージを受けたように感じてしまう。

 攻撃を食らった時のノックバックをヒットバック、ガードした際のノックバックをガードバックと呼んで区別する場合もある。

食らい投げ

ノベルゲームアドベンチャー

 サウンドノベルビジュアルノベル両方まとめて表したジャンル名。

昇り[格闘]

 ジャンプ上昇中のこと。
 昇り始めに前方に発生が早い攻撃判定のある技を出すと、回避の困難な中段攻撃となり、凶悪。

 有名なのは「すぐドリ」と言われるカプコンストリートファイターⅡのダルシムを始めとする、空中から斜下方向に移動する攻撃をもつキャラクターの昇り攻撃。ダルシムは、強力な下段攻撃であるスライディングも持っているので、憎さ倍増である。
 大抵は、次の作品でジャンプから攻撃発生までの時間を遅らせるという対処がなされる。
 ジャンプ弱キックも、お手軽中段攻撃になりやすい。特にバックジャンプで出すと反撃を受けずにダメージを与えることができるので、連発するとすごく嫌われる。カプコンストリートファイターZEROのローズの「逃げヒール」とか。
 セガバーチャファイターの昇りキックも発生の早い中段だが、跳んだ後がまるで無防備になるので、全くお手軽ではない。さらに、肘打(ひじうち)という性能のいい中段があるので、使う必要もない。

逃げ

用例「出鼻の昇り蹴りがCPUにバカ当たり(セガバーチャファイター)」

ノーミス[一般]

 一度もミスをしていない状態。
 ゲームにおけるミスは、自機を失うことやライフを失うことなので、正確には自機やライフを失うようなミスをしていない状態。
 ゲームによっては、この状態でステージをクリアするとボーナスが入るものがある。
 ノーミスでクリアすることを「ノーミスクリア」という。