ナウロー[一般]

 Now Loadingの略。転じて、読み込み時間や読み込みのことを指す。
 CD-ROMなどのメディアからデータを読み込む際、時間がかかるため、画面に「Now Loading」と表示されるのが一般的である。その時に表示される画面を「ナウロー画面」と言う。
 特に読み込み時間が長い場合は、動きのあるものが使われる。ナムコリッジレーサーのプレイステーション版のようにミニゲームが用意されていることもある。

用例「ネオジオCDのナウロー長過ぎ、Zほしー」

投げ(throw)[格闘]

 相手がガードしていてもダメージを与えることができる攻撃。
 固め投げなど、なにかとハメ論争のタネになる攻撃。と言って存在しないと「打撃<防御<投げ」の三すくみが崩れてしまい、ゲームが崩壊する。
 投げが無い対戦格闘ゲームもあるが、メジャーでは無い。

 多くのゲームでは、投げられそうになった時に特定の操作をして、投げを無効化する「投げ抜け(グラップディフェンス)」を採用することによって投げを弱くしている。
 それはいいのだが、特にカプコンのCPUに投げを仕掛けた場合に、高確率で「超反応投げ抜け」をするのは納得いかん。投げるまでのモーションは無いか非常に短いので、人間は反応では抜けることができず、先読み必須だからだ。
 他にも、ダメージ量の減少は勿論、コマンド成立から投げまでに時間がかかる、投げスカりポーズが付く、投げのコマンドで投げ以外の行動が発生しないようにする、起き上がり直後は投げられないなど条件を厳しくする、投げられた後に特定のコマンドでダメージを低く押さえることができる、など投げの弱体化は目を覆うばかりである。

食らい投げ移動投げ

用例「マリーが投げキャラじゃなくて脱げキャラになっちまったぁぁ(SNKリアルバウト餓狼伝説)」

投げ判定当たり判定

 格闘ゲームで主に使われる用語で、投げが発生する範囲の条件。
 投げられるかどうかを主に両者の距離で判定するため、「投げ間合い」とも言われる。
 投げ間合いが広いと、キャラクターが一瞬にして吸い寄せられるような現象が発生する。これを「吸い込む」と言う。

用例「やった、チュンリーに初代の頃の空中投げ間合が戻ってきたぜぇ(カプコンスーパーストリートファイターⅡ)」

謎解き

 ゲームクリアのための障害となる仕掛けのうち、頭を使うもの。
 クイズの類いから、ナゾナゾ、パズルなど頭を使う遊び全般がこう呼ばれる。
「カギを拾って扉を開ける」「隠れているアイテムを見つける」というレベルのものや、「敵の弱点を発見する」というものも含む。
 クイズパズルそのものを楽しむゲームは、そのゲームプレイをあえて謎解き、ということはない。

 謎が解けないと進行が止まる場合は、謎が簡単、ヒントが豊富、代替手段がある、などで進行を止めたままにしない工夫がなされる。
 初期のゲームは、謎が解けないとそこで手詰まりで先が遊べない、という厳しいルールのものが主流だった。

 アドベンチャーゲームに謎解きはつきものだが、レベルファイブレイトン教授シリーズは、特に謎解きを全面に出したゲーム。

リドル

斜スクロールシューティングシューティング

 クオータービューで、斜方向にスクロールするシューティングゲーム。
 多くは右上から左下にスクロールする。つまり自機は右上に進む。
 シューティングとしては、立体的な仕掛けが使えることが利点。
 弾の飛ぶ方向が分かりにくく、敵との位置を合わせにくいのが大きな欠点で、あまり作られているゲームは多く無い。

アタリザクソン、ナムコメイヘンメイズ、サミービューポイント、アトラスプリクラ大作戦など。

ナーフ(nerf)

 主に対戦ゲームで、あまりに使い勝手が良すぎる(強い)と判断されて、調整で弱体化されること。
 逆に強化調整がバフと言われたりすることもあり、ナーフのことをデバフと呼ぶこともある。

 NERF はハズブロ(日本販売はタカラトミー)のオモチャの銃の商品ブランド。
 つまり実銃の威力があったものがオモチャの銃になった、というような意味。

波連弾(wave bullets)連弾

 波状に撃ち出される弾幕。ウネウネとかスイングとか、色々な呼ばれ方をする。
 大きく、渦連弾の回転方向が一定周期で逆転する首振りタイプと、連弾の弾源が揺れるタイプに分かれる。

 基本的な対策は、直線の連弾の幅が広くなったものと捉え、射線上にのらないこと。

ナンバリングタイトル(numbering title)[一般]

 シリーズのタイトルに連番がついて、発売順となっているもの。和製英語。
 任天堂スーパーマリオブラザーズスーパーマリオブラザーズ2という感じ。
 続編が出て、かつ外伝・派生的なタイトルが出た場合に、シリーズの中心であることを示すために使われる。
 ナムコテイルズオブシリーズの場合は、タイトルに数字がつかないのでナンバリングタイトルと同じような意味でマザーシップタイトルと呼んだりする。

用例「不思議のダンジョン2で風来のシレン1なんだよな…(チュンソフト不思議のダンジョン2 風来のシレン)」
用例「ⅤかⅢかはっきりしてほしい(ウエストンワンダーボーイⅤ モンスターワールドⅢ)」