相殺(そうさい)システム

 お互いの行動が打ち消されること。
「そうさつ」と読むのは間違い、恥ずかしいので大いに気を付けよう。

 有名なのはコンパイルぷよぷよ通のおじゃまぷよ同士の相殺。
 また、格闘ゲームでは、互いの攻撃が当たった場合に、相打ちとならず相殺されるものもある。
 相殺は、タイミングが難しかったりリスクがあったりするとアツいシステムだが、タイミングを合わせるのが簡単でリスクも無かったりすると、ダメージを全然与えられない退屈なシステムになる。

ソーシャルゲーム(social game)

 SNS上の(ブラウザ)ゲーム。ソシャゲ。
 という比較的明快な定義はあるものの、その意味で使われていることはほとんどない。

 実用としては、携帯機器で動作する、ネットワーク接続により多人数が参加し、1プレイが短く、基本無料で課金要素があり、成長・コレクション要素の強い、エンディングのないゲーム、の全部あるいは幾つかが当てはまるゲーム、というふんわりとした意味で使われている。

ZyngaFarmVilleMafia Wars、グリー釣り★スタ、モバゲータウン怪盗ロワイヤル、コナミドラゴンコレクションなど。

用例「ソーシャルゲーム? あーパズドラみたいなの?(ガンホーパズル&ドラゴンズ)」
用例「そしゃげ、ってぐわんげの新作?(ケイブぐわんげ)」

ガチャリセマラ

ゾックシステム

 支配地域(ZOC(zone of control))のこと。
 主にウォーシミュレーションで使われる用語で、ユニットが周辺に及ぼす影響のこと。

 近接した敵には攻撃を仕掛けなければいけない(マストアタック)という攻撃制限のゾック。「強いゾック」とも言う。
 敵対ユニットに近接から、さらに近接のヘックスに移動できず、離れることしかできないという、移動の制限のゾック。「弱いゾック」とも言う。
 多くの敵対ユニットに囲まれると能力が落ちる、また友好ユニットに囲まれると能力が上がるという、能力に影響のあるゾック。
 索敵範囲(敵を見つけることができる範囲)。
 など、いろいろあるが、通常は近接しているユニットに影響を及ぼすもののみをゾックという。

 一応注意しておくと、アニメ機動戦士ガンダムに出てくる水陸両用モビルスーツのことでは無い。

速弾シュー(fast bullet shooter)シューティング

 東亜プランと彩京に代表される、敵弾が速い傾向のあるシューティングゲーム。
 敵弾が視認が困難なほどの高速で飛来するが、パターンが決まっていて撃つ前に予備動作があるとか、正確な自機狙い弾なので動いていれば当たらないとかで、結構避けられる。
 しかし、一見さんお断りな雰囲気を醸し出しているのは否定できない。

 さらに、2周目の弾速は完全に殺す気なので、知ってても避けられない凶悪さがある。

 言葉自体は、弾が高速化してきたシューティングジャンルのカウンターとして産まれた弾幕シューが一般化した後に、それと区別するために付いたようだ。

用例「速弾シューには、真尾まお能力標準装備で良いと思うよ(ビデオシステムソニックウィングス)」

弾幕シュー、高速弾、低速弾

その場復活システム

 残機制で、ミスとなった場所から、ゲームが続行されるシステム。

戻り復活

ソロプレイ(solo play)[一般]

 一人で遊ぶこと。
 コンピュータゲームは基本的に一人で遊ぶので、大抵は協力プレイができるゲームで一人で遊ぶ場合を指す。
 練習用、あるいはストーリー提供用として、協力・対戦ゲームの別モードとして用意されることもある。
 TRPGの練習としてゲームブック形式のシナリオが提供されることがあり、それをソロプレイシナリオと言ったりする。

PvECo-op