- TAS(Tool-Assisted Speedrun)[一般]
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(エミュレータ上で動く)ゲームに対して、マクロなどの自動化ツールを利用して(人間の操作では事実上不可能な)、ゲーム開始からクリアまでの最速を競うプレイスタイル。 
 人間の操作であるRTAに比べるとある種なんでもアリだが、プログラムに直接手を加えずコントローラからの入力と同等な条件で行うため、その意味では公正であり競技性が高い。
 プレイヤーキャラが人間のプレイでは考えられない超人的な動きをすることが面白く、プレイ動画としても人気のあるジャンル。
- 低速弾(slow bullet)敵弾
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主にシューティングゲームの敵弾のうち、自機の移動速度より遅い弾。 遅いんだから避けやすくて脅威にならないように思えるが、極端に遅いといつまでも画面に残って危険。 
 速い弾の群れの中にまぎれていたりすると、通過したと思って突っ込むとまだ残っていた、なんてことがありがち。
 また、それ自体には当たらなくても移動範囲が制限されるため、弾避けの難易度が上昇する。
- ディフェンスゲーム(defense game)リアルタイムストラテジー
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マップにユニットを配置し、攻め込んでくる敵を迎撃するタイプのゲーム。「タワーディフェンス」とも呼ばれる。 
 迎撃シーンでは基本的に操作できず、ユニット毎に設定された範囲と威力と連射速度を持った武器で近づく敵を自動的に攻撃する。
- TPS(third-person shooter)3Dシューティング
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3Dシューティングの一種で、後方視点(ビハインドビュー)での射撃を中心にしたゲーム。 キャラが画面に表示されるので「後ろから刺されている事に気づかずに死ぬ」ということが起きないし、格闘や足下の状況が分かりやすい。 
 逆に、プレイヤーキャラを作るコストがかかるのが欠点。
 FPS(first-person shooter)に比べ、銃で標的に狙いを付けにくい。リアル頭身のキャラだと上半身だけが表示される事が多く、ロボットや頭身の低いキャラは全身が表示される事が多い。 
 主に必要とされるリアリティの度合いで、どのくらいキャラにカメラが寄るかの違いは出るようだ。フロム・ソフトウェアアーマードコア、カプコンバイオハザード4、セガボーダーブレイクなど。 
- デカキャラ[一般]
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通常のプレイヤーキャラ(例えば16×16ドット)に対して、だいたい3倍程度以上大きなキャラ(48×48)に対して使われる主に1980年代後半に使われた言葉。 
 ナムコゼビウスのボスキャラが初期の有名などころだが、デカキャラという言葉を宣伝文句として使ったのはザナドゥ・ シナリオⅡあたり。
 ジャレコ(アトラス)バイオ戦士DANのように、デカキャラと称してやることは押し相撲という詐欺的手法まで使われるようになる程、一世を風靡した。ハードウェア能力の向上によりキャラクタサイズの制限が少なくなり、アイレムR-TYPEの巨大戦艦や、カプコンストリートファイターⅡの大きなプレイヤーキャラあたりでデカキャラという言葉の流行にトドメを打った印象。 
- 敵(enemy)[一般]
- プレイヤーキャラクターに攻撃を仕掛けて、妨害するもの一般。 
 開発現場では、特にゲームプログラム上の敵をエネミーと呼ぶことが多いようだ。敵キャラとも。- ジャンルなどにより多少意味に揺れはあるが、おおまかに以下のものに別れる。 
 ザコ 一番多く出現する敵。
 中ボス ザコよりも少し強い敵。面の途中に出る。
 ボス 面の最後に出る。倒すとその面をクリア
 ラスボス ゲームの最後に出る。倒すとゲームクリア。
- デッキ(deck)システム
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複数のカード(かそれに類するもの)を特定のルール(枚数など)に従って組み合わせたもの。 
 トレーディングカードゲームから一般化した用語。
- 敵弾(enemy's bullet)[一般]
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主にシューティングゲームで敵の出す弾。 
 自機の出すのを「ショット」、敵の出す方を「弾」と言って区別する傾向がある。どの角度に飛ばしても形が一定であり背景に埋もれないということから、中心が白い円で表現されるのが最も多い。 
 その他の形状として、針弾と呼ばれる両端の尖った細い棒状のものや、楔形や弾丸形、この辺りは静止画で見ても進む方向がわかりやすいため敵弾が比較的少ないゲームでも軌道が予想しやすい。
 他にも楕円が回転するもの、半月形など様々なものがある。
 敵弾はむしろ敵本体より見つめるものであるため、特定のボス専用の形状の弾が用意されると、かなり印象的だ。用例「久しぶりにプレイすると、ポップコーン弾と思ってパワーアップ避けちゃわない?(タイトーメタルブラック)」 「こっちのライフほどの敵弾っぽさはないよ(タイトーエクスターミネーション)」 
- でぎわ[格闘]
- 技を出し手から攻撃判定が出現するまでの間。でかかり、ともいう。 
 この時に攻撃を食らうと、多くのゲームではカウンターとなり、通常より多くのダメージを受ける。
- デジタルコミックアドベンチャー
- 画像・動画中心のアドベンチャーゲーム。 
 まともに作ると大量の画像が必要になるので、マトモなものは多くない。多くは読み手のアドリブの無い紙芝居。
 漫画・アニメ絵でないと、インタラクティブムービーと呼ばれる傾向がある。- 画像比率が高いとデジタルコミック、文章比率が高いとビジュアルノベルと分類される感じだが境界線は曖昧。 
 デジタルコミック作品自体減って、ビジュアルノベルに吸収された感もある。
 さらに、電子書籍化された漫画に対して使われることもあり、2000年代の時点で絶滅っぽい言葉でもある。- ハドソンコブラⅡ-伝説の男-、ゲームアーツゆみみみっくす、だいなあいらん 
- デバフ(debuff)
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アイテムや呪文などで、攻撃力などの能力値を一時的に弱体化させること。 
 毒などのバッドステータスを与えるものもデバフに含む場合もある。
 主に、ファンタジー系オンラインゲーム(MO・MMO)で使われる用語。
- テーブル筐体筐体
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ディスプレイを水平に設置し、座ってプレイするタイプの筐体。インストラクションカードの上にはコーヒーがよく似合う。 
 タイトースペースインベーダーにより爆発的に普及し、一時はこの筐体がすべての喫茶店に存在するほどの勢いだった。
 タイトーにはテーブルタイプ筐体、略してTT筐体というハードがあり、TTの名を冠したゲームもTTスピードレースTTマージャンなどがある。
 ゲームの筐体として使えなくなっても、単なるテーブルとして使えることから、意外な場所で観葉植物置き場になっているなどして残存していたりする。
- テーブルトークRPGジャンル
- コンピュータ相手ではなく、対面で人と人との会話を中心としサイコロを振るなどして行動を決定していくゲーム。 
 紙と鉛筆を使うことからpen-and-paper RPGと言われたりもする。- テーブルトークRPGはコンピュータRPGと区別するために作られた和製英語。ボード版RPGと呼ばれていたこともあるが、必ずしもボードを使うものでもなく誤解を生みやすいのでテーブルトークRPGという用語が開発された。 
 米国ではどちらかというとコンピュータRPGの方をCRPGと表現する。コンピュータを使わないRPGをあえて表す場合、Tabletop RPGなどと表記されるが、TRPGの略称だとTactical RPGだと思われがち。- 映画E.T.の劇中にちらっとTSRダンジョンズ&ドラゴンズが登場したのが、日本で広まる切っ掛けの一つ。 
 そのダンジョンズ&ドラゴンズのゲームシステムを利用した雑誌での(TRPGプレイの様子を書いた)リプレイの連載ロードス島戦記が決定打となり、日本でも定着した。
 ただし、米国でRPGと言えばこちらの方であり、日本でRPGと言えばコンピュータのそれになることが象徴的なように、定着後の広がりはもう一つ。
 日本ではリプレイで広まったこともあり、ゲームそのものよりもリプレイの書籍化、さらに小説化、あるいは動画によるリプレイの方が、馴染みがある人が多いかもしれない。- 現在はコンピュータネットワークを介してTRPGをプレイすることもあるし、コンピュータがルール判定の補助をすることも珍しくなく、CRPGとの境界が薄れつつある。 
- テレビゲーム[一般]
- コンピュータとディスプレイを使って行うゲーム。 
 パソコンのゲームは含まれず、アーケードあるいはコンシューマの据え置き型のみを指す雰囲気はある。
 2014年現在は滅びつつある言い回し。