- ペイトゥウィン(pay to win)[一般]
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現実のお金を払っての追加購入(いわゆる課金)による強化が、対戦の勝利に大きく貢献するバランスであること。
pay to win は P2W と略されることが多い。ちなみにお金をかけなくても勝てるのは free to win (F2W)だが、勝利に必要なのは金を払わないことではなくゲームの腕なので意味的には弱く、P2W と対比する場合以外で使われるのはあまり見ない。
- ヘクス(hex)[戦争]
ウォーシミュレーションのコマを置く六角形のマス。ヘクス(またはヘックス)とは六角形のこと。
平面に、なるだけ角数の多い正多角形を敷き詰めようと考えると、六角形が最多のものとなる。
マスを移動する際に、移動したコマの数と実際の移動距離が比例関係になるようにするためである。
以下は、中心から3コマ移動した地点を示している。当然、同じ距離を移動したのであるから、円に近い方がシミュレートとして正しい。四角(スクエア)は移動後の形も四角なことが分かると思う。
ヘクス スクエアで4方向移動
(十字方向に移動)スクエアで8方向移動
(斜移動も可能)四角ヘクス ところが、最近のコンピュータゲームは四角形のコマが使われることが多く、慣習から四角のマスもヘクスと呼ばれる。
光栄なんかは「四角ヘクス」という妙ちくりんな言葉まで発明している。これは、四角形を交互にずらしたもので、四角のパターンが使えるためグラフィックの扱いが楽である上に、それなりに距離もシミュレートとしてのリアリティを持つと言う折衷的な手法。もちろん、横にずらしてもいい。
- ヘビーユーザ(heavy user)[一般]
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どっぷりゲームにハマっているユーザ。「コアユーザ(core user)」とも言う。
少々の流行に関係なく必ずゲームをする層であるから、このユーザーをがっちりつかむことが、ゲーム専用機のハードウェアメーカーの第一命題。ケータイ用を中心としたソーシャルゲーム(SNSと連携したゲーム)にどっぷりはまっている層は、ソーシャルゲーム自体はライトなゲームが多いため、ヘビーユーザという語感と多少ズレがある。
もちろん、ヘビーユーザを掴む事が大事なのはソーシャルゲームでも同じだが、その方法論はゲーム専用機とはかなり異なり、パチンコなどのギャンプル業界の方法論に近い部分も大きく、またメールなどのコミュニケーションツールに近い部分も大きい。 - ヘルスパラメータ
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体力や健康度を表す数値。
日本では性的な風俗業を連想させるため、主に海外のゲームで使われる。
- ベルトスクロール(belt scroll)[システム]
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横スクロールの一種だが、ベルトコンベアのように地面が流れていくことからこう呼ばれる。
操作としては、上下左右に移動できる+ジャンプもできるという、サイドビューとトップビューの折衷的な視点である。
ベルスクと略されることもある。主に、ファイナルファイト型で使われる。
参考サイドビュー考察
- 編隊(formation)敵(エネミー)
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特にシューティングゲームで、数体のザコ敵がまとまって出現するもの。
全部を破壊すると、編隊撃破ボーナスが出たり、アイテムが出現したりすることもある。
編隊のうち隊長機(大抵赤い)がアイテムを持っているパターンもある。ナムコギャラガの編隊が有名。