幼年漫画ジャンル

 子供向け漫画。
 コマ割りは単純で、1ページ8コマ程度で変形ゴマは無し、というフォーマットが一般的。
 フルショットを基本とした、絵本に近い形式と言える。

ヨダレ表情
コテコテですな

 口の端から垂れる唾液。気が抜けていることを示す。
 また美味しそうなものを目にして興奮している場合に使われ、転じて物欲しそうなこと全般に使われる。この場合、犬のように「ハッハッ」といった擬音、さらには「待て」のポーズと併用されることも多い。なお「ハァハァ」だと性的な興奮のニュアンスとなる。
 漫画の場合は、口の輪郭自体が垂れることも多い。
 ハナチョウチンZzzを組み合わせれば、漫画の寝ている表現の定番となる。 

波口

読み切り

 雑誌に掲載される場合に、次の号に続かない1回きりの作品。
 基本は短編だが、大量にページが取られる中編のこともある。

連載

4コマ漫画ジャンル

 4コマで終わる漫画。多くはギャグ・コメディで、多くは4つのコマが縦に列び、その上にタイトルが入る。
 ページにつき2本が印刷され、コマ割りは常に一定であるのが基本。
 4コマで完結せず、何本も使って話が終わる場合もある。

 長らく新聞の片隅に「○○くん」といった人物名タイトルで乗るものと相場が決まっていて、長谷川町子「サザエさん」がその代表。
 いしいひさいちがんばれタブチくん以降、4コマの流れが変わり、雑誌に4コマが載るようになり、果ては4コマ専門誌まで登場することになった。
 また、あずまきよひこあずまんが大王が、萌え4コマと呼ばれるジャンルの起爆剤となった。