シェイク(shake)操作

 入力装置を振る操作。
 iOSではアンドゥ機能が割り当てられている。

シグニファイア(signifier)

 ユーザを導く知覚可能なサイン(sign)のこと。
 ものの形が機能を表すこと。持てそう・押せそう・回せそうというような「○○できそう」なこと。利用方法のそれっぽさ。

 図像に限らず、部品の形やレイアウト、色、音、触感など、様々なものがシグニファイアとして働く。
 例えば、家庭用プロパンガスには玉ねぎの腐ったような臭気が加えられているが、これもシグニファイアの一種である。
 人は細かなもの意外なものも知覚するので、想定外の箇所が「不適切な」シグニファイアとして働くことも、ままある。

 道具がシグニファイアを備えることにより、利用方法の説明が必要なくなる。
 例えば色々なUI部品に付いているノッチは、ドラッグできそうなことのシグニファイアだ。

 アフォーダンスという言葉の意味が混乱しているので、デザインの世界で使われるアフォーダンスの意味を再定義した言葉。

アイコンクラスタリングテクスチャ

メタファ、シズル

シークバー(seek bar)プログレスバー | スライダ

 音声や動画の再生時に表示される、現在位置を表示あるいは指定する部品。
 ネットワーク上のデータを再生している場合には、ダウンロード状況のプログレスバーがさらに組み合わさっている場合も多い。

 スライダのことを指す場合もあるが、本サイトでは両者を区別し、シークバーは再生データの時間軸を示す物に限る。

シーケンスマップ(sequence map)インジケータ | ナビゲーション

 現在地を示す部品。
 シーケンスといっても、完全に直線的(シーケンシャル)なものだけ使われるものではない。
 また、現在地以外の場所を選択することで移動ができるナビゲーションを兼ねていることが多い。

 例えば本の章により現在地を示す場合などがシーケンスマップ。
 注釈付きスクロールバーもシーケンスマップの一種と言える。
 このページの五十音も現在地を示すシーケンスマップの一種。「し」がリンクされていないことで「し」で始まる用語のページであることが分かる。

 他にも、シーケンスマップの一種として、次のようなものがある。

  1. カルーセルによくある、…が(だいたい下に)並んでいて現在のページの丸(ドット)が明るい(塗りつぶされている、大きい、色が違う)のもの。
  2. ページャの下に並ぶページ番号。
  3. ショッピングサイトのようなウィザード形式で「注文内容・発送先・支払い方法・確認・完了」みたいな進行度を示す。

 1.2.のような、ページ切り替えのためのシーケンスマップを、特にページコントロールと言ったりもする。

シート(sheet)

 Mac(OS X)で採用された、モーダルダイアログの表示方式の一つ。
 モーダルな場合は親ウィンドウと分ち難い関係がある。しかし従来のダイアログは独立したウィンドウとして表示されていて、視覚的な一体感はなくユーザに理解しづらい部分があった。
 その欠点を解消するため、親ウィンドウのタイトルバーの下に固定されて表示されるようにしたのがシートダイアログ。通常は単にシートと呼ばれる。

ダイアログ

視認性(visibility)ユーザビリティ

 見やすさのこと。
 五感のうち視覚がユーザビリティの基本の一つとして存在するのは、視覚の影響の高さを示している。

クラスタリング、レイアウト

シフトキー(shift key)修飾キー

 文字キーと同時に押し、アルファベットの大文字・小文字の入れ替えや、別種の記号を入力するためのキー

 ショートカットキーとしては、sft+cmd+○は、cmd+○がすでに使われていた場合の代替として使われるのだが、cmd+○の機能の逆機能として働くことが多い。
 例えば、cmd+Zだとアンドゥだが、sft+cmd+Zだとリドゥとなる。

 Macのショートカットキーの表記ではが使われる。

 本サイトではsftという略称表記をする。

キャップスロック

シフトキー - Wikipedia

CUI(Charactor based User Interface)ユーザインタフェース

 キーボードからコマンド文字列を打ち込むことにより制御するタイプのユーザインタフェース。
 GUIに対して作られた言葉。

コマンドラインインタフェース(CLI:Command Line Interface)

GUI(Graphcal User Interface)ユーザインタフェース

 グラフィカルに表現された操作系のこと。じーゆーあい、「ぐい」と呼ばれることもある。

WIMP

修飾キー(modifier key)キー

 他のキーと組み合わせることで意味を持ち、それ自体では基本的に何の動作もしないキー。
 Mac系・UNIX系・Windows系でそれぞれ位置や種類・使い方が異なる。
 主にショートカットキーに利用される。

コントロールキーコマンドキーシフトキーオプションキーオルトキー、オルタネートグラフィックキー 、メタキー、グラフキー、Windowsキー、Fnキー

モディファイアキー、補助キー、併用キー

修飾キー - Wikipedia

出力装置(output device)

 コンピュータからユーザに向かってデータを送る装置。

ディスプレイ、タッチバネル、スピーカ、振動装置、ランプ、プリンタ、各種ドライブ

入力装置

状態キー(mode key)キー

 入力モードを切り替えるキー。
 押すとモードが切り替わる。トグルで切り替わる場合が多い。
 トグル動作のモードキーは隠れたモードを持つので、初心者が「パソコンが壊れた」と言ってくる率の高い、分かりづらさトップレベルのキーである。

キャップスロックキー、ナムロックキー、かなキー、英数キー、半角/全角キー、カタカナ/ひらがなキー、インサートキー

昇順(ascending order)ソート

 小さいもの順のソート方法。
 具体的には「012345」「ABCDEF」「あいうえお」の順。日付時刻は古い順。

降順

ショートカットキー(shortcut key)

 キーボードにより機能を呼び出すためのキーの組み合わせ。
 GUIでの操作が冗長になりがちなのを救済するために発明された。
 またショートカットキーを使う操作をキーボードショートカットと呼ぶ。
 基本的には、修飾キー文字キーの組み合わせ。

 Windowsのアクセスキー操作は、マウスの操作をキーボードに置き換えたものであり、道筋が短絡しているわけではないので「ショートカット」とは言い難いが、一応ショートカットキーの一種である。

ダイヤモンドカーソル

キーボードアクセラレータ(keyboard accelerator)、ホットキー(hot key)、コンビネーションキー(combination key)

ショートカットキー - Wikipedia

シングルクリック(single click)マウス操作

 マウスのボタンを1回押して放すこと。単にクリックという場合はの多くはシングルクリックを指す。

 マウスに複数のボタンがあるマルチボタンマウスの場合は、メインボタンを押した時のみをシングルクリックと称する場合が多い。
 ソフトウェア的には以下の手順を通った時にクリックと見なされる。

  1. ヒットエリア内にポインタ(のホットポイント)がある状態で、ボタンが押し下げられる。マウスダウン
  2. ヒットエリア内にポインタがある状態で、ボタンが放される。マウスアップ
  3. しばらくして、ポインタが移動しない状態で、ボタンが押し下げられていない。

 機械式ボタンの場合は、ボタンは押し下げられた時点で決定と見なされるが、ソフトウェアボタンの場合は押した後ドラッグしてボタンの外へポインタを移動させボタンを放すと決定とならないことが多い。
 これはクリック操作の、キャンセルの方法に幅を持たせる工夫であり、ロングタッチ、1.5クリック、ダブルクリック操作を受け付けるためでもある。
 ただし即応性は落ちるので、即応性が必要な場合に押し下げた時点で判定される。