- マウス(mouse)ポインティングデバイス
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代表的なPC用箱型ポインティングデバイス。卓上を滑らせてその移動によりポインタを動かす。
最低1つのボタンがついている他、スクロールホイールやタッチパネルなどが付属するものもある。 - マウスアップ(mouse up)マウス操作 | マウスイベント
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マウスボタンを放した瞬間。
つまりボタンを押している状態から、ボタンを離している状態へ切り替わった時。クリックとほぼ同じだが、ダブルクリックなどの操作も受け付ける場合、必ずしもマウスアップ時にクリックと判定される訳ではない。
- マウスイベント(mouse event)イベント
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マウス操作の際に発生するイベント。
- マウスオーバー(mouse over)マウス操作 | マウスイベント
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UI部品の上にポインタを重ねること。特に、部品にポインタが移動してきた瞬間を指す。
重ねる操作はポイントと呼んで区別される事もある。マウスによる操作はクリックにより発生するものと思いがちだが、メニューを開くなどの可逆的な操作は、マウスオーバーにより発生することも少なくない。
タッチパネル操作の場合このイベントは発生しない(ものがほとんど2015年現在)ので、同じウェブサイトでもマウス操作の場合と挙動に違いが見られる。マウスウィズイン、ホバー、ロールオーバー
- マウスジェスチャ(mouse gesture)マウス操作
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下から上に動かす、S字型に動かすなど、マウスの軌跡の形状によって機能を呼び出す操作。格闘ゲームのコマンド入力のマウス版といえる。
広義には右を押しながら左ボタンを押すなどのような、クリック、ダブルクリック、ドラッグなどの標準操作以外の操作全般を指す。
誤動作を回避するため(キーボードのキーを含めた)ボタンを押しながらの操作をジェスチャとして認識する方法が一般的。
タッチパネルではジェスチャによる操作が基本なので特にジェスチャとは呼ばない。 - マウス操作(mouse operation)操作
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マウスを使ったユーザの入力操作。
- マウスダウン(mouse down)マウス操作 | マウスイベント
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マウスボタンを押した瞬間。
つまりボタンを離している状態から、ボタンを押している状態へ切り替わった時。即時性が必要な操作で使われる。
クリックと同じことを指すように思われるが、クリックはここでは発生しない。 - マウスリーブ(mouse leave)マウス操作 | マウスイベント
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UI部品の上にポインタをが重なっている状態から、外れた瞬間を指す。
マウスウィズアウト(mouse without)
- マーカー(marker)インジケータ
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位置を示すための画像。
- マジックナンバー(magic number)
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人が一度に認識できる事物の最大数。
従来は七人の侍に代表とされるように7がマジックナンバーとして理解されてきたが、実際は7はマジックナンバーとしては多すぎで、人はそこまで一度に理解できない。
つまり「ひとつ、ふたつ、みっつ、…たぁーっくさんっ!」なのだ。ユーザインタフェース設計の際のマジックナンバーとしては4までを意識した方が良い。例えば、メニューのセパレータは、以前は7を目安として区切られていたが、4を目安とするように変化している。
メニューを調べて、4を越える項目がセパレータや階層で区切られていない場合、そのアプリケーションのユーザビリティは全体に良くないことが予想できる。
マジックナンバーは一度に把握できる数であって、最終的に把握できる数ではない、マジックナンバーを越えたらメニューのように「区切れば良い」だけだし、「区切らないと分かりづらい」のでもある。この用語辞書の上下には五十音表がある。全体としてはマジックナンバーを遥かに越えているが、行毎に区切られているので理解しやすい。
しかし行の数は10あり、過剰である。気の利いた五十音表なら3・4・3ぐらいで隙間を入れて分かりやすくしてあるのを見たことがあるかと思う。
ただし、五十音表は日本人にとっては既に「訓練されて頭に入っている」ので、少々過剰でも問題は少ない。なお、この用語辞書は幾つかの項目毎に区切り線を入れた方が読みやすいと思うが、「面倒くさい」のでやっていない。ご了承願いたい。
- マージン(margin)ボックスモデル
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ボックスの外側の他のボックスとの「間隔」の部分。
- マルチウィンドウ(multi window)
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複数のウィンドウによって構成されるユーザインタフェース。
オーバーラップウィンドウによって実現されるのが一般的。 - マルチタッチ(multi touch)
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主にタッチパネルの操作で、複数箇所の接触を同時に認識できる機能。