- オートコンプリート(auto complete)
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入力された文字からその後の文字を予測して選択肢を示すインタフェース。自動補完とも。
定型的な入力の多い履歴から検索したり、プログラミングなどの入力される文字列が限定されている場合に高い効果がある。日本語変換プログラムの予測変換もオートコンプリートの一種とみなせる。
- オートスクロール(auto scroll)
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垂直・水平方向に固定されない、全方向へのスクロールを可能にする操作。
Windowsだと中央ボタン(多くはスクロールホイールでもある)を押して出現したアンカーポイントからマウスポインタまでの距離と向きでスクロールする。
スクロールホイール部分にトラックボールや、トラックポイントの用に2次元的な入力が可能な装置が付いている場合、基本的にオートスクロール可能。ユニバーサルスクロール(universal scroll)、パン機能(panning)
- オブジェクト指向(object oriented)
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物事の分析をオブジェクトという単位で考えるやりかた。オブジェクトはそれ自体の性質や扱われ方を知っているとする。
ざっくりとした捉え方では、ユーザインタフェース的には操作するものとされるものが位置的に近いとオブジェクト指向的と言える。
コンテクストメニューはオブジェクト指向的ユーザインタフェースの代表的なもの。 - オプションキー(option key)修飾キー
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Macのキーボードに備わっているキー。
メニューの表記は⌥で、キートップに書かれているキーボードもある。これは回路のスイッチを意味しているらしい。
このキーを押しながら文字キーを押すと記号が入力できるが、意外に知られていない。実際にはほとんどショートカットキーのバリエーションを増やすために使われる。
cmd+opt+○は、cmd+○がすでに使われていた場合の代替として使われるほか、cmd+○の機能の拡張版として働くことも多い。
例えば、cmd+Wだとウインドウを閉じるが、cmd+opt+Wだと全てのウインドウを閉じる。Windowsにはこのキーはなく、オルトキーがほぼ同じ意味を持っている。
ただし、特殊記号を出力する機能はない。本サイトではoptという略称表記をする。
- オーバーラップ(overlap)
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UI部品が奥と手前に重なること。主に、ウィンドウについて使われる用語。
部品を重ねる事で画面の面積を有効に活用でき、視覚上は紙や板のメタファとなるため操作も自然に行える。
実装に手間とマシンパワーが必要なのが問題点だったが、パソコンのOS上では専用のAPIが用意されており、マシンパワーも十分あるため、これらの問題点は解決されている。
ユーザの利用上の問題点は、特にウィンドウの点数が増えてくると切り換えが難しくなる事。そのためメニューのウィンドウ一覧から選択するなど、「手前のウィンドウをずらして奥のウィンドウをクリック」以外の切り換え方法が用意されている。なお、手前のウインドウ以外の明度を落とす手法を、ライトボックスウインドウと呼び、スマートフォンでは多用される。
その際、クローズボックスだけでなく、背景の明度が落ちた部分をタップしてもウィンドウを閉じれるのが定番。アクティブウィンドウ、インアクティブウィンドウ、オーバーラップウィンドウ
オーバーレイ(ovelay)
- オルトキー(alt key)修飾キー
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Windowsのキーボードに備わっているキー。
主にショートカットキーのバリエーションを増やすために使われる。
また、アクセスキーの開始キーとしても働く。オルトキーの一番大事な機能はctr+alt+deleteのショートカットキーを提供することにある。
これは強制終了・再起動の機能を持ち、アプリケーションが動作しなくなった際にとりあえず押すことになる。
この操作は、スタートレックのバルカン人の能力になぞらえバルカンナーブピンチ(vulcan nerve pinch:バルカン式神経つまみ)と呼ばれる。Macにはこのキーはなくオプションキーがほぼ同じ意味を持っていて、一部のキーボードにはoptionとともにaltが書かれている。
ただし、アクセスキーの開始キーとしては使用できない。
ちなみに、Macのバルカンナーブピンチはcmd+opt+escである。本サイトではaltという略称表記をする。
オルタネイトキー(alternate key)
- オンスクリーン(on screen)
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画面外にある(あった)ものを画面上で再現した際に付く接頭語。
オンスクリーンヘルプ、オンスクリーンキーボード(ソフトウェアキーボード・仮想キーボード)