- 警告ダイアログ(alert box)ダイアログ
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ユーザに注意を促すダイアログウィンドウ。アラートボックスなどとも呼ばれる。
多くは情報(informational) < 注意(warning) < 致命的(critical)の3段階があり、それぞれ警告の度合いやボタンの状態などが異なる。
エラー(error)ダイアログは警告ダイアログに含まれる場合と別と考えられる場合がある。本サイトでは別のダイアログとして分類する。
情報の類似として通知(notice,note)、注意の類似として警告(alert,caution)、致命的の類似で停止(stop)がある。情報は白いフキダシに青でi、注意は黄色い三角に黒で!、致命的は赤い丸のアイコンが比較的イメージとして共有されている。
ただし、赤い丸の中は × - \ などのパターンがあり、確立しているとは言い難い。Webユーザビリティの権威であるJakob Nielsen博士のAlertboxは、このUI部品をタイトルに冠したサイト。
ビープ音、モーダルウィンドウ
- ゲージ(gauge)UI部品
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数値を数字ではなく絵で表す部品。物差し。
全体の形は四角、あるいは円。値はグラフのように領域の色を変えたり、マーカーを配置したりする。 - 形態素解析(morphological analysis)
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文章を言語の最小構成要素(形態素)に分解し、それにより文章解析を行なうこと。
日本語入力プログラムの多くは形態素を辞書として利用している。
検索のためのインデックス(索引)を作る際にも用いられる。 - 検索(search)機能
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主として文字列を入力し、それに合致する文字列のある箇所を抜き出す機能。
テキストエディタでは検索した文字列を置き換える「置換」機能とセットとなった検索ダイアログが使われることが多い。
セレクタ(選択のためのユーザインタフェース)に組み込まれて使われることも多い。
検索機能はルーペアイコンで表される。双眼鏡・懐中電灯というパターンもあったが2015年現在、ほとんど滅びている。2016年現在は画像による画像検索がオンライン検索では珍しくなくなってきている。
音声による音声検索(鼻歌で楽曲を検索する)は、まだ一般化していないが、一部では見かける。
とはいえ、文字検索が検索の中心であることに変わりはない。 - 検索ダイアログ(search dialog)ダイアログ
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検索に必要な情報を入力するためのダイアログで、通常「置換」機能とセットとなっている。
オプションとして、大文字小文字の区別、正規表現の有無、検索範囲、改行や空白文字を無視するか、などが用意される。
モードレスのダイアログの方が検索・置換文字列を本文から簡単にコピーできるなど圧倒的に使いやすいが、モーダルのものもわりと存在する。 - 検索フィールド(search field)入力フィールド
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検索を行うための文字列を入力するフィールド。
ルーペアイコンがフィールド内、あるいは検索ボタンに描かれることが多い。アドレスバーは、検索フィールドと兼用されることが多い。
サーチフィールド、サーチボックス、検索窓