- 降順(descending order)ソート
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大きいもの順のソート方法。
具体的には「543210」「FEDCBA」「おえういあ」の順。日付時刻は新しい順。逆順
- コーチマーク(coach mark)マーカー
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最初の操作時やヘルプで、操作の指示を出す矢印や丸。
以前のMacでは充実したヘルプ用コーチマークが用意されていた。ユーザ的には非常に便利だったが、仕様変更毎の実装の難度が高く、あまり普及せず廃止された。
逆に、スマホアプリのチュートリアルやヘルプでは、ついてない方が珍しいぐらいに普及している。 - ゴミ箱(trash can)アイコン
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ファイルを完全に削除する前に、一時保管しておく特殊なフォルダ。
Macで採用され、セサミストリートでクッキーモンスターが住んでいることでもお馴染みの、金属のゴミ箱(trash can)のイメージで描かれた。
以前のMacのものをtrash can、Windowsのものはrecycle bin、OS Xのものは trash boxと呼び分けたり…する人はあまりいないと思うが、見た目の違いがある。Appleの訴訟を避けてWindowsが名前も絵もちょっと違う感じにした、という話。
ディスクメディアを取り出すのに、アイコンをゴミ箱に捨てるというインタフェースは、よくMac批判の俎上に上がる。メモリや画面サイズに余裕がなくてとりあえず決めた仕様を引きずっている、というのが実情で、Appleもあれがベストだとは思っていなさそう。とか言っているうちに、ディスクメディア自体が滅びてうやむやになりそう。 -
データの削除のアイコンとしても使われ、その際はtrash canタイプのアイコンが使われるのが一般的。
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- コマンドキー(command key)修飾キー
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Macのキーボードに備わっているキーボードショートカットのためのキー。
キートップの表記は⌘だが、以前はアップルマークとともに印刷されていたので、アップルキーとも呼ばれる。
通常spaceキーの左に配置されており、親指で押す。Windowsにはこのキーはなく、コントロールキーがほぼ同じ意味を持っている。
本サイトではcmdという略称表記をする。
- コンテクストメニュー(context menu)メニュー
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ポインタのあるその場で開くメニュー。副ボタンクリックなどの操作で表示され、クリック時ポインタの下にある部品に応じたメニュー内容となる。
Windowsではショートカットメニューと呼ばれるが俗にいう右クリックメニュー(略して右クリ)の方が圧倒的に一般的。
ただし、設定によって左右の機能は変更できるので、右クリックメニューという呼び方に正確さはない。
また、ポップアップメニューと呼ぶ環境もある。コンテクストとは文脈のことで、ポインタのある位置という文脈により、その後の選択肢が決まるということを示している。
モードの一種ではあるが、選択した部品という文脈とモード切り換えが一体化していて分かりやすいので混乱が少ない。 - コントロール(control)
- コントロールキー(control key)修飾キー
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元はアルファベットに対応したコントロールコードを出力するためのキーで、今も名残としてctr + Mがエンターとなり、ctr + Hがバックスペースとなる処理系が多い。
Mac系・UNIX系・Windows系でそれぞれレイアウト位置や使い方が異なる、非常に混乱しているキー。Macのショートカットキーの表記では⌃が使われる。日本語入力関係のショートカットキーとして使われるため、一時期はキートップに鉛筆のアイコンが表示されていたこともあった。
Windowsでは、Macのコマンドキーに近い形でキーボードショートカットによく使われるが、そうでないショートカットキーも多く、立ち位置のはっきりしないキーとなっている。
UNIXでは編集用のキーバインドに使われ、Macでもこれに習っているテキストエディタが多い。ctrlと略されることも多いが、本サイトではctrという略称表記をする。
- コンボボックス(combo box)リスト
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入力フィールドとドロップダウンリストの組み合わさった部品。
大量に選択肢がある場合リストから選ぶのは大変だが、テキスト入力でも選択肢を選ぶこともできるので使い分けが可能なのが特徴。
選択肢があらかじめ用意されていて文字の補完が簡単なため、オートコンプリート機能も備えていることが多い。ドロップダウンリストのことをコンボボックスと呼ぶことがあるが、これは誤用。
おそらくWindows APIのコンボボックスオブジェクト(他)がオプションによってドロップダウンリストとして使えることから、ドロップダウンリスト=コンボボックスの誤解が産まれたものと思われる。