- ピクトグラム(pictogram)アイコン
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絵文字の一種だが、特に単色(か2色程度)で図案化されたものを指す。
交通標識や、トイレ・非常口・車椅子などのマーク、特に喫煙禁止のように禁止マーク(🚫)と組み合わせて使われるものはよく目にする。
他には(オリンピック)競技の種別を表すピクトグラムが代表的なもの。
象形文字の一種と捉えることもできる。主に街中の標識に使われるものを示す用語で、コンピュータ上のものとしては、あまり使われない用語。
- ビジーポインタ(busy pointer)プログレスインジケータ | ポインタ | スロバー
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ポインタのアイコンの一種で、処理中で操作できないことを示す。
待ち時間のイメージとして、腕時計(watch)、砂時計(hourglass)のループアニメーションが使われることが多い。
スピニングホイールタイプのものとしては、以前のMacで使われた白黒のビーチボール(beach ball)が有名。ちなみに、単に回っているだけで本体は死んでいる、という状態にしばしば遭遇するので、例えば「死のビーチボール(beach ball of death)」などと呼ばれたりする。
ウエイトカーソル(wait cursor)、レインボーカーソル(spinning pinwheel)、カウドッグ(cow doc)
- ピッカー(picker)セレクタ
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(複雑なフォーマットの)値を取得するためのUI部品。
ダイアログとして作られることが多いので、○○ピッカーは○○ダイアログと呼ばれることが多い。
ただし、ピッカーはビューとして表示されることもあり、ダイアログとは限らない。
また、パネルという呼び方をされることも多い。カラーピッカー、デートピッカー、デートタイムピッカー、ファイルピッカー、フォントピッカー
チューザ(chooser)
- ヒットエリア(hit area)
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ボタンなどの操作に反応する部品の、実際に反応する領域。当たり判定。
タッチパネルでは特に大きくしておく必要があり、実際の見た目より大きかったり、場所によってずれていたりする。
特にクリックに反応する領域をクリッカブルエリアと言ったりする。例えば、Macではファイルアイコンの画像がそのままヒットエリアであり透明部分をクリックしてもファイルを選択できないが、Windowsではアイコンに割り当てられている四角い領域なら透明の部分でも選択できる。
どっちが使いやすいかは場合によるが、ウィジウィグ的には見た目通りにクリックできるMacの方が一貫性がある。
小さいアイコンでもクリックしやすさが落ちないWindowsが優れているとも言えるが、一見選択できているように見えないのに選択されてしまう弊害もある。
Macで小さいアイコンをあえて使う場合は、選択しにくくすることが目的の場合もあるので、選択しづらいから一概に悪いとも言えない。また、iOSのオンスクリーンキーボードでは、次に使われる可能性が高いキーのヒットエリアが大きく設定されており、誤操作を減らすように作られている。
- ビュー(view)UI部品
- ビュレット(bullet)
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箇条書きの頭に付く•や◦といった約物。
- ピン(pin)トグルボタン | マーカー
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何かを固定しておくことを示す部品。クリップで表現されることもある。
例えば、ファイルの仕様履歴など、表示内容の流動性の高いもののうち、常に表示しておきたいものを設定する際にピンが使われる。
選択している部品によってウィンドウの中味が変わるような場合、ピンを立てる事でウィンドウの中味を固定したりもする。地図に立てて、マーカーとして使われることも多い。
その際特にマーカーピンと呼ぶこともある。 - ピンチ(pinchi)タッチパネル操作
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二つの指で画面をつまむようにする操作。
主に画面のズームイン・アウトに使われる。指を閉じる操作をピンチイン(ピンチクローズ)、指を広げる動作をピンチアウト(ピンチオープン)と呼んで使い分ける。
あるいは、閉じる方をピンチ、広げる方をスプレッドと呼ぶ場合もある。