- 操作(operation)
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入力装置を使ったユーザの操作。
- 操作性(operatability)
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操作のしやすさ。通常、高いか低いかで使いやすさを表す、かなり抽象的な概念。
取扱性とも言うが、こちらはあまり使われない。似たような言葉では、取り回し、などがある。かなり乱暴に使われる傾向がある単語で、操作も操作系も操作感も全部、「操作性」で表現しようとする人が多い。
例えば、「自動車は円環を回す操作性が特徴的だ」とか。この場合、操作の後の「性」はいらない。
乱用される理由はよくわからないが「なんとなく賢い感じがするから」ではないのだろうか。 - 相似(similarity)クラスタリング
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似た色・形・大きさであることで、それらを同じグループだと感じさせる効果。類同とも。
例えば、アイコンが同じであることで、名前が違っても同じ種類のファイルであることを示しているのが相似の効果だ。
さらに、ファイルのアイコンを紙の端を折った図を基本とすることで、その内容が文書であっても画像であっても、同じファイルなのだと認識させられるのも相似の効果と言える。 - 即応性(responsibility)ユーザビリティ
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入力にすぐに反応すること。
すぐに処理が終わることはもちろん大事だが、どうしても時間がかかる処理はある。そこで、入力後すぐにアクティビティインジケータを表示するなどして即応性を高めるのも重要。
操作の反応としてアニメーションを入れることで実際の処理時間の長くなったとしても、画面が停止していきなり処理が完了するよりも感覚的な待ち時間は少なくなる傾向にある。
入力に対する反応が遅いことを「もっさり」、逆に反応が早いことを「キビキビ」「サクサク」と表現する。 - ソート(sort)
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日付・時刻、アルファベット・かな、数字・使用頻度など様々な基準で、データを並べること。整列。