- 正規表現(regular explesion)
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文字を検索する際に「行頭の」とか「aで始まってlで終わる」とか、様々な条件をつけたいことがあるが、その条件を記述するための方法の一種。
テキストエディタの検索のオプションとして提供されるのが良く見られるもの。
regexと略されることもある。ツールや環境ごとに微妙に表現が異なっているが、「.」任意の1文字、「$」文末、など基本的な部分は共通しているし、大抵は共通している部分だけ使って事足りる。
- セグメンテッドコントロール(segmented control)リスト | ボタン | インジケータ
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ボタンを幾つかに分割したような部品。
タブに似ているが、全体を切り替える用途ではなく、表示方式(リストビュー・グリッドビューとかアラインメントなど)の切り替えなどのオプション選択に使われる。
タブと同様の使われ方もするが、使い分けた方が分かりやすいだろう。ラジオボタンのように、ひとつ選んだら他の選択が解除されるような使われ方が主なもの。
その際に項目が2つの場合、どちらが選択中なのか分かりづらいところがあるので、トグルボタン系の部品を使う方が良いかもしれない。
ツールパレットは、セグメンテッドコントロールの一種と言えるかもしれない。また、似たような項目だが実際は独立したトグルボタンという場合もある。
例えば、文字のボールド・イタリック・アンダーラインといった文字装飾がそうである。選択ではなく機能ボタンとして使われることもあるが、スペースを節約する意図以外は
- セパレータ(separator)区切り線
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UI部品を並べた時に、グループが分かりやすくなるように引かれた分割(区分)線。
大抵は細い溝をイメージさせるような画像となっていて、水平・垂直のセパレータがある。
メニュー項目を分割する際に挿入されるのが一番使用頻度の高い使い方だろう。
HTMLのhr要素もセパレータの一種。 - ゼブラストライプ(zebra stripe)グリッドビュー
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セルA1 セルB1 セルA2 セルB2 セルA3 セルB3 セルA4 セルB4 表組(グリッドビュー)で使われる行 (ロー)の背景色を交互に変える手法。
単にゼブラとも呼ばれる。ちなみにゼブラとはシマウマのこと。
行を区切るのに線を使う必要がないので、表示がスッキリする(ただし、区切り線を使っているいないにかかわらずゼブラストライプとは呼ばれる)
交互に色が変わるので、行を追う時に別の行に視線が移りにくい。しかも、ゼブラストライプは、以下の理由で非常に高いクラスタリング効果を持っている。
背景色によって発生する四角い領域による閉合の効果。
同じ背景色のセルの集合という相似の効果。
直線に並んでいる連続の効果(行がそもそも持つ効果ではあるが)このように、ゼブラストライプは表組みの際に使わない理由を探すのが困難なほど優れた特性を持つ。
とはいえ、アクセシビリティを考えると、区切り線を描いておくなど縞模様がなくても見やすい工夫は必要。 - セル(cell)グリッドビュー
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グリッドビューのデータが入る単位。格子のひとつ。
- セレクタ(selector)UI部品
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いくつかの選択肢の中から、ひとつまたは複数の項目を選択するための部品。
多くの場合、現在どの項目が選ばれているかを示すインジケータを兼ねる。 - セレクトボックス(select box)リストビュー
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ドロップダウン式のものもリストビュー式のものもHTMLのselect属性で作られるので、まとめてセレクトボックスと呼ばれる傾向がある。
ボックスは安易に使われすぎなので、本サイトではボックスを使った用語は極力避けるようにしている。 - セレクトリスト(select list)ドロップダウンリスト
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ドロップダウンリストとリストビューをまとめた言葉としても使われることもあり、何を指しているのかわかりづらい用語。
セレクタの一種であることは間違いないし、機能的にはどちらも同じなので、別のUI部品を思い浮かべながら話が進んでしまうこともあり注意が必要。 - 選択範囲(selection)
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様々なオブジェクトを選択し、それに対して命令を与えるという操作が必要だが、その際の選択された範囲。
一番良く目にするのは文字列の選択範囲で、主に選択範囲の背景の色を変えることで示される。画像の選択範囲を示す枠の多くは(アニメーションする)点線で示される。
そのアニメーションの様子から「アリの行列」と呼ばれることもある。
画像の場合は他に、選択範囲外の色を暗くするなどの方法が取られる。 - センタリング(centering)アラインメント
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中央に寄せること。
特に行揃え(align)で左右中央に配置する事。
見出しなどには効果的だが、本文に使用すると行頭が揃わず非常に読みづらくなる。 - センターステージ(center stage)
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書類を表示・編集するアプリケーションなどで、書類が配置されている部分。あるいは単にステージ。
センターステージの操作・編集のために、周囲にフローティングパネルやツールバー、メニューが配置されるのが、アプリケーションのパターン。