省略とは、ここでは本来の書き方より短く書いたものが、構文確認時に補完されて本来の形に書きかえられるもの、と定義します。
暗黙は省略と似てますが、「暗黙と明示」の方も参考にして下さい。
tell、repeat、if、on、tryなど、ブロックを作る文の最後は全てend 〜で閉じられますが、endとさえ書いておけば、後の部分は構文確認時に追加されます。
ですから、とにかくブロックを作るときはendを書いておけばOKってことです。
ちなみに、repeat 〜 timesの場合timesは省略可能です。
repeat 5
end
applicationはappと書けば、構文確認時にapplicationに書き換えられます。
また、アプリケーション名を書かないで構文確認すると、アプリケーションの名前を聞いてくるので、そこで選択してやれば、名前が書き込まれます。
ああらくちん。
app ""
参照を得るa reference to演算子は、ただ長いというだけで、使いたく無くなってしまうところがありますが、refとだけ入力しておけば、構文確認時にa reference toに書き換えられます。
ref {1, 2, 3}
利用者定義属性を設定するpropertyは、propと省略できます。
prop x : 10
数値に小数点以下が無いときには、整数(integer)として認識されますが、小数点(ピリオド)さえ打っておけば、構文確認時に実数(real)として認識され0が追加されます。
逆に整数部分が0の場合も省略できます。
5.
.5