repeat [整数1 [times] |
		until 真偽値1 |
		while 真偽値2 |
		with 変数1 from 整数2 to 整数3 [by 整数4] |
		with 変数2 in リスト]
	[]
end [repeat]

引数(Parameters)

整数1繰り返しの回数
真偽値1偽(false)である間くり返す
真偽値2真(true)である間くり返す
変数1カウント中の数が入る変数
整数2カウントを始める数
整数3カウントを終える数
整数4カウントの増分(デフォルト:1)
変数2ループ項目の参照が入る変数
リストループ項目
AppleScriptの任意の文

解説(Note)

 繰り返しを記述するのに使う。
 非常に多くのパターンがあるので、状況に応じて適宜使っていくことにより、柔軟で論理的なスクリプトを書くことができる。
 ただし、一つしか知らなくても、スクリプトを工夫して他の処理と同じことはできるので、最初からすべての構文を理解する必要も無い。

 すべてのオプションを省略すると、永久ループとなるので、必ずexit命令をループの中に置いて、フリーズしないようにする必要がある。

 untilやwhileのループ終了条件に最初から合っている場合は、ループ内部が一度も実行されず次の処理に移る。

 変数2には、値そのものでは無く、値への参照が入っている。例えば「item 2 of theList」といった感じ。
 リストの部分にレコードを指定すると、リストに変換されて使われる。

用例(Example)

  1. repeat while false
    	beep
    end repeat
  2. repeat with curItem in {1, "二番", 3, "4"}
    	display dialog curItem
    end repeat