[a] ref[erence] [to] 参照

結果(Result)

参照参照そのもの

解説(Note)

 多くの処理では、参照の返り値を求める場合、参照そのものが返される場合と、参照が示す値(contents)を返す場合がある、確実に参照を使いたい場合にこの演算子を使用する。
 また、大域変数への参照(Cで言うところのpointer)を作ることもでき、参照を使った方が速度が速い(例3)。ただし局所変数への参照は得られない。
 特に大量のリストを処理する場合に威力を発揮する。どうも、リストの操作をする時には、通常は作業用に値を複製してから処理しているらしく、そのせいで遅くなってしまうようだ。

用例(Example)

  1. a reference to (character 5 of "abcdefg")
  2. ref item 1 of {"HyperTalk", "AppleScript"}
  3. global x
    set x to 3
    set y to a reference to x
    set contents of y to 10
    x
※1,2,3 結果ウィンドウでResultを見て下さい。