演算子(Operators)

as, & (結合), = (等しい), /= (等しくない)
> (より大きい), < (より小さい), >= (以上), <= (以下)
+ (加算), - (減算), / (徐算), * (乗算), ^ (べき乗), div, mod

属性(Properties)

classクラス識別子[r/o]
値の属するクラス(当然real)

解説(Note)

 ±1.79769E+308の実数を示す値。
 上記の値を超える数値ではエラーとなりAppleScriptでは扱えない。
 逆に余りに小さい値になると、0.0に変換される。この場合はエラーとならない。

 桁数が大きな値(10,000.0以上か0.0001以下-0.0001以上、-10,000.0以下)には指数形式が使われる、例えば「6.24E-10」や「1.0E+50」と書き、それぞれ「6.24 * (10 ^ -10)」「1.0 * (10 ^ 50)」を意味する。
 小数点前後に0がある場合は省略できる、例えば「.123」や「500.」、ただし前後とも省略して「.」とすると実数として認識されない。
 実数が使える場面では、必ず整数を使えると考えていい。
 実数を整数化したい場合、OSAXのround命令を使う。
 as演算子によって、一項目のリスト、文字列、整数へ変換できる。
 整数に変換する場合は、小数点以下が0である必要がある。
 ただし、次のようにリストから変換した場合は、何故か変換できる。

{1.5} as integer

 その際の切り捨てのパターンは、round命令の「round n to nearest」と同じ。

用例(Example)

  1. class of 2.0
  2. 1.0E-20 * (10 ^ 20)
※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。