要素(Elements)

 アプリケーションごとに特有の要素がある。

属性(Properties)

 アプリケーションごとに特有の属性がある。

解説(Note)

 アプリケーションを表すオブジェクト。要素、属性について詳しくは、それぞれのアプリケーションが定義しているapplicationオブジェクトを参照して欲しい。

app[lication] "ファイルのパス"

という形で表される。ファイルのパスも参照してほしい。

 実用上はファイルのパス指定でなく、単にアプリケーション名で指定する方が一般的で、自動的に検索してアプリケーションを指定する。

application "ファイル名"

 アプリケーションを見つけきれなかった場合、ファイル選択ダイアログが出て、アプリケーションの位置を求められる。

 全参照ができないのだが、何故か複数形は存在しているようだ。

 ネットワーク接続された、他のコンピュータ上にあるアプリケーションを指定する場合は、machinezoneを使う。

 AppleScript2.0(Mac OS X10.5)以降、ID指定が可能になった。
 他者に配布するスクリプトには、環境が異なっても確実に指定可能なID指定を使うべきだろう。
 ID指定の場合、発見できなかった場合にはエラーが発生する。

application id "com.apple.finder"

 アプリケーションの持つオブジェクトを記述する場合は、applicationオブジェクトを指定したtell構文のブロック内に書くことが一般的。

 以上のことをまとめると、tellブロック内に存在しないApplicationは、正確にはオブジェクトでは無く、tell構文のオプションと考えられる。

用例(Example)

  1. tell application "Finder"
    	name
    end tell
  2. version of app "Finder"
※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。