2011-09

近況

うさぎドロップ

 映画、うさぎドロップ観てきました。
 やー、非常に良かったですね。現在放映中のアニメの出来が神ががってますが、映画もなかなかです。
 にしてもダイキチの妄想がいろいろ酷かった(褒め言葉)。

 映画としてコンパクトにまとまった感じで、名作とか傑作とかは言わないけど、良作。
 ちょこちょこと笑わせたり感動させたり、大事件は起きない等身大の話。

 しかし松山ケンイチは映画のたびに見事にキャラ作りしてくるなー。あえてキャラと言いますが、もうなんか「出来の良いダイキチのコスプレ」という感じです。
 ホント、漫画原作の映画化向きの役者だなぁ。
 あ、リンちゃんは可愛いです。当然のように。

2011-09-02

マルドゥック・スクランブル 燃焼

 マルドゥック・スクランブル 燃焼観てきました。
 前作からすると、アクションシーン少なめ。

 動きのないカジノシーンをどのように演出するのかなー、と思ってたらカットインかー、ちょっとガッカリ。
 しかし、バロットはやたら裸になるなー、原作もこうだったっけ?
 ちょっと、バロットは普通に喋り過ぎだよなー、どの機械から声を出しているか、観てもよく分からなかった。
 ハンプティ=ダンプティ、予想を遥かに超えてタマゴそのまんまでした。いや原作にも、タマゴそのものみたいに書いてあったけどさー、タマゴ過ぎるだろー。

2011-09-07

「STEINS;GATE 8bit」をプレイする前に知っておくべき8つの攻略コマンド

 本日は、ホッテントリメーカーで作った風味のタイトルにしてみました。

 さて、株式会社エルフが「エルフ イン ワンダーランド」というインタラクティブフィクション(コマンド入力アドベンチャー)を配布してますね。
 …exeで。Macじゃできねーよ。

 んで、もうすぐインタラクティブフィクション「STEINS;GATE 8bit」が出ます。10月28日発売予定。
 TVアニメ「シュタインズ・ゲート」も好評のうちに終了し、その後は劇場版も用意されているそうで、実に旬です。
 んで、現在「STEINS;GATE 8bit」はトライアルも遊べます、exeで!!!

 そんな感じで、なんだかインタラクティブフィクションが復権するかもしれない今日この頃。exeで!

 まーインタラクティブフィクションって言い方を推しているのは、うちぐらいのもんですけど。

 そして以下、鳶嶋工房(本サイト)で公開しているインタラクティブフィクション一覧です。
「STEINS;GATE 8bit」が出る前に、いっちょコマンド打ち込みの肩ならしにどうでしょうか。

テクス君とティオちゃんのIF入門
インタラクティブフィクションって何?まずは入門編。
脱出王
「この部屋から脱出するのだ!!」他に目的はない。やりだすと地味に面白い。
死にすぎ王子 と 虹の王女
打ち込め!その勇気! 受け取れ!その愛! 王道ファンタジーアドベンチャー。
虚空の揺籃
薄暗い部屋で目覚めた一組の男女を待ち受ける運命は…。Sci-Fiアドベンチャー。
秘密の館
マイクロキャビン「ミステリーハウス」タイプの、館に隠された宝を探すゲーム。
脱出!アルカモナズ
新機軸「脱出しないゲーム」囚人ギコ猫となって、色々やってみてください。

 とりあえず「テクス君とティオちゃんのIF入門」で慣れてから、「秘密の館」そして「脱出王」という流れでプレイするのがお勧めです。
 そして「脱出王」をクリアしたり諦めたりした後に、他のも片っ端からやってみるというのが良いんじゃないかなー、と。

 コマンド入力アドベンチャーに関しての考察を以下のようにやっているので、興味があったら読んでみるとよろしいかと。
 そして、「STEINS;GATE 8bit」で詰まり状態になったときの攻略のヒントになったりするかもしれないです。

 あ、8つのコマンドか…知っとくべきは、たぶん「talk、hit、get、look、send、move、go、えーと、それと…attach」の8つだと思うよ! カンで!! 元総理で!!!

2011-09-15

バットマン・ビギンズ

バットマン・ビギンズ」観ました。
ダークナイト」は観たけど、こっち観てなかったなー、ということで。

 ティム・バートン版のバットマンは、ことごとく寝るという、私の映画を面白いと思うか思わないかのテストに見事に不合格になったシリーズでしたが、「バットマン・ビギンズ」は寝ませんでしたよ、再生中は。
 超久しぶりにDVD借りてきた…、あー嘘付きました、前借りたビデオはVHSです…、ので一旦停止して布団で寝て、起きてから続きを観ました。
「ダークナイトが傑作過ぎてひびった」に書いた通り、ダークナイトは結構見やすかったんですが、それに比べると画面暗すぎの印象で、実際に眠くなったことは否定できません。

 ちょっと眠くなったとは言え、本作は噂に違わず面白かったです。「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の感想でも書きましたが、やっぱり誕生編は面白い。
 オープニングから一人でボロボロになっているブルース=ウェイン、両親を殺され、会社は乗っ取られ、犯罪と汚職が跋扈する街に絶望し、って底の底から、次々と仲間を得て力と自信を回復させ、ついにはバットマンと(ウェイン商会と)いう力を手に入れる。
 そういう作劇の基本「落ちたら這い上がる」ということが映画自体のテーマとなりセリフとなって語られます。子供の時の井戸に落ちるエピソードも合わせて、分かりやすい!!
 ギリギリ観客を馬鹿にしないレベルで分かりやすい。ほーら分かりやすいでしょー、って感じの分かりやすさじゃなくって。

 バットマンはコウモリのくせに、結構アクションは重いので、微妙に爽快感が足りないのが常なのですが、本作はワイヤーを多用して、「スパイダーマン」とまでは行かないものの、軽さのあるアクションも行ってます。
 とは言え、爽快感という意味では、突き抜ける部分はなかったように思います。

 毎回気になるバットモービルですが、本作では装甲車タイプで、超パワフルです。個人的には装甲車タイプのバットモービルは「違うだろそれ」と思いますけど、このカーアクション部分での爽快感はかなりのものです。
 終盤のモノレールのシーンも、バンバンマンホールの蓋が飛んだり、建築物が壊れたり、ド派手で満足です。

 そして一番驚いたのが、ルトガー=ハウアーが、あんなじいさんになっているとは思わなかった、ってこと。いや、俺も年取るわけだよ。
「ブレードランナー」の時の印象しか持ってなかったんで、もっと細い感じのじいさんになると思ってたんだけどなー。
 あ、そーいや「レイチェルに俺を信じろ(trust me)って言うのは「ブレードランナー」と一緒だね。言うのはルトガーじゃなくてハリソンだけど。

 渡辺謙は重要な役とは言え、あんまり活躍はせず…うーん。渡辺謙目的でみたらがっかりするでしょうね。

 DVDを借りるのは初めてですが、DVDを観るのは久しぶりで、初期DVDよりはましなものの、操作するたびにいちいちムービーを挟む操作性の悪さには閉口しました。
 全く、あのムービーの意味が分からない。ただイライラさせるだけだと思うんだけど、皆さんどう思っているんでしょうか。
 DVDを観なくなったのは、メニューに限らず操作性の悪さが理由の大半を占めていたということを忘れていました。
 ちなみにMac OS Xに附属のDVDプレイヤーを使って、iMacで観たのですが、操作性の悪さを解消する方法ってあったりするんでしょうか。

2011-09-18

X-MEN: ファイナル ディシジョン

X-MEN: ファイナル ディシジョン」観ました。
 X-MENの映画で、これだけ観そこねてるなー、ということでDVD借りてみました。

 なんか監督交代やらなんやら裏でゴタゴタあったらしく、サイクロップスさんがあんまり出ません。リーダーとは言っても特別大事なキャラと思ってなかったけど、いないとなんちゅーかX-MENっぽく無い。
 そういや旧ジャケットに至ってはサイクいないしな。「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」サーガの一編と言った方が正確かも。
 本作では、はぐれ狼気質のウルヴァリンがサイク役もやって、なんだかリーダーになってるのが変な感じ。

 今回、映画初参戦はエンジェルとマルチプルマンとジャガーノート、ビーストも初登場だがウルヴァリンとのやり取りに違和感。
 キティ・プライドは以前から、ちょいちょい出てたけど、今回は主役チームの一人と言っていい活躍で事実上初参戦。ただ、毎回役者変えるなよ! 能力出すまで誰か分かんないだろ!
 コロッサスもキティと同じ感じだけど、役者が2と一緒(だよな)ということと、マッチョ系若者はコロッサスしかねーだろ、ってことで能力出さなくてもすぐ分かった。
 後、サイロックも出てたらしいけど、どこに出てんだかわかんねー!! …ああっ、敵の3人娘の右側の髪青く染めてる娘! …って決起集会の所しか出てねーし能力出さないし。ニンジャとは言え、スタン=リーより目だってねーじゃん!!!

 そんなんで、エンジェルはアークエンゼルになってからの方がカッコいいし、ジャガーノートはCGで巨体描いて欲しかったし、サイロックには活躍して欲しかったのに、なんだか全体に微妙な感じになってます。
 VFXやアクション的にはそこそこ、特にストームが、めがっさカッコ良かった! てゆーか、この映画はヒュー=ジャックマンとハル=ベリーのプロモかよ!!
 そんなわけで良い所がないわけじゃないけど、X-MENファン的には「ナニこれ」的印象が拭いきれない、できればなかったことにしたい一本、公開時に惹かれなかったのも分かる。

2011-09-19

カーズ

カーズ」のDVD観ました。
 今「カーズ2」やってるし、ピクサーは一通り押さえとくかなと。

 手足がないキャラクタだけでアニメやるってのは、短編は持たせられても長編は無理だろ、と思ってましたが持たせましたね。
 車がキャラクタのアニメと言うと「へーい!ブンブー」を思い出しますが、あれはブンブー以外は普通の人でしたし。エプロンドレスの女の子が生意気で可愛かったね。
 それはともかく、本作では登場キャラが全部車という凄い世界。人が車になっているだけでなくて、牛がトラクターになってて、虫がビートルという徹底ぶり。
 こうなるとSF的な香りすら漂ってくる。

 登場する車は、多分(主人公のマックィーンを除いて)全てモデルとなっている実車があるようで、なかなか上手い具合に車種が配役されている。
 ポルシェが女性という発想は持ってなかったが、この映画を観るとそれも有りかなと思えた。やはり選択の決め手は尻だろうか。

 フロントガラスがまるまる目なので、目による演技が分かりやすい。
 車を正面から見た所を顔に見立ててあるので、よく考えたら生首だけで演技してるようなもん。
 アニメは表情の演技がよく分かるように、頭でっかちで目が大きくなる傾向にあるものだが、カーズはその究極と言えるわけだ。
 とは言え、舌を出すのは、そこだけ生ものっぽく終止違和感があった。

 カーアクションは普通に走るだけでなく「マッハGoGoGo」みたいなアクションもあって面白い。
 話も、変に奇をてらわない王道で安心して観れた。王道はやっぱり心を捉えるね。

2011-09-20

南極料理人

南極料理人」観ました。
 今「ゴールデンスランバー 」を読んでまして、そしたら堺 雅人の情けない顔を見たくなってきて、どれ観ようかなと思った所で、鉄板に面白い南極料理人のDVDを借りてきて観た、という所です。

「遊星からの物体X」に代表されるように、南極とはもはや宇宙に近い極限環境なのです。
 ゴキブリどころかウイルスも寒すぎて生存できないその環境で、撮った映画がコメディですよ!
 いや、正確にはノンフィクションに近いんですが、結果できあがったのがコメディというのが凄いんですよ。

 もー、結局ね。食い物ですよ。人間。
 きたろうがラーメン食う所で、絶対笑いつつ涙出る。超感動大作ですよ。
 マイフェイバリット邦画で「七人の侍」の次に来るぐらいの傑作と言って良いです。
 …どのぐらい凄いのかよく分からない表現ではありますが。

 美味いもの食った時に、「おいしー!」とか言わず、表情だけで伝えるのが凄い。
 国分太一の「柔らかーい」とかゆー、何の感想にもなっていないコメントに比べて、その表情のなんと雄弁であることか。

 さて、この映画を観て考えることは、宇宙のような極限中の極限空間に行ったとしても、やはりそこには食と笑いがないと人は生きていけないのだろうな、って事。
 そんなプリミティブな「生」を感じさせるこの映画は、傑作と言えるのです。

2011-09-20

バトル・オブ・シリコンバレー

バトル・オブ・シリコンバレー」観ました。
 私は「PIRATES of SILICON VALLEY」という名前で記憶していたので、パチモン? とか思いつつ借りてきましたが同じものでした。紛らわしい。
 内容自体は、軽めのApple & MSウォッチャーでも知っていることばかりですが、映像で見るとまた別の感慨がありますね。
 AppleやMSに興味がある人はいっぺん観ておいても損はないかと思います。

 懐かしのハードウェアやソフトウェアが画面に出てきてそれだけで結構満足です。
 でも、Wndowsは言葉だけで全然出てきません。なんで?
 Windows1.0とか見せたら、ジョブズの「盗んだな!」が嘘くさく見えるから?
 だって、ぜんぜんマルチウィンドウじゃないんだもんな1.0。マルチペインなんだからPanesって名前にしたって良いぐらいだもんね。

 それはともかく、ジョブズが実に嫌なやつで、ウィリアム君の悪さがあんまり目だってない。
 そら、解雇もされるわジョブズ。と納得してしまうぐらい、やな奴。
 …と言っても、スカリー時代のAppleは全然好きじゃないんだけどね、私。
 事実ベースとは言っても、フィクションなんでジョブズ先生はとても気さくな良い人なのかもしれませんけどね。

 ところでこのDVDは、TUTAYAでしか買ったりレンタルしたりできない模様。

2011-09-21

ウォッチメン

 ウォッチメン観ました。
 傑作です。

 映画館で観たかったなぁ。…でもコミック(グラフィックノベル)を先に読んでないと、ここまで楽しめなかったろうなぁ。
 スーパーヒーローものを期待して観ると肩すかしを食うが、スーパーヒーローものが好きでないと楽しめないという、実になんというかニッチ狙いの大作です。

 ウォッチメンはいわゆるアメコミヒーローものですが、スーパーマンやX-MENのように長く続いたシリーズではなく、この映画のストーリーだけで完結している。
 つまり、基本前知識は必要ない映画であり、ここ最近面白さを訴えている「ヒーローの誕生もの」でもある。

 前知識必要ないとか言ってる割に、コミック先読んだ方が面白いとか言ってるのはなぜか。
 まず、前知識は必要ないが前提知識はかなり必要ということ。
 冷戦時代の背景がしっかり分かってないと、かなり面白みが削がれる。
 スーパーヒーローもののお約束的知識が身に付いてないと、かなり面白みが削がれる。
 話がかなり入り組んでいる上に、主要は6人とは言えその他の登場人物(ヒーロー)がかなり多い。
 チラシや看板、新聞、雑誌に張り込まれている情報が半端無い。

 ということで、一見さんお断りムービーの栄光を易々と手に入れてます。
 ひどい。
 この映画は2時間43分という「短い」上映時間の割に原作の再現度が半端無く高いので、繰り返し観れば問題ないとも言えるけど。どちらにしろ、一見さんお断りなのは間違いない。

 断然、コミックを先に読むのをお勧め。
 ロールシャッハのマスクの模様が動く所だけでも、もうコミックを読んでいる人間は「おおっ」とか思うしね。
 非常に多くの問いが投げかけられる「社会派映画」なので、凄く語りたくなること請け合い。
 あと80'sの音楽が沢山流れるのが良い。「ロックバルーンは99」とかちゃんとドイツ語バージョンだしね。

2011-09-23

カプリコン・1

 カプリコン・1、観ました。
 1977年制作ですから実に懐かしい雰囲気ではありますが、1972年にアボロ計画が終了して5年後、火星有人探査計画についての映画ということで、非常にリアリティがあります。
 映像技術的には、チープなところは勿論ありますけど、それも含めて時代感がリアル。

 政治陰謀劇なんですが、車が暴走するシーンとか、複葉機とヘリコプターのチェイスシーンとか、結構ハラハラするシーンも入っていてお得感のある映画です。
 砂漠のシーンでは漫画「宇宙兄弟」を思い出しましたね「a piece of cake(これくらい 何だ)」とか。
 そんで、蛇がちょっと美味そうなのよね。あの状況だと美味なんじゃないかなぁ。

 後、宇宙飛行士役の一人にO.J.シンプソンが出てるんですよ。あの、O.J.シンプソン事件の。
 刑事裁判で無罪、民事裁判で殺人に関与という判決が、じつにグレーでサスペンスな人物です。2007年という意外に最近に強盗事件起こしてますね…これは知らなかった。現在収監中。

2011-09-23

ヘルボーイ

ヘルボーイ」観ました。
 なんつーか、凡作?

「ヘルボーイ ゴールデンアーミー」の出来がよろしいとのことで、その予習に観ました。
 これでゴールデンアーミーがイマイチだっからどーしよう。

 それはともかく、ゴツい顔と体に驚異的なパワーと神秘的な技、そして少年の心を持った男、ヘルボーイ。
 ヘルボーイの少年っぽさにキュンときますね。
 そんで、ヒロインの外面ちょっと病的な印象だけど割とお茶目なパイロキネシスってのが、じつに良い。

 アクションは、主な敵が1種類で人型でもない(四つ足)ので、もーひとつバリエーションが出せてない感じ。
 全体的に、ただ殴っている雰囲気。

 ヘルボーイはコミックを読んだことがないんだけど、あの頭ってゴーグルだと思ってたよ。
 角折ってるのね、あれ。…そんだけ。

 レンタル版じゃないやつには、漫画家(漫画評論家)スコット=マクラウドによる解説があるのか…それはちょっと見たいな。
 あ、それとこれチャプタメニューがない。なんでやねん。
 Mac附属のDVDプレイヤーとかで見るとチャプタの選択はできるんだけどさー。あと字幕がそのまま見ると英語と日本語と一緒に出てきたりして、なんか作り悪いな。
 初期のDVD+初期のMac DVD プレイヤーで観ると、再生そのものができなかったりしたもんだけど、それに比べると大した問題じゃないっちゃないんだけど。

2011-09-24

ナイトメア・ビフォア・クリスマス

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」観ました。
 ティムバートン節が炸裂してますねー、やっぱり。クリスマスとか犬とか好きだなぁ、この人は。
 Diary / 2005-11の日記で書いてる通り、「コープスブライド」も割と好きですが、こっちの方がもっと好きです。

 流石に映像は古いけど「コープスブライド」に比べると、やはりハロウィンとクリスマスという2大イベントをまとめて取り込んだ本作の方が、キャッチーさの時点で勝つねー。
 しかも、デジタルリマスターも出てるんで、そちらだと映像も遜色無いし。
 ヘンリー・セリック監督の「コララインとボタンの魔女」は観に行こう観に行こうと思ってたんだけど、観てないんだよねー。いつか観る。

 人形アニメの動き、キャラクタデザイン、背景美術、音楽、実に凝ってます。素晴らしいです。
 ストーリーがまた良いんですよねー、ジャックとサリーは「この永遠の繰り返しから逃げることはできないのではないか」という、人間の根源的恐怖を共有していて、それを変えようと奮闘して、ちょっとだけ変わった世界でまた自分らしく生きる(つーか生きてんのこの人たち?)
 書くと陳腐だねー、でも観ると陳腐じゃないんだよー。
 あ、久しぶりに見た感想は、記憶の中のサリーより体格良かったってこと。

おもちゃ > ナイトメア・ビフォア・クリスマス

2011-09-25

シン・シティ

「シン・シティ」観ました。
 なんかタランティーノっぽい映画だなー、と思ってたら、一部を本当にタランティーノが撮ってた。
 我ながら、なかなかのソムリエっぷりだ。…事前知識で知ってろって気はしますが。

 グラフィックノベルの代表的なタイトルのひとつで、わざわざ特殊メイクでコミックのキャラクタに似せたり、原作者のフランク=ミラー自身が監督しているシーンもあるという、原作の忠実度が半端無い作品。
 ミッキー=ロークのキャラが原作激似で、ミッキーだと気付かないぐらい。
 ただ、ブルース=ウィリスはブルース=ウィリスでした。

 全編ハイコントラストなモノトーンで、血糊など一部に色がついているという映像で、これまた原作の雰囲気を出す演出。
 3つのストーリーが絡むような絡まないような感じで進行するのが「パルプ・フィクション」っぽい感じ、そして全編バイオレンス。
 動きなんかも現実よりもコミックよりで、もう擬音も入れちゃったら良いんじゃないかと思ったけど、それはなかった。
 こういうのは、カッコいいと滑稽のギリギリのラインでカッコいいのが良いんだけど、個人的にはちょっと滑稽よりだった感じ。勿論、カッコ良くはあるんだけど。

 ちなみにSINとは罪の事で、「虚空の揺籃」の主人公のシンの名前は、なにげにこの映画から取ってます。
 言わないと絶対分かんないですが。

2011-09-25

カーズ2

カーズ2」観てきました。
 ポリリズム!!

 そんな感じで、3D吹き替え版で観てきたんですが、シューマッハたんとかミカたんとかは今回出てんのかなぁ…。
 3Dは字幕で観てはいかんね。吹き替え版で変なキャスティングじゃなきゃ、吹き替え版がベスト。

 本作は日本・イタリア・イギリスと転戦するので、もう車種が凄いことになっています。
 イントロの007的なスパイカー(ボンドカー)のアクションとか、いやなんちゅーか、素晴らしいです。
 もう、人間がいないとこが気にならなくなる程の開き直りと言うか、何と言うか。

 配役(車種)を決める会議とか、ホント楽しかったろうなー。
 転戦先が日本・イタリア・イギリスですよ。どないしょー思いますよね。フランスとドイツも入れましょうよ!とかね、入れてるし!!
 私程度の弱いカーキチでも、鼻息荒くなるようなシチュエーション。いわんやをや!!!

 日本の描写に、今回のローカライズは半端ねーなと思ったけど、よく考えたらそもそも日本だからローカライズもなんもないよな。
 日本描写が意外に正確。つーか、制作者は相当に日本びいきだな。

 ま、とにかく。カーズ2、面白いです。もっと色々言いたいですが、ひとことで言って「観て損なし」です。

2011-09-26

チョコレート・ファイター

チョコレート・ファイター」観ました。

 いやもー、素晴らしいです。
「マッハ!!!!!!!!」大好きな私ですが、越えたね。越えちゃったね。大傑作です。

 まず、ヒロインのアクションが容赦なくカッコいい上に、文句無く可愛い。
 あー、なんですかね、やろうと思っても、なかなかできないことを、やっちゃいましたね。
 アニメも含めたヒロイニックアクションでの到達点がここにあります。

 言うことないです。観てください。

2011-09-26

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 」観ました。
 これは評判通り、なかなか良かった。

 プリンスが格好良かったね。「HERO」を思い出させる槍術とワイヤーアクション。
 そういえば「ブレイド2」にも出てましたね、王子役のルーク・ゴス。闇の王子的なものやらせると天下一品ですな。

 敵は小さいものから巨大なものまで、戦闘の舞台にもバラエティがあって楽しめました。前作のヒットで金使えるようになって良かったね。
 ギャグもやりすぎない程度にちょこちょこ入ってるし。
 ヘルボーイ、すっかりリズの尻に敷かれてて、だろーなーと思った。
 レッドとブルーが酔っぱらって歌を歌うシーンが良かった。実に「人間的」で。
 市場のクリーチャーたちもなかなか良かった。
 ストーリーは実に迷いのない王道、まさかちょっと感動しちゃうとは。

 あちこちに「ガメラ2 レギオン襲来」とか「カリオストロの城」を思わせるシーンがあったりして、探すと沢山他の映画との類似シーン・アイディアがありそう。ただ、無理矢理入れたわけじゃなくてちゃんと馴染んでるんで、パクリって話ではない。

2011-09-30

まとめ

2011年09月の読書

9月の読書メーター
読んだ本の数:51冊
読んだページ数:10875ページ
ナイス数:99ナイス

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(3) (KCデラックス)攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(3) (KCデラックス)
トグサが地味にいい仕事。しかしこうなると永遠の命にももう一歩というかんじ
読了日:09月30日 著者:衣谷 遊
ああっ女神さまっ(15) (アフタヌーンKC (1074))ああっ女神さまっ(15) (アフタヌーンKC (1074))
女王様編が終わったと思ったら、今度はバイクの女王様。我の強い女性がやたら出る漫画だよな。
読了日:09月30日 著者:藤島 康介
肉体関係 (メガストアコミックスNo.014)肉体関係 (メガストアコミックスNo.014)
この人たちひからびちゃうんじゃ…って感じに体液放出します。
読了日:09月30日 著者:鬼ノ仁
活線挿抜 メガストアコミックスNo. 013活線挿抜 メガストアコミックスNo. 013
マスクの大男のキャラがぐいぐい立ってくるのが見所です。最初はマスクしてなかったのに、最後は普通の生活でもマスクのままに。
読了日:09月29日 著者:鬼ノ仁
NARUTO―ナルト― 57 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 57 (ジャンプコミックス)
イルカ先生の泣きそうな顔にシンクロしてしまう。サクラの「しゃーんなろー!!」を久々に聞いてテンション上がる。あとヒナタが妙にエロい。
読了日:09月29日 著者:岸本 斉史
NARUTO―ナルト― 56 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 56 (ジャンプコミックス)
もーオールスターキャストです。でも死人。「マーヴルゾンビーズ」思い出しました。結構忘れてる人いて、誰?みたいになることも。
読了日:09月29日 著者:岸本 斉史
NARUTO―ナルト― 55 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 55 (ジャンプコミックス)
ザブザとハク出せば読者がうるっと来ると思ってんだろ、安直なんだよ、うるっときたけどっ!!
読了日:09月29日 著者:岸本 斉史
NARUTO―ナルト― 54 (ジャンプコミックス)NARUTO―ナルト― 54 (ジャンプコミックス)
ガイ先生が格好良すぎて惚れる。あの髪型は勘弁だけど。
読了日:09月29日 著者:岸本 斉史
ダブル・フェイス 20 (ビッグコミックス)ダブル・フェイス 20 (ビッグコミックス)
久しぶりに、Dr.WHOOのおしおき展開が出た気がする。アメリカでの事件の真相もほぼ明るみになって、物語は終局へ。
読了日:09月28日 著者:細野 不二彦
ダブル・フェイス 19 (ビッグコミックス)ダブル・フェイス 19 (ビッグコミックス)
いよいよクライマックスが近づいてきた感じ。しかし時事ネタを大胆に取り入れるなぁ。もうリーマンショックが起きること分かってたんじゃないのこの人、ってぐらい自然に。
読了日:09月28日 著者:細野 不二彦
鬼ノ箱―鬼ノ仁作品集鬼ノ箱―鬼ノ仁作品集
「活線挿抜」と「肉体関係」をひとまとめにしたBOXで、初会特典に薄い本(と言っても同人誌ではない)がついてきて「瑠璃色の雪」の3編他が収録されている。
読了日:09月28日 著者:鬼ノ 仁
星の王子(ゴシュジン)サマ (メガストアコミックスシリーズ No. 139)星の王子(ゴシュジン)サマ (メガストアコミックスシリーズ No. 139)
行為の解説っぷりは「美味しんぼ」のレベルまで過剰になって、もう海原先生に御出陣いただく他ない。月野さんの女の子は基本的に釣り目が可愛いな。
読了日:09月28日 著者:月野定規
アフタヌーン新書 011 ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークするアフタヌーン新書 011 ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする
田中圭一さんは「ぶちギレ金剛!!」のプロデュース(と美術監修)やってて、そこであの本宮画法を身につけたのか。複数の仕事を持つのは収入だけでなく、精神的なものだったりいろんなもののリスクヘッジになる…が、奥さんとは別れる…と。いや、ほとんどの理由は嫁さんが手塚治虫ファンだったからだと思うけど(笑)
読了日:09月28日 著者:ヨシナガ
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
今月から自宅勤務となったので読んでみた。10年前にジャストシステムがオンラインストレージはじめた時は、いよいよか! と思ったが、全然いよいよじゃなかった。流石にもう、いよいよ! だよな。この本はちょっとソフトの説明にページ使い過ぎだが、それは具体性・実現可能生が高いってことでもある。
読了日:09月28日 著者:佐々木 俊尚
東京赤ずきん 4 (バーズコミックス)東京赤ずきん 4 (バーズコミックス)
精神世界へ行っちゃって、神話的ビジュアルで締め。伏線はって綺麗に回収的な終わりかたではなく、とにかく決着付けてたためという感じ。光を背負った、ヴィヴィの阿修羅的ビジュアルは良かったね。
読了日:09月28日 著者:玉置 勉強
東京赤ずきん 3 (バーズコミックス)東京赤ずきん 3 (バーズコミックス)
一気に物語の背景を説明。いやー、こんなに明かしてしまうとは思ってなかった。結局最後まで思わせぶりにしておいて、背景は読者に想像させる手法だと思ってたのに。
読了日:09月27日 著者:玉置 勉強
東京赤ずきん(2) (バーズコミックス)東京赤ずきん(2) (バーズコミックス)
ヴィヴィのキャラが立ってきたなー。
読了日:09月27日 著者:玉置 勉強
ああっ女神さまっ(14) (アフタヌーンKC (1067))ああっ女神さまっ(14) (アフタヌーンKC (1067))
女王様とおよびっ。沙夜子さんの美人度が上がっている。
読了日:09月27日 著者:藤島 康介
東京赤ずきん 1 (バーズコミックス)東京赤ずきん 1 (バーズコミックス)
このエログロバイオレンスさで成人指定じゃないってのが、線引きがよく分からん。表紙の可愛い赤ずきんに惹かれて幼女が買ったらどうするんだ。
読了日:09月27日 著者:玉置 勉強
SF名物 初期作品集 (KCデラックス)SF名物 初期作品集 (KCデラックス)
説明のないままに進行するのはプロデビュー後と一緒だが、この頃は単にいらないセリフも多い。初期の80年代オタクらしい絵柄がなんとも懐かしい。
読了日:09月27日 著者:鶴田 謙二
マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)
キャラ増やすのはギャグの定番だよね。じいさんも引き続き登場。実用的な説明入れる気あるのか? と心配になるほど大胆にギャグにページを割く度胸に感心。
読了日:09月27日 著者:ゆうき ゆう,ソウ
マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)
医療ギャグと言っても、Dr.秩父山とは違って勉強になるよ。下ネタ度ではどっこいだけどね。
読了日:09月27日 著者:ゆうき ゆう
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
農薬を使わないということから、兵器を使わない国防や、従業員の裁量に任せるマネジメントに思いを馳せた。引いて引いて、最後に残った隙間を埋めることだけ農家はやれば良い。
読了日:09月26日 著者:石川 拓治
若者はなぜ「就職」できなくなったのか?―生き抜くために知っておくべきこと― (どう考える?ニッポンの教育問題)若者はなぜ「就職」できなくなったのか?―生き抜くために知っておくべきこと― (どう考える?ニッポンの教育問題)
20年前は、こんな時代にまで終身雇用や当時の就職モデルが残っているとは思ってなかった。遅ればせながら来た崩壊自体は寿ぐべき事かと思う。問題はことここに至っても、社会が心理的にも法的にも教育システム的にも受け入れる状態になっていないということ。現実とシステムの歪な現状を平易に解説してある。
読了日:09月25日 著者:児美川 孝一郎
小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方
どちらかと言うと馬鹿社長に「そんなことやったら従業員がついてこなくなりますよ」と諭す内容。ただ、従業員は給料を増やして欲しくて当然という論は納得できない。よほどでなければ飢えない世の中、むしろ金銭以外の待遇改善を欲していると思う。
読了日:09月24日 著者:井寄 奈美
水素 hydrogen水素 hydrogen
巻末に寄せられた各界著名人(笑)からのコメントがひどい。鶴田は仕事してないわけじゃないとか、奴はどうやって生きてんだとか、あっちで見たとか、ここ数年会ってないとか、もう不安にさせることばかり。
読了日:09月24日 著者:鶴田 謙二
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
このリズミカルな伏線回収がなんとも心地よい。映画を観た後なので堺雅人の情けない色男の顔が浮かんで、情けない雰囲気をリアルに感じながら読んだ。こういう逃亡劇をゲーム化したいものだ。
読了日:09月22日 著者:伊坂 幸太郎
マリア様がみてる ステップ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)マリア様がみてる ステップ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
昭和末期(今は心置きなく使える)といった時代の雰囲気だが、マリみて本編は昭和よりな平成の雰囲気なので、心の時間軸が合わない。基本、今野さんは男も女も同じノリで書いているためなのか、男性キャラに違和感。
読了日:09月18日 著者:今野 緒雪
お釈迦様もみてる S-キンシップ (コバルト文庫)お釈迦様もみてる S-キンシップ (コバルト文庫)
俺もこの小説の登場人物たちはロボットに見えるよ。作り物臭すぎる。アンドレは生きてる気がするが。どーでもいいけどアンドレと言ったらザ・ジャイアントじゃないのかよっ!
読了日:09月17日 著者:今野 緒雪
ギャラリーフェイク 20 (小学館文庫 ほB 30)ギャラリーフェイク 20 (小学館文庫 ほB 30)
米粒て…いや慌てた割に適切な処置すぎてそこに吹く。いやー、良いキャラ揃えてるなー。
読了日:09月16日 著者:細野 不二彦
ギャラリーフェイク 19 (小学館文庫 ほB 29)ギャラリーフェイク 19 (小学館文庫 ほB 29)
漫画の天才職人である細野さんは、職人にひとかたならぬ思い入れがあるんでしょうなー。和風SMとか!!
読了日:09月16日 著者:細野 不二彦
ギャラリーフェイク 18 (小学館文庫 ほB 28)ギャラリーフェイク 18 (小学館文庫 ほB 28)
エリザベータ再登場、すっかり少女らしくなってたが、口が悪いのは相変わらずで安心(?)
読了日:09月16日 著者:細野 不二彦
フラット化する世界 [増補改訂版] (下)フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
フラット化の阻害要因は文化とか政治か…、うーんもっと色々ありそうだけどなぁ、読み落としちゃったかなぁ。教育が大切ってのは全く同感。アメリカはもう浮き上がらない気がする。フラット化しても人は見たいものしか見ない。
読了日:09月16日 著者:トーマス フリードマン
レインツリーの国 (新潮文庫)レインツリーの国 (新潮文庫)
「妖精作戦」シリーズをまた読んでみたい。…内容忘れてるから。なんかバスターなんとかとゆーでかい銃が出てきた話だったような…って、覚えてんのそこかよ。それはともかくこの本の内容は、ブログとかメールとかチャットの使い方が自然で、テクノロジーが普通の恋愛に入り込めるほど定着したのねー、と感慨。
読了日:09月16日 著者:有川 浩
フラット化する世界 [増補改訂版] (上)フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
この本を読むと、なんでまだ大都市に企業が集中して、頭脳労働者が通勤しているのか理解できない。フラット化による問題は挙げてあるものの、「なぜフラット化しないのか」という視点ももっと欲しいところ。
読了日:09月15日 著者:トーマス フリードマン
別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)
「ボクの柴崎ちゃんに意地悪するなー!」と有川さんに剃刀を郵送したくなるような展開です。手塚は心身共にイケメンだから、ちょっとボンクラだが許す。あと、ショートストーリーがめっさ「大事な大事な(ラブ)アタックチャーンス!!」で、ご冥福を祈りつつ吹いた。
読了日:09月13日 著者:有川 浩
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)
読んでいる最中に、スピードワゴンがダース単位で出てきてマーチングバンドを組んで行進しながら「あまーい! あまーい! あまーい! ムツゴロウさんか! あまーい! あまーい!」と叫んでいるヴィジョンが…。それはそうと、笠原は絶対に良化側に二つ名つけられてるよな「図書隊の血まみれクイーン」とか恐ろしげなもんが。
読了日:09月11日 著者:有川 浩
サラリーマンが「10万円」で確実に稼げる株 (知的生きかた文庫)サラリーマンが「10万円」で確実に稼げる株 (知的生きかた文庫)
この人、似たようなタイトルで幾つかこのレーベルから出しているけど、ほぼ同じ内容のような気がする。非常に割り切った説明で、こうやれ! と言い切っているのが分かりやすい。自分のスタイルが見つかるまで従ってみるのも良いかも。
読了日:09月10日 著者:二階堂 重人
ギャラリーフェイク 17 (小学館文庫 ほB 27)ギャラリーフェイク 17 (小学館文庫 ほB 27)
ジャン・ポール・香本先生が、塀の向こうを歩いている女の体臭を嗅ぎ当てるとか、相変わらずの変態で素晴らしいです。
読了日:09月09日 著者:細野 不二彦
ギャラリーフェイク 16 (小学館文庫 ほB 26)ギャラリーフェイク 16 (小学館文庫 ほB 26)
最初の村上 隆のdisりっぷりに、細野さんは「こっち側なんだ」と安心。あのメカの原画は河森正治さんか宮武一貴さんかと思うけど、河森さんかなぁ。
読了日:09月09日 著者:細野 不二彦
バーチャライズド・マン (ハヤカワ文庫SF)バーチャライズド・マン (ハヤカワ文庫SF)
「人体冷凍」を読んだ後に読むと、なんとも言えない読書体験で、半分フィクションに思えてくる。サイエンスフィクションなのに! 冒頭でいきなりAlcorの紹介してるし! 前はこういうのも実際あるんですよー、的紹介にしか思ってなかったけど。いやー2冊とも読むべきですよ。これは。
読了日:09月09日 著者:チャールズ プラット
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
コンサルティング業務向けの例文に興味が持てなくて、凄く退屈。要は、要素を漫然と並べず、7以下の要素でまとめて、ピラミッドのような階層構造にしろ、ということ。ほぼそんだけ。
読了日:09月08日 著者:バーバラ ミント,グロービスマネジメントインスティテュート
BLUE DROP-天使の僕ら 2 (チャンピオンREDコミックス)BLUE DROP-天使の僕ら 2 (チャンピオンREDコミックス)
無駄にストーリーテリング能力つぎ込みやがって!! いいですけど。
読了日:09月07日 著者:吉富 昭仁
BLUE DROP-天使の僕ら 1 (チャンピオンREDコミックス)BLUE DROP-天使の僕ら 1 (チャンピオンREDコミックス)
女性だけの異星人って「ガルフォース」が確かそうだったよなー。女同士男同士、女装、割腹、ゲロ、好き放題です。笑いのテンションは低め。あとアニメと全然違うー。
読了日:09月07日 著者:吉富 昭仁
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)
アニメを先に見てたんで、声、特に柴崎の声がリアルに再生されつつ読みました。結果、短編がエロいことに。
読了日:09月07日 著者:有川 浩
ゲームシナリオの書き方 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣 (NEXT CREATOR)ゲームシナリオの書き方 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣 (NEXT CREATOR)
一般的なシナリオの書き方からやっているので、ゲームシナリオ特有の話があまりない。まとまりがちょっと悪いが、頑張って詰め込んであって、悪くはないという感じ。
読了日:09月05日 著者:佐々木 智広
図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)
床屋のエピソードにあるような言葉だけじゃなく、絵でも結構ある。「ピッコロさんの指」は自主規制というより、アニメだと作画で間違うから5本になったと思うけど、実際鳥山さんも間違えてたし。あ、笠原が「教官、教官」言ってるのは「スチュワーデス物語」のオマージュか?
読了日:09月05日 著者:有川 浩
図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
柴崎がどす黒くいいやつなので、そこに感情移入して読んでいたら、笠原が異常に可愛いヤツに思えてきました。なにこのトラップ。
読了日:09月04日 著者:有川 浩
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
いやー、前から日本の農業政策が理解できなかったんだけど、やっぱり理解できなくて当たり前だったんだな。無茶苦茶なんだもん。
読了日:09月02日 著者:浅川 芳裕
ギャラリーフェイク 15 (小学館文庫 ほB 25)ギャラリーフェイク 15 (小学館文庫 ほB 25)
黒髪の美女(?)に目がない藤田さん。ん、サラもそうじゃね? そういや最初は食いついてた気がするな。
読了日:09月02日 著者:細野 不二彦
ドケチ道 ―会社を元気にする「生きたお金」の使い方ドケチ道 ―会社を元気にする「生きたお金」の使い方
この社長は、特に人と違っていることをしているわけじゃない。だって考え方が私と同じだもの。
読了日:09月02日 著者:山田 昭男

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