イベントハンドラ / メッセージハンドラ event handler / message handler |
アップルイベント | アプリケーション間通信 |
●スクリプトオブジェクト | ユーザー定義オブジェクト |
●命令 | メッセージを発生させる文 |
メッセージ | ハンドラが受け取るデータ |
●ハンドラ | 一連の処理の集まり |
委任 | メッセージを親に渡す |
アプリケーション命令やイベントメッセージによって呼び出されるハンドラを命令ハンドラという。
アプレットではrun命令に対応するrunハンドラの他に、open/reopen/idle/quit/printなどがあり、HyperCardなどではクリックに応答するmouseUpハンドラなどがある。
具体的には「スクリプト編集プログラム」でハンドラ名の書式が「アプリケーションの予約語」になるのが命令ハンドラ。
ハンドラごとに受け取るイベントは一つで、ハンドラ名がイベント名に対応している。メッセージを受け取るとハンドラは処理を開始する。
以下のようにスクリプト中で命令ハンドラを呼び出すこともできる。
idle -- 強制的にidleハンドラを呼び出す
on idle
beep
return 60
end idle
この性質を利用することで、通常は「スクリプト編集プログラム」上で実行できないハンドラのデバッグも可能になる。