オブジェクトに送られたメッセージを親にあたるオブジェクトに転送する事。
AppleScriptではcontinue文で実現されている。
他のオブジェクト指向言語では、委譲(delegation)と言う言葉は、別のオブジェクト(親では無い)に処理を送ることを指すので、ちょと混乱する。Appleさん、この用語は別の言葉にしませんか?
継承とともに、オブジェクトに共通の機能を持たせながら拡張する方法の一つである。
この経路をメッセージのパス(path)と言う事もある。
アプリケーション命令等により発生するメッセージは、アプリケーション(OSAX・機能拡張)内部に対応するハンドラが組み込まれている。利用者はメッセージがこれらに渡る前にメッセージを横取りして利用する事ができる。
さらに元の送り先にメッセージを渡したい場合はcontinue文を使い委任を行う。