«data xxxx16進数»

引数(Parameters)

xxxxデータの種類を表す4バイトのコード
16進数データの中身を示す16進数

演算子(Operators)

as, & (結合), = (等しい), /= (等しくない)

属性(Properties)

classクラス識別子[r/o]
値の属するクラス
(dataか、アプリケーションによって定義されたクラス)

解説(Note)

 他のどのクラスにも属さない、その他の値。
 生のデータを扱いたい時に使用したりする。アプリケーションによって定義されていない場合、リテラルでは使用できず、変数に入れて処理する必要がある。
 AppleScript以外の言語やデータの知識が無い場合、基本的に使用する機会のないクラスである。逆に言えば、このクラスを使えば、画像や音声など、ほとんどあらゆるデータを扱うことができるわけである。

 このクラスはアップルイベントの生データ(Raw Data)としてしか扱えない。
 例えば、read命令などで読み込んだデータのxxxxは'rdat'であるので、以下のように書く。

«data rdatFFC0»

 ちなみに、dataはそもそも複数形なので、特に複数形を使いたい時はeveryを使うしか無い(そもそもの単数形はdatumだが、AppleScriptでは使われない。米国ではdataが単数形としても用いられるので、こういうややこしいことになっている)

 as演算子によって、一項目のリストへ変換できる。

【バグ情報】

 OS X10.8では、日本語の曜日を含んだ文字列からdateオブジェクトに変換すると、一定の日付に間違って変換されてしまいます。
 修正されています。


set a to "2013年2月1日金曜日 0:00:00"
set b to date a
--> date "1999年12月31日金曜日 0:00:00"

用例(Example)

  1. 使い方は、各自で研究して下さい。