«constant xxxxoooo»

引数(Parameters)

xxxxクラスを表す4バイトのコード
(大抵は'cons'であるようだ)
ooooIDを示す4バイトのコード

演算子(Operators)

as, & (結合), = (等しい), /= (等しくない)

属性(Properties)

classクラス識別子[r/o]
値の属するクラス(当然constant)

解説(Note)

 AppleScript又はアプリケーションで定義される予約語。
 文字列とは違うので、ダブルクォーテーションで括る必要は無く、ユーザー定義もできない。
 例えばファイルを上書きする場合などの選択に、yes/no/askの三種類の定数が用意されている。テキストエディタの文字スタイル設定用のplain/bold/italic等も、この定数である。
 as演算子によって、一項目のリストへ変換できる。文字列に変換できそうだが、実際はできないので注意すること(MacOS8.6からは変換できる)

 «constant xxxxoooo»は、アップルイベントの生データの形であり、普段目にすることはない。
 定数を定義していたアプリケーションが取り除かれた時など、この形になる。以下にサンプルをあげておく。

«constant conszkhk»

 'cons'はconsideringを意味するコードかと思っていたら、どうやらconstantを意味しているらしい、全角半角のIDが'zkhk'。
どうもAppleが制御文consideringで、英語の定数を定義しそこねているようだ。

 Finderのcontainer windowオブジェクトにも参考となる例があるので、参照してほしい。

用例(Example)

  1. class of yes
※1 結果ウィンドウでResultを見て下さい。