同義語(Synonym)

フィールド / field

解説(Note)

 値を入れておく袋とでも考えればいいだろう。
 名前は、識別子の法則に従いユーザーが自由に設定できる。
 変数には、以下のような種類がある。

局所変数(local variable)
 有効範囲がハンドラの中だけの変数。別名ローカル変数。
大域変数(global variable)
 有効範囲がスクリプト全体の変数。別名グローバル変数。

・定義済み変数
 定数的に使える定義済みの大域変数(日付用算術用文字列用)。当リファレンスでは見出しの右下にはvariableと表示している。
・システム変数
 resultなど、状況に応じてその内容が変化する属性に近い性質の変数。当リファレンスでは見出しの右下にはSystemと表示している。

より深い情報

 同じ名前のスクリプト属性と大域変数を設定すると値が共有されてしまう。また、大域変数もスクリプトが終了しても値が保存される。
 つまり両者は同じプログラムで管理されているという事であり、宣言と定義の方法を除けば、ほとんど違いは無い。


属性との類似点
 set命令で値を代入したり、値を読み出したりできる。
 必ず値を一つ持つ。
属性との相違点
 オブジェクトや値に依存しない。
 値を代入する事により保持している値が変わる事以外の効果は無い。
 あらゆる値を代入する事ができ、変数によって型が決まっている事は無い(実は定義済み変数も例外では無く、最初に定義されている値以外の型の値を代入できる)
 変数には有効範囲があり、局所変数の場合ハンドラの内部でしか値が保持されない。大域変数として設定するとスクリプト全体に有効範囲が拡大されるが、スクリプトの外部からは値を参照変更できない。
 ただし、スクリプトオブジェクトが持つ属性は変数により近い。