プロパティ、フィールド |
●オブジェクト | コンピュータの中のモノ |
●値 | スクリプトで扱うデータ |
要素 | コンテナに含まれるもの |
クラス | 同じ特徴を持つもの |
●変数 | 値を保持する領域 |
●命令 | 一定の処理を指示する文 |
属性はオブジェクトや値の持つ性質を表していて、それらに貼られている札のようなものといえる。
例えば、ファイルの名前やサイズ、ウィンドウの位置などが属性である。
属性を指定するための識別子をラベル(label)とも言う。
値を変更すると同時に、あたかも属性の値を引数とした命令が実行されるような効果がある。例えば位置を表す属性(position)の値を変更すると、オブジェクトが移動するような効果である。
変数と命令を合成したものが、属性であると理解していいだろう。
+ * 2 =
例えばprop xという属性があったとすると、内部的には
「値を書き込む(write)命令」
set prop x to 引数
と「値を読み出す(read)命令」
prop x
という2つの命令が用意されていると言える。[r/o]の属性の場合、値を読み出す(read)命令だけが用意されていると理解できる。
要は、set the clipboard to命令とthe clipboard命令によく似た作りである。
いろいろな用語と似ているので、混乱しないようにしてほしい。
スクリプトオブジェクトの持つスクリプト属性は、以下の性質にあてはまらず、ほぼ変数と同じ性質を持っているので注意すること。
同様にレコードの持つ属性も、以下の性質とは異なる。
以下の性質は、アプリケーションオブジェクトの持つ属性の性質である。