local 変数 [, 変数...]

引数(Parameters)

変数局所変数

解説(Note)

 局所(local)変数として変数を宣言する。この時、初期値は設定されないので、set命令(copy命令)で値を設定してやる必要がある。値が設定されていない変数を使おうとするとエラーになる。
 set命令(copy命令)で変数に値を代入した場合、暗黙に局所変数として定義されるので、通常は特にこの構文を使って局所宣言する必要は無い。
 ハンドラの外でも値が保持される変数を、大域(global)変数という。
 変数の定義は、命令ハンドラ利用者定義ハンドラ(位置渡しラベル渡し)の頭で行われる。

 宣言された局所変数は、ハンドラ内でのみ変数の値が保持される。
 別のハンドラで使われる局所変数は、同じ識別子を使っていても、全く別の変数として扱われる。
 詳しい変数の有効範囲(scope)については、各自検証しつつ使ってほしい。

用例(Example)

  1. local x
    try
    	set x to x + 1
    on error
    	set x to 1
    end try
    display dialog x