要素(Elements)

item番号による指定

演算子(Operators)

as, & (結合), = (等しい), /= (等しくない)
contain, does not contain, is in, is not in
end with, does not end with
start with, does not start with

属性(Properties)

classクラス識別子[r/o]
値の属するクラス(当然list)
length整数[r/o]
リストに含まれる項目数(numberと同じ)
number整数[r/o]
リストに含まれる項目数(lengthと同じ)
正確には属性では無くcount命令の同義語
restリスト[r/o]
最初の項目を除いたリスト(ただし、rest of {}はエラーとなる)
reverseリスト[r/o]
項目を逆に並べたリスト

解説(Note)

 様々な値を中括弧「{}」の中にカンマ「,」で連結して、ひとまとめにした値。
 項目は、同じクラスのものである必要は無く、違うクラスの値を一緒に含むことができる。また、リストの中にリストを含むこともできる。
 物凄く残念なことに、フィルタ参照形式による項目の参照はできない。

 リストは主に、同じ特徴を表すひとまとまりの値を表すのに使われる。
 例えば、座標(position)、縦横サイズ(size),矩形範囲(bounds)は、それぞれリストを使い、{横、縦}、{横幅、高さ}、{左上横, 左上縦, 右下横, 右下縦}の順番の整数で表される。
 また、色は{Red,Green,Blue}の、各0〜65535までの整数値で表される。

 setを使うことによって、変数の一部を共有し、C言語などのポインタ的に使うことができる。

 データの扱い方が異なる[]リストが存在し、{}リストは、正確に区別するとvector(複数形はvectors)というクラスになる。

 as演算子によって、全てのクラスへ変換できる(項目が一つしか無いリストで、かつ変換後のクラスと同じクラスの項目である場合)
 文字列に変換する場合、リストに含まれるデータが文字列に変換できることが前提で、&によって結合された文字列に変換される。このとき、各項目の間には、テキストデリミタ(text item delimiters)に定義された文字列が挿入される。

用例(Example)

  1. class of {50, "text", 4.2}
  2. some item of item 2 of {"a", {"b", "c", "d"}, "e"}
  3. set x to {1, 2, 3, 4, 5}
    set item 4 of x to {}
    x
  4. count real in {1, 1.0, 3.14, "a"}
※1,2,3,4 結果ウィンドウでResultを見て下さい。