どうも、戦場ヶ原 ひたぎさん誕生日おめでとうございます。
ではなく。鳶嶋工房13周年おめでとうございます。
おめでとうオレ。とんびさんとれー。
それはともかく、鳶嶋工房 / User Interfaceを追加しました。
内容については、丸っきり作りかけ感野村です、いや満載ですが、ぬるっぽいあだっぽい目で眺めていただければと思います。
「借りぐらしのアリエッティ」観てきました。
米林宏昌監督は初監督だそうですが、ジブリで作画監督や演出をやってたりする人なんで安心です。
床下に小人が住んでるって言っちゃえばただそれだけの話ですけど、個人的には「縮みゆく人間」って映画にもなった小説に出てきたクラリスって小人と、「リトルコンピュータピープル」ってゲーム(?)のファミコン版「アップルタウン物語」と、「ワンダープロジェクトJ2」のジョゼットを思い出した。
アリエッティ観ながら、思い出した人が多いのはどれでしょうか…洗濯バサミ娘的にジョゼットかな。
人間の家の中に「借り」に行くシーンのお父さんの格好良さが実に良かった。
ロープ使いに「海腹川背」だか「ヒットラーの復活 トップシークレット」だかを思い出す。ゲーム化されないジブリ作品だけど、この「借り」シーン中心でアクションゲーム化してほしい。
人の家の中で暮らす工夫が面白くて、小人が作った仕掛けと人が配置した道具の組み合わせが、すごくゲーム向き。そういえばサターンの初期の傑作「クロックワークナイト」が、比較的近い感じだったけど、オモチャが主人公より小人が主人公の方がもっとゲーム向きな感じがする。
小人が滅び行く種族で、アリエッティは両親以外の同族に会ったことがないというのが、終末SFっぽい雰囲気で好み。
お茶を注ぐときの表面張力の具合とか、小人が人間に比べてずっと登攀能力とかが高いとか、虫の世界の物理法則が適用されててそのへんもSFっぽさがあって面白かった。
お勧めです。正月までロングランされても納得です。
ただ、私が褒めるのは世間が褒めるものとズレている可能性が高いので、とりあえず観に行きましょう。