場所で複雑化を防ぎましょう

 $ σ_σ$  < 今回は最後の要素plaについての解説よ。
 Σc ' _' )  < 必要あるのか、これ?

汎用のプロンプト要素

 テクス君の疑問も当然で、特に必要ありません。
 そして、ほとんど明確な役割というものがありません。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<textio><act>
<pla>じゃんけん!</pla>
<var id="hand">d3</var>
<select>
<option verb="グー"><p var="hand=1">
	 こっちもグー、引き分けだ。
<else var="hand=2"/>
	 こっちはチョキ、君の勝ち!
<else/>
	 こっちはパー、僕の勝ち!
</p></option>
<option verb="チョキ"><p var="hand=1">
	 こっちはグー、僕の勝ち!
<else var="hand=2"/>
	 こっちもチョキ、引き分けだ。
<else/>
	 こっちはパー、君の勝ち!
</p></option>
<option verb="パー"><p var="hand=1">
	 こっちはグー、君の勝ち!
<else var="hand=2"/>
	 こっちはチョキ、僕の勝ち!
<else/>
	 こっちもパー、引き分けだ。
</p></option>
</select>
</act></textio>

各要素の説明

pla要素

<pla>じゃんけん!</pla>

 pla要素の内容に書いた文字は、プロンプトの前に表示されます。
 この動作はat要素と似ていますが、at要素のように名詞が自動的に設定されたり、その設定方法を制御したりといった機能はありません。
 pla要素は、ただプロンプトの左側に文字を表示するだけの機能です。

 これがどう役立つかというと、どう役立つかよく分かりません。

 Σc;' Д' )  Σ わかんねーのか!
 $ σ_σ$  < 無責任、ここに極まれりね。

 こういう機能があったら、色々と応用できるんじゃないかなという程度の、ユルい機能です。
 機能の例としては、現在いる場所をそこに表示して、プレイヤーの混乱を避けるという機能。
 他には装備している武器の表示、章のタイトル、など想定しています。

 Σc ' _' )  < つまり自由に使えと。
 $ σ_σ$  < 世は自己責任無責任時代ね。

pla空要素

<pla/>

 空要素はat要素などと同じく、値を初期化します。

 以上です。

 Σc ' _' )  < 今回も短い。
 $ σ_σ$  < もう、特にいうことはないわ。

まとめ

  • pla要素はプロンプトに表示される。
  • pla要素の内容は自由に設定できる。
  • pla要素の使い方は、制作者次第。

 やっと全要素の解説が終わりました。
 次回は、中級編の最終回、これまでのまとめです。