湯浅監督の真っ向からの恋愛もの、という事でケモノヅメを念頭に見はじめたらサイコホラーじみた作品のよーな気がしてきたり、わんぎょがグッズ化してたり、サーフィンアニメがスペースダンディ越えにすごかったり、妹のヨーコちゃんが人魚でも化け物でも宇宙人でもないのに可愛いので傑作です(支離滅裂)
そういえば、エンドロールに「フラッシュアニメーション」とあって、アニメーターにアップデートしてないのかな、とか思った。
多分「フラッシュアニメーション」って事にこだわりがあるんだと思います。
Flashは死んでなくて、本来あるべきアニメ制作の役割に戻ってるだけ、って感じですね。
すごく癖の少ないというかハイティーン向け少女漫画的なキャラなのに、ちょいちょい湯浅以外の何モンでもねー! って感じの絵や動きが入るのが、変な感じでした。いや、監督だから入って当たり前ですけど。
冒頭からずっと「あれ? なんかキャラが、フツーに美男美女だな」って思って。
主要なストーリーラインもゴースト/ニューヨークの幻的なコッテコテの鉄板なんですけど、恋人期間を丁寧に描いてたり、逆に説明・伏線的なところを描写しすぎなかったり、緩急がしっかりしてて面白く観ました。
そして、フツーに泣いてしまったとゆー。くそっ、こんなコテコテにしてやられてしまった! みたいな。
あ、声も良かったですね。すごく自然でした。
ヒットしてほしいなぁ…。