若おかみは小学生!
TVシリーズ観ておおまかな筋は掴んでるので、もう序盤からうるっと来る。
「グローリーが本名とか言ってるけど、本名は栄子さんなんじゃないですか?」「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」から始まるサスペンス展開が怖かったですね!
まぁ、そんな温泉旅館サスペンス展開はないですけど。
作画・背景・音楽・声・シナリオどこ取っても見どころ聞きどころのある映画でした。
原作挿絵をキャラ表がわりに使っていて、新たにキャラデザインを起こしてないらしく、小学校高学年らしい「今伸び盛りです !」って感じのおっこちゃんの手足のすらっとした華奢な感じがグッときましたね。
そして、おっこと対比となる大人の女性のグローリー。化粧してない時にそばかすがあるっていうの、他のアニメでやってたのパッと思い出せないんですが、これ定番化しそうな演出だなと思いました。グッときます。
割とアニメの化粧描写って口紅とアイシャドウとチークで「ケバくなる」というパターンが多くて、ドキドキ!プリキュアのキュアエースとか、口紅がケバいと幼女先輩にも評判良くなかったと聞きます。僕は可愛いくてグッとくると思いますけどねっ!
いや、なんか快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊パトレンジャーの影響で、グッとくるって言いたいだけちゃうか疑惑ありますが、若おかみは小学生! とても良いというのは確かです。
温泉旅館といえば花咲くいろはを思い出しますが、あれはむしろこの若おかみは小学生!の原作を下敷きにしてたのかな、と思ったりもします。あれの背景美術も素晴らしかったね。印象としては「ホビロン !」の方が強いですが(笑)