2005-01-28に「アニメ作画のしくみ—キャラに命を吹き込もう!」って本のゲームについての記述がヒドいと書きましたが、一緒に後2冊買っておいたので、そちらの感想を。
まず1冊目は「ひとりから始めるアニメのつくり方」
アニメージュ創刊号(1978年)から連載された記事の改訂版で、2004-09-06の初版ですから現状に合わせて書き直されています。
学生向けといった感じの記述で、アニメの歴史といった基本がちゃんと押さえられていますし、著者ならではのエピソードも交え、作画だけではなく脚本や音響等アニメーション全体について書いてあります。
そのため、アニメを作るために読むだけでなく、アニメ好きの人のための読み物として楽しめます。
もう一つは「アニメーションの本—動く絵を描く基礎知識と作画の実際」
こちらも1978年に出版されていて、一度絶版となった後に再販されたのは1996年、私が持っている本は2003-11-20の17刷です。
作画に特化した本ですから、なかなか濃い内容です。
それに、アニメーター1年生や予備軍向けの本という感じで、基本かつ実践的な事が書いてあります。
ちなみに、この本の内容と前述の「アニメ作画の仕組み〜」の内容が、かなりかぶってます。
この2冊は、おそらく名著と言っていいものだと思います。門外漢である私が言っても、説得力がありませんけど。
本を読んだからといって、私のFlash作品がアニメーションよりになるかというと、本人の特性っちゅーものもあって、そう言う事も無いでしょうが、ゲームについて書く場合に、多少分析の攻め手が増えるかなと期待してます。
「アニメ作画のしくみ—キャラに命を吹き込もう!」って本を買ってみました。
この本、ゲームでのアニメーションなるパートがあるんですが、これがゲームを馬鹿にしたというか、ゲームをなんも分かってないというか、なんちゅーか不快でした。
というのも、一つのシステム「ちょびっツ」を取り上げて、あたかもゲーム全体のように解説してるんですよ。ゲームがそんな狭いものだと思われては心外。
画面をナナメにするのはゲームの特徴です
とか書いてあるけど、それ「同級生」以降のギャルゲーの特徴ですから!
最近はギャルゲーからの輸入でギャルアニメでもよく使われてるんで、もうギャルゲーのみの特徴でもないけど。
そんな感じで、ゲーム関連の記述はまるっきり蛇足、なんの役にも立ちゃしねぇ、というより害になる。
ウチのサイトの鳶嶋工房 / Flash(ActionScript)のページが、google検索のActionScriptで1ページ目に(10件目)に表示されてます(この一瞬だけかもしれませんが)
狙ってActionScriptで上位にくるようにページを作ったんですが、SEOって、効果あるんだなーと実感しました。
Diary / 2004-11を見ると、ActionScriptで上位目指します、って書いてるから、SEOがある程度効果を発揮するまで2〜3ヶ月はかかるという計算です。
これからWeb用の文章書くときは、ついついSEO対策してしまいそうで怖いです。
まぁ、テキトーにやりますけど、今まで通り。
「それがPSPの仕様だ」、久多良木SCE社長がゲーム機不具合騒動を一蹴 - nikkeibp.jp - 注目のニュース
そもそも使いにくいPSタイプの十字キーが、液晶をでかくするために、よりいっそう使いにくくなっているのは仕様だそうです。
だとしても、久多良木社長のこの発言はPSPを潰す気か?
DSはちょっと触ってみて、十字キーもボタンもゲームボーイ以来の小ささで、携帯機の制限があるとはいえ使いヅレェなぁと思ったんだけど。
PSPの方は私はまだ触ったことないんで、実際の所は何とも言えないんですが、この社長の発言はヒドい。
Game / Essay / サイドビュー考察
2005-01-26
任天堂が「プレイやん」という、ゲームボーイアドバンスSPかニンテンドーDSに挿すと使えるメディアプレイヤーを発売しました。
対PSP向けのデモンストレーション的商品でしょうが、ROMカートリッジならではの展開ですね。
多分ポケットカメラほどは売れず、私が目にすることは無い商品でしょう。iPodに比べると、挿したり抜いたりと転送が面倒だしねぇ。
しかし、携帯用の電化製品を持ち歩くのはせいぜい2つではなかろうかと考えるので、ゲーム機のPDA化は避けて通れない道。
カメラは携帯電話に付いているんで、多分出ないと思うんだけど、ポケットカメラは挿せるのかな?
DSなんかはタッチパネルも付いてるし、電子手帳がいくつか出るんでなかろうか。任天堂自身が電子手帳みたいなのを開発しているって話だ。
ゲームに付いてのエッセイを書いていると、ゲーム作りたい熱が高まってきます。
週一とは言わないまでも、月一で何か出していかないとヤベーなー。ゲームサイトとして。
とりあえず、エッセイかレビュー週一ペースを当分続けていこうかと思ってます。
Game / Essay / トップビュー考察
2005-01-21CG / iGirls / Mac mini
2005-01-15
Mac miniが出ましたねぇ。
早速擬娘化して、Mac mini Girlを公開しました。
Mac miniは、小さくて拡張性が無くて安いです。Macに拡張性なんかイラネーっつーの、と常々思っている私としては、非常にそそられるマシンですね。
私としては、サイズを倍にしていいからファンレスを実現してほしかったんだけど、デザインもオシャレでDVDもスロットインだしねー、安いくせに妙に高級感がありますな。
お値段も6〜7万円程度と、かなりお値ごろ感のある設定。素晴らしいですな。
私は、折角なのでG5版がG4デュアル版が出るまでは買いませんけど。
さて、コンピュータゲームですが。
PSやN64で広がったゲームがPS2やGCで洗練された、という流れがありますが、そろそろまた新たな流れが来そうな気がします。来てほしいなぁ。
キーワードとなるのはやっぱり、携帯と通信なんでしょうが、通信の方がなかなか温度差が大きくて、今年もなかなか厳しいようです。
とりあえず、携帯電話のインタフェースがもうちょっと良くなってくれんと、携帯電話では駄目だ。
DSはペンによるインタフェースや二画面が面白いんで、これだけ売れれば、放っといても面白いゲームが出そうです。
PSPは、どうにも新しさ可能性を感じません。うまくPS2と連携取れるんかいな…面白くなるとするならそこ以外無い。
通信に関してはスクウェアエニックスとセガには、大いに期待したい所ではあります。
今年通信ゲームのヒットが出るとして、中国や韓国で大ヒットが出て、それが日本に凱旋するという形になるんじゃないでしょうか。
ただ、こんな当たり前の方向性じゃないところから、なんぞ飛び出さんかなぁ。
うーん、とりあえずDDRのコナミがフィットネスゲームで大フィーバー作りだす!、と予想してみる。
実際の大ニュースは、コナミが巨額脱税で国税局の立ち入り調査を受ける、とかだったりして。
今年のパソコンでは、注目はやっぱしMac OS Xの次期バージョンTigerです。WindowsのLonghornは2006年後半を予定しているという事で、当分は出ないそうですしね。
Tigerは検索機能を大幅に強化するらしいんで、そのへんの使い勝手の良さを大期待したいわけです。
いやもうあたしゃこのサイトを開設した当初から、今時のOSのファイル操作は検索を中心に据えるべきだと言い続けている訳なんで、「やっとかよ」という気持ちが先に立つんですが、やっとMac OS Xが進化の方向性として正しい道に戻って来たという事で、めでたい事です。
ユーザーの方も、マーキングの方法やデータ抽出・選択のパターンを洗練させて、うまいファイル管理の方法を編み出していかなきゃいけないでしょうが、それはコンピタオタク的には楽しい事になりそう。
Webの方では既にディレクトリよりも検索が中心になっているので、検索ワードなんかの選び方はだいたい想像がつきます。
ローカルの場合は書類を作るのもユーザーなんで、書類の作り方も後の検索を意識したものになりそうです。ローカルファイルのSEOって所でしょうか。
それが波及して、HTMLの書き方も意味(セマンティック)データの書き方が意識されHTMLの質が上がり、結果CSS等のスタイルシートによる装飾データ分離が進む…となるんか?
とりあえず、一足先にMac OS Xユーザーは意味データを意識するようにはなりそうです。
今年のITは、今まで携帯電話を作っていなかった会社が次々と携帯電話へ参入。
やっと、電話が携帯ツールの「おまけ」となる、と言い換えていいだろう。
以下は参入例。
セガはノキアと提携して新携帯ゲーム機+携帯電話を発売。
前に出したN-Gageとは互換性は全くない。
名称はSonicGear、ソニックバージョンとエミーバージョン同時発売。
最強のJavaプラットフォームとして、ゲーム業界以外からも注目される。
Appleもモトローラと提携し、iPod電話を発売。
スケジュール帳のインタフェースがニュートン彷彿とさせ、オールドユーザー感涙。
しかし日本では発売されず。ファンがっかり。
単に私が、こんなのがでたら携帯電話を持つかもしれん、という話のような気もする。
2005-01-08
うー、体調崩しまくってました。
もう新学期始まるじゃん。…関係ないけど。
明日からつらつらと、今年の展望でも書いていく事にします。
あけましておめでとうございます。
今年も、よろしゅうに。