同義語(Synonym)

サブルーチン/関数/ファンクション/ユーザーハンドラ

解説(Note)

 利用者が自由に設定する一連の処理の集まりであり、利用者定義命令を使って呼び出されるハンドラ利用者定義ハンドラという。

より深い情報

 多くのコンピュータ言語の流儀に従えば、次のように呼ぶことになる。

返り値がないサブルーチン
返り値がある関数、ファンクション
オブジェクトに含まれるメソッド
外部からのメッセージを受けるハンドラ、イベントハンドラ

 C言語などは値を返そうが返すまいが関数と呼ばれるし、サブルーチンも厳密に呼び方に区別があるわけでは無い。手続き(プロシージャ)という呼び方もあり、総称としては「副プログラム」と呼ばれたりもする。
 このように、言語ごとに多少違う意味で呼ばれている。

 AppleScriptにおいては、ハンドラで統一されている(といっても、AppleScript言語ガイドなど、Appleの配付している資料にもサブルーチンとも書いてあることが多い)
 HyperCard(HyperTalk)からの流れの人はハンドラ、その他の言語からの流れの人はサブルーチンか関数と呼ぶ傾向にある。

 利用者定義ハンドラは、スクリプトの中では値の一種として変数に入れて使われる。
 これは、リストなどと同じ、一種の参照値である。