write 様々な値
	to 整数1 | ファイル参照
	[for 整数2]
	[starting at 整数3]
	[as クラス識別子]

引数(Parameters)

様々な値書き込むデータ
整数1   データを書くファイルのファイル参照番号
(open for accessの結果で得られる値)
ファイル参照データを書くファイル
alias "..." か file "..."の形式
整数2書き込むデータの長さ
整数3ファイルを書き込む位置
クラス識別子どのデータ型で書き込みするか

解説(Note)

 ファイルに書き込むには、open for accessでwrite permission trueにしておく必要がある。
 ファイルを上書きする場合で、書き込むファイルが以前より小さいときは、eofが移動せず以前のままなので、書き込む前にset eof命令でeofを0にセットするのがいいようだ。

 write実行後、書き込み開始地点(ファイルマーク)が移動するので、さらにwriteを実行すると続きが書き込まれる。

 open for access命令を使わずに書いた場合、write命令の前後で暗黙にファイルが開かれ、また閉じられる。この場合の書式は簡単に済むが、当然ファイルマークを利用することができず速度も遅い。
 さらに、既に存在しているファイルでないと指定できず、ファイルサイズが小さくなってもeofは移動しない(例2)

 書き込み可能なデータ形式については、詳しくはAppleScript Scripting Additions Guide English DialectのwriteとUsing Read/Write Commandsの項を参照してほしい。

用例(Example)

  1. try
    	set fPointer to open for access (new file) write permission true
    	set eof fPointer to 0
    	write "テスト用テキストです。" to fPointer
    on error
    end try
    close access fPointer
  2. write "テスト用テキストです。" to (choose file)
※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。