open for access ファイル参照
	[write permission  真偽値]

引数(Parameters)

ファイル参照開くファイル(alias "..." か file "..."の形式)
真偽値書き込みを許可するか(デフォルト:false)

結果(Result)

整数ファイル参照番号
(read/write/close access等で使う)

解説(Note)

 ファイル操作を行う前に、ファイルを開く。
 file "..." of disk "..."という参照は使えず、file "..." か ailias "..."の参照方法を使う必要がある。
 新しくファイルを作成する場合は、file参照を使う必要がある。存在しないファイルをalias参照すると、エラーが発生する。
 新規に作成されるファイルは実際のデータにかかわらず、{file type:"TEXT",creator type:"ttxt"}つまりSimpleText書類になるので、後処理が必要な場合がある。

 ファイルを開いた後の各所処理では、ファイル参照を使うよりも、この命令で返ってくるファイル参照番号を使った方が高速に処理ができる。

 この命令を使った後は、必ずclose accessでファイルを閉じる必要があり、忘れるとかなり高確率でシステムダウンを招く。
 ファイルアクセスをする時は、何はともあれTry構文を使い、エラーが起こったらファイルを閉じるようにスクリプトを設計するのが安全。

用例(Example)

  1. try
    	set fPointer to open for access file "test" write permission true
    	write "テスト用のテキストです" to fPointer
    on error
    end try
    close access fPointer
※1 スクリプトを実行したアプリケーションと同じ階層にファイルが作られます。