clipboard info [for クラス識別子]

引数(Parameters)

クラス識別子読み出す情報をこのデータ型に限定

結果(Result)

リストのリストデータの情報{data type, data size}リスト

解説(Note)

 クリップボードの内容の情報を読み出す。
 クリップボードのデータそのものではなく、データのクラスと大きさをリストにして返す。
 クリップボードの内容そのものはclipboard命令を使う。
 クラスだけならclass of (the clipboard)で取りだせる。

 取り出すクラスを指定したとき、指定したクラス以外の値が入っている場合は空のリストが返される。

 結果のリストは、幾つかの種類のデータとして格納されている場合があるので、二重にリストとなっているので、データサイズを得る場合は例2のような、ややこしい書き方をする必要がある。

 また、tellの中で使う場合は、activateしておかないと、エラーとなる。
 基本的にはアプリケーション持つclipboard属性とぶつかると危険なので、tellの外で使う方がよい。

 標準のAppleScript環境でテキストのバイト数を得るには、この命令かget eof命令を使うしかないので、二バイトコードのバイト数を求める場合には、多少面倒だがこれらの命令を使うしかない。

用例(Example)

  1. clipboard info for string
  2. item 2 of item 1 of (clipbord info)
※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。