choose file
	[with prompt 文字列]
	[of type 文字列リスト]
	[default location エイリアス]
	[invisibles 真偽値1]
	[multiple selections allowed 真偽値2]

引数(Parameters)

文字列ダイアログに表示(デフォルト:"")
文字列リスト表示するファイルのタイプを4つまで指定
エイリアス最初に表示するフォルダ(10.3以降)
真偽値1不可視ファイルを表示するか(デフォルト:true)
(10.3以降)
真偽値2複数選択可能か(デフォルト:false)
(10.3以降)

結果(Result)

エイリアス選択されたファイル

解説(Note)

 ユーザーにファイルを選択させ、選択された結果を返す。
 キャンセルが選択された場合、エラー(-128)を返して停止するので、処理を続けたい場合は、try文を使ってエラーに備えておく必要がある。
 表示前にactivateを実行しておかないと、ウィンドウの後ろに隠れてしまうことがある。

 なお、ナビゲーションサービスに対応したのは、MacOS8.6から。
 「choose file "プロンプト"」のように直接引数が使えたが、MacOS8.6で廃止されているため、直接引数は無視される。

 choose file命令はinvisiblesがデフォルトでtrueだが、choose folder命令は逆にデフォルトがfalseなので注意。

 default locationに設定するのは、フォルダでもファイルでも良い。

バグ情報

 Mac OS X10.4で、ダイアログに検索が付いたが、検索後選択されたファイルは結果にかえってこないので、何の役にも立たないどころか、むしろ嫌がらせに近い。

用例(Example)

  1. choose file of type {"TEXT"}
※1 結果ウィンドウでResultを見て下さい。