2017-12

近況

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

 ヒックとドラゴン以来のfor meな映画で、全編好き。
 無駄なシーンなくて、えらい編集上手いなーとか思ったけど、ストップモーションだから編集は基本ないんだった。最初から、研ぎ澄まされてる。

 すぐに齣撮り人形映画ということは忘れてしまうぐらい自然なんですが、ふと「あっ、これ齣撮りだ」って思い出した時に総毛立つ感じ。凄い。
 ビジュアル・シナリオ共に、定番シチュエーションや、古典の引用みたいなものも抑えつつ、溢れるオリジナリティもあり、言うことなし。
 あんまりオススメとか書かないけど、オススメ。全年齢にオススメ。

GODZILLA 怪獣惑星

 直前に大傑作(KUBO)見てたんで若干不安でしたが、結構イケてました。
 パッと見が凄いシドニアですが中身も割とシドニアかもしんない。エイリアンとかスターシップトルーパーっぽさもあります。
 ネタバレは抑えて、一つだけ「これ続きもんです!」

 脚本が虚淵さんなので、新たな生命体が出れば「すわ! ヒディアーズか!」と身構え、仲間内でいざこざがあれば「ソウルジェムが濁る」とうろたえ、ジャングルを行進すれば「ロックシードはどこだ?!」とキョロつく、そんな視聴体験でした(笑)
 まぁ「結局、ゴジラは人間が変化したもんなんですよね!」って印象は、ずっとありましたけどね! けどね!

 来場者プレゼントのゴジケシは半透明紫でした。

有頂天家族2

なでなで

 2は、ラブな感じが強いシーズンでしたな。
 舞台も広がって、カエル狸がかなり活躍したり。
 色々ありますが結局、狸かわいい。特にママ狸が可愛い。
 ところで、かいせいちゃんって海星って書くのね。ヒトデ。

オリエント急行殺人事件

 イントロのポワロの人となりを示すエピソードは面白かったけど、ちょっとそこに時間かけすぎな気がする。
 曰くのある登場人物ばっかりなので、後半駆け足になっちゃって、ちょっと消化不良。

 吹き替え版で観たんですが、ポワロの声の草刈正雄が、あまりに草刈正雄だったので、頭から追い出すのに結構時間かかりました。
 ジョニー=デップは、いい感じに胡散臭いおっさんになってて良かった。
 車内のレイアウトがよく分からなかったので、なんなら常に画面の端にゲームみたいにミニマップを表示して欲しかったぐらい。

エロマンガ先生

全裸は淑女のドレス

 エルフ先生は気軽に全裸になるので気軽に描いてましたが、お昼にタイムラインに流すには不適切なやつですな。
 一応申し訳程度に、胸を隠しておきました。
 後、リボンつけてないと「だれ?」って感じになるのに、全裸だけどリボンつけときましたが、本編では全裸時はリボンなしです。

 本編ではいろんなもので隠してあって、オースティン・パワーズか! とか思いながら見てました。
 前景の小物で局部を隠す手法は、映画の割と初期からあると思いますが、アニメでは意外と少ないような気がします。
 だから、フルメタル・パニック!とかクロムクロとか、たまに本気でやってるのがあると、うおおっ! って思いますな。
 そういや、新世紀エヴァンゲリオンでもやってました、他にもいくつか浮かぶな。
 あれ? 割と多い?

 序盤の沙霧の同級生とか本屋の幼馴染とか、イマイチ上手く話に絡んでこなくて、主人公周りの状況を説明するための機能キャラの域を出なかった感じでした。
 エルフ先生の登場後は、彼女に引っ張られるような形で、やっと話が始動した印象です。

境界のRINNE(第3シリーズ)

ママは小学…

 少女の姿をした母親を演じるのが林原って、うおい! とか思いつつ見てました。
 声優デビュー、めぞん一刻のチョイ役の園児らしいですね。
 そんな細かなチョイ役を出すまでもなく、林原さんは女らんまなわけですが。
 他もるーみっく関連声優が多くてニヤリ。

 後、(元)死神の名前がイチゴって(笑)
 ブリーチか! 卍解すんのか!

 そういえば、サンデーの連載は最終回を迎えるそうです。
 新体制前から残ってる連載って絶チルの他に何かあるっけ? って感じですね。
 あ、名探偵コナンがあったわー。

GRANBLUE FANTASY The Animation

カタリナ・アリゼ
肌色面積狭い!

 美少女と逃避行を図る女騎士とか、なんだかトキメキますね。
 鎧、というかベルトめんどくさい!
 …なんか、なんのキャラ描いても、だいたい「めんどくさい」って感想書いてる気がしますが(笑)

 モブに妙に気合の入ったキャラデザインの人がたくさん出てくるんで、「誰が重要人物なんだかよくわかんない」というモヤモヤ感があったりしましたが、「ゲームの登場キャラできるだけたくさん出すぞ!」って気合が感じられて良かったですね。

サクラクエスト

前髪の先端がコの字型なのが特徴的

 タイトルと髪色から、サクラちゃんだという認識が抜けなかった由乃ちゃん。
 衣装が多かったり、フニャッとした動きだったり、細くてちっちゃい手足だったり、それでいてぷにっとしたほっぺだったり。
 実に女の子っぽくて、アニメ見ながら「うわぁ、女の子がいる!」という、冷静に見るとよく分からん感想を覚えながら見てました。

 正直、序盤「P.A. WORKSやらかしたな」って思ってたんですが、終わってみると傑作でしたね。

スターウォーズ 最後のジェダイ

 太っちょの情報を持ってなかったので、「こいついつまでいるんだ」ってことが気になって、絵や話が入ってこなかった感じあります。
 TVCMやWebでも、ほとんどフォーカスされてないキャラなのに、主役かのようにずっと出る。
 スターウォーズ界隈で「嫌われ度ではジャージャビンクスを超えるのでは?」みたいな話題になってそう。

 一番印象に残ったシーンが、修行シーンでの「フォースを感じるか」ってやるルークなのは、ちょっとまずい気がする。
 雑多にエピソード入ってボリュームはあるけど大した話じゃないという、スターウォーズらしい映画でした(笑)

まとめ

12月の読書メーター

読んだ本の数:32
読んだページ数:6058
ナイス数:118

最終教師PART2最終教師PART2感想
銀英伝と同時上映だったアニメとマルチメディア展開…うーん、徳間のセンスすごい(笑) キャラデザインをスケバン刑事というか、斉藤由貴にかなり寄せてる感じがあります。 教師が怪人化してるとか、学園バトルものの吹っ切れ具合を一段上げた感じ。
読了日:12月01日 著者:山本 貴嗣
風と木の詩〈1〉 (1977年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈1〉 (1977年) (フラワーコミックス)感想
読んだと思ってたけど、読んだことなかった。 ちょいちょい絵を目にしてたからだろうか、そんなに古い感じがしない。 BLの元祖的なもののはずなんだけど、展開がもう熟れている感じがするのも凄いな。
読了日:12月01日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈2〉 (1977年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈2〉 (1977年) (フラワーコミックス)感想
ところで、セルジュの肌にトーン貼ってないんで、褐色の肌だということが今だにピンと来てないんだけど、美学的にトーンは貼らないんでしょうかね。 カラーでは少し肌の色が濃いですが。
読了日:12月01日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈3〉 (1977年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈3〉 (1977年) (フラワーコミックス)感想
わーい、女の子だー(笑) それはともかく、パスカル君の隠れた面が見れたり、重要キャラのオーギュストが登場したり、なかなか重要な巻な予感。
読了日:12月01日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈4〉 (1977年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈4〉 (1977年) (フラワーコミックス)感想
オーギュストとジルベールの過去編。
読了日:12月02日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈5〉 (1978年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈5〉 (1978年) (フラワーコミックス)感想
おおっと、過去編はまだ続くのか、この分だとほぼ初回に接続するな。 パリ社交界デビューで、画面的に華やか。
読了日:12月03日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈6〉 (1977年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈6〉 (1977年) (フラワーコミックス)感想
3巻かけるとは思わなかったな。だんだんボナールも憎めない人間になってくるし、精神も健全な人間のように感じてくる。 さて次は、セルジュの清涼さが待っててくれる…はず。
読了日:12月03日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈7〉 (1978年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈7〉 (1978年) (フラワーコミックス)感想
当時、連載を追ってた読者たちは、混乱したのではないだろうか「アスランって誰だよ!」って。 それとも、雑誌のアオリには「今回から始まるのは…」みたいに説明入ってたんだろうか。 僕もまさかの、過去編からの過去編だった。びっくり。
読了日:12月03日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈8〉 (1978年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈8〉 (1978年) (フラワーコミックス)感想
コッテコテの古典的ラブロマンスだが、いやだからこそ力がある。 結末は分かっているのに胸に来る。 涙腺が緩くなったんじゃあない、これは泣くよ。 あと、リデルがきになるが、これまでの巻に、しれっと出てたかもしれない。
読了日:12月03日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈9〉 (1978年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈9〉 (1978年) (フラワーコミックス)感想
セルジュは肉親が次々となくなって、よく捻くれずに育ったもんだ。仏頂面の執事のクロードが良い。アルプの頃と言い、頑固爺さんに好かれるタチなのか。
読了日:12月03日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈10〉 (1979年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈10〉 (1979年) (フラワーコミックス)感想
過去を一通り巡ってきて、ワッツ先生がどんな気持ちで彼ら(ジルベールとセルジュ)を見てるかが気になっちゃう。 いやもうこの際、ワッツ先生の過去編に突入してもいいよ(笑)
読了日:12月04日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈11〉 (1979年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈11〉 (1979年) (フラワーコミックス)感想
ワッツ先生の過去編、半ページで終わった!(笑) そういえば、やたらと権力のある生徒会ってモチーフは、この作品の影響も大きいのかもしれないな。
読了日:12月04日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈12〉 (1980年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈12〉 (1980年) (フラワーコミックス)感想
少年らしい遊びに興じる二人には心落ち着くが、どうにも不幸の前振りにしか思えないのは、竹宮さんのこれまでの所業のせいです。 そして案の定…
読了日:12月04日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈13〉 (1981年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈13〉 (1981年) (フラワーコミックス)感想
もはや決着はついたようなもんなので、ここでのアレコレの展開は焦らし以上のものではない感じだけど、やっぱりヤキモキはしてしまうのだった。 あとは結末をどうつけるのか。
読了日:12月04日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈14〉 (1981年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈14〉 (1981年) (フラワーコミックス)感想
計画が雑だね。まー歳を考えると当たり前か。 しかし、これからが大変だよ。
読了日:12月05日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩〈15〉 (1982年) (フラワーコミックス)風と木の詩〈15〉 (1982年) (フラワーコミックス)感想
パリの昭和枯れすすき、という感じか。 画面が華やかで悲壮感がないが(笑) 少女漫画なので! ボナールが、もう完全に良い人になってる。
読了日:12月05日 著者:竹宮 恵子
風と木の詩 16風と木の詩 16感想
確かに名作でした。 執事のクロードさんに抱く絶大な安心感はなんなんだろう。この人がいればセルジュも大丈夫、みたいな。 番外編は人気(だったと思われる)のロスマリネとジュール。 本編より番外編の方がむしろ古い絵柄に感じるのは、漫画らしくなりすぎたからなのか?
読了日:12月05日 著者:竹宮恵子
逃げるは恥だが役に立つ(3) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(3) (KC KISS)感想
平匡の溢れる童貞感に微笑ましさを感じて面白い。それに輪をかけて、みくりのロジカルさがヒロイン的には珍しくて面白い。賢しい(笑) 新ジャンル、労働と恋愛に関するディベート漫画、みたいな。
読了日:12月05日 著者:海野 つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)感想
表紙も他作家さんの絵も百合ちゃんざんまいで、愛されてますな。久保さんのサロンパスがエロいね(笑) あ、そういえば、喉仏比率が減ってる。 恋愛的には中学生の恋愛の方が進み早いわ! とか言いたくなるじれったさですが、まーじわじわ進んでますね。
読了日:12月05日 著者:海野 つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(5) (KC KISS)感想
久しぶりに、みくりの長編妄想が出た気がする。この例え方のセンスいい。 しかしまー、この漫画の登場人物は可愛いな!
読了日:12月06日 著者:海野 つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(6) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(6) (KC KISS)感想
この平匡のテンション上がって先走った行動をしてしまう癖は、可愛いけど危うくて、両思いの恋愛漫画のつまんなさを感じさせないハラハラ感があるね(笑) みくりちゃんは相変わらず、高学歴女子っぽい賢しい脳内が面白い。スタンダールは普通スッと出てこないよ。
読了日:12月06日 著者:海野 つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)感想
主役二人のラブコメ的には一段落した感じもあり、仕事の方がどうなるのか気になる。 それよりも気になるのが百合ちゃんですよ! どーなる、どーする!!
読了日:12月06日 著者:海野 つなみ
逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)逃げるは恥だが役に立つ(8) (KC KISS)感想
それぞれ離れるまで我慢してから悶える風見くんとゆりちゃんにニヤニヤが止まらん。 お仕事方面は、そう大きな展開もなく、そりゃあ、みくりちゃんなら上手くこなすよな、と信頼感からくるつまんなさを感じた(笑)
読了日:12月06日 著者:海野 つなみ
漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル)漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル)感想
初期が神崎将臣っぽいなとは思っていたが「まだ自分の絵がないから、とりあえず真似しておこう」みたいなノリだったとは。思い入れが薄い割に再現度が高すぎるだろ(笑) 「俺の絵、真似すれば?」とか言い出すかんざきんも、相当なもんだが。
読了日:12月07日 著者:皆川 亮二
ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネームザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム感想
なるほど起きそうな話だという感じのものから、戯画化しすぎじゃないかと思うものまで、紹介されているゲームのバリエーションが広い。 しかし、戯画っぽく感じる現実も少なくないので、そういうゲームも入ってるのはリアル。 個人レビューサイトの文章ということで、色々とダメな感じなのもリアル。 あらゆる技術は最終的にはゲームになる、のは真理だね。
読了日:12月17日 著者:赤野 工作
天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス)天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス)感想
タイタニアも完結したし、もう皆殺しの勢いで、レッドホットドラグーンと創竜伝も完結させるしか! (しなさそう) 田中さんってこんな文書く人だったかな、と思いつつ、ある意味「とにかく終わらせてやる!」という気迫を感じる文でもありました。
読了日:12月24日 著者:田中芳樹
百姓貴族(5) (ウィングス・コミックス・デラックス)百姓貴族(5) (ウィングス・コミックス・デラックス)感想
今回はSFとかに走らないで、まともに(?)農業漫画です。 しかし、リスの被害について書いてないよーな。 表紙裏は次回への伏線なのか。
読了日:12月24日 著者:荒川 弘
重版出来! 10 (ビッグコミックス)重版出来! 10 (ビッグコミックス)感想
フォントは、1巻全部使ったっていいくらいなネタなのに、割とあっさり終わって残念。 それはそれとして、とにかくこの漫画は、中田くんがどうなっちゃうのかが、気になって仕方ない。 恋愛方面に行ってひどい事になったり、ファンやアンチに絡まれてひどい事になったり、ひどい事になる想像しか働かないよ! 生きろ、中田!
読了日:12月26日 著者:松田 奈緒子
よつばと! 10 (電撃コミックス)よつばと! 10 (電撃コミックス)
読了日:12月30日 著者:あずま きよひこ
よつばと! 11 (電撃コミックス)よつばと! 11 (電撃コミックス)感想
ジュラルミンをボコみたいにして変なディティールに凝るのが良いね、大人がやるのが良い。 ピザの出前の「ようふうなものが…」分かるような分からんような感想とか、毎度の子供っぽさの切り取りが美味い。
読了日:12月30日 著者:あずま きよひこ
よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)感想
キャンプにカレー以上のものがあるだろうか、しかし、かくし味が気になりますな。 ハンモックは子供も大人もテンション上がるアイテムですわ。まぁ、あなたも?
読了日:12月30日 著者:あずま きよひこ
よつばと! (13) (電撃コミックス)よつばと! (13) (電撃コミックス)感想
この巻は何と言っても、ばーちゃん。記念に残したアレの話題を全力で流そうとするよつばが可愛い。
読了日:12月30日 著者:あずまきよひこ

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