なんというか、脚本が平坦というか、理屈で書いた感じがして、なんとも熱さに欠ける。
主要女子キャラ全員、胸が平坦なのはいいとおもうけどね!!
「登場キャラに欠けた部分を作って、それを回復するのが物語の定石です」「じゃあそんな感じにしましょう」みたいな熱のない感じで企画が進んで脚本が作られたような空気が。
実際はどうだかわかんないですけど、脚本書きながら涙流してたりしそうな気がしない。
例えば、序盤で、すぐに異世界の住人の名前を覚えて呼び捨てで呼び始めるの、記憶力良すぎるし距離感取れなさすぎで、なんともリアリティがない。
全編そんな話を進めるためのやりとりが続き、声優は下手じゃないのに「台本覚えるだけに必死の役者の演技」見ているような雰囲気を醸し出してしまってる。
そもそも、ダンスを使いたいというお題(が出たんだと思うんですが)に対して、ファンタジーを持ってきたのは食い合わせが悪かった感じ。
踊れば世界の危機も解決するという無茶な設定をやりきるには、開き直りも勢いも足りなかった。
羽川が可愛いのは予定調和として、キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードが完全体になっても可愛かったのは素晴らしかったですな。
可愛いだけでなく、作画の気合の入り方が半端なく、キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードさんは、実に美人だなと感心しました。
全編を通して、おっぱい作画に尋常じゃない力が注がれていて、なんというかエンディングのスタッフに「乳揺れ監修」って役職が出てくるんじゃないかと戦々恐々としてましたよ。
そんなんがあるのは「ポリスノーツで十分ですよ」とデッカードさんに言いたくなりますが。
あと、バトルシーンが非常に良かったね。
カートゥーンでよくある、体が削られて半分になるけど一瞬で復活、みたいな描写がリアルに展開されるの、面白いというか怖いというか一周回って笑っちゃうというか。