2016-12

近況

海賊とよばれた男

 なんか、妙にゲームっぽいビジュアルで、虚構感が無駄にあるというか、書き割りっぽいというか、いつもの山崎節というか。
 しかも、吉岡君が出てるんで、三丁目臭が半端ない(笑)
 話は面白いけど、NHKのスペシャルドラマを映画館で見た感じ。
 岡田君は相変わらず良かったね。脇の役者も主役級で、そのへんもなかなか良かった。

 山崎監督は、ジュブナイルを見た時「この人に予算渡したら、すごいことになるぞ」って思ったんですが、予算渡ってても同じぐらいのビジュアル出してきて、「は?」と思った記憶が。
 リアリティが希薄な感じなので、あんまり歴史物に向かないかもしんない。
 やはり、初期に撮ってたB級SFな感じの土俵が、一番合ってるんじゃなかろうか。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

 チェイスとシューティングが多くて満足。やはり、あれが醍醐味ですよね、スターウォーズの。
 クリーチャーやロボはあんまりクロースアップされてなかったのは残念。
 盲目の僧兵キャラが良かった。そしてヒゲの傭兵との熱いユウジョウ!!
 この映画の一番いいところは、続きはエピソードIVですぐ観れるってことです。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

 主役が大人なので、ハリポタのような無駄に騒ぐ感じは少なめで観やすかった。
 ハリポタシリーズって、どーも途中で数分は寝ちゃうんですよね、落ち着いたトーンの画面が眠気を誘うのか、コテコテのストーリー展開が退屈なのか。
 クリーチャーの作りものっぽさは相変わらずというところ。
 妹ちゃんがセクシー可愛くてよし。

この世界の片隅に

 原作漫画読んで、映画も観てきました。
 映画大豊作の今年の締めに相応しいと言っていいでしょう。
 基本は泣いて笑っての人情喜劇だけど、泣いての部分にドカッと悲劇を突っ込んでくるバランスがおかしい、がそれこそに戦時中のリアルを感じました。

 主役の声は、声優ではなく役者ののんなんですが、「この人なら、こんなありえないボケをかます」というリアリティを担保する声で、非常に良かったですね。
 なんか斉藤由貴と声質似てるね、とかどーでもいいことも思いました(笑)

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

 久しぶりのゲームレビューです。
 WiiUでメインのコントローラをリモコンじゃなくしちゃったのは、最大の失敗なんではないか、と思っちゃいますね。
 Wiiリモコンプラス、もっともっと掘り下げがいのあるデバイスなんじゃないでしょうか。

さようなら2016年

 なんか久しぶりに、映画の感想でもサイトの更新案内でもない、単なる日記みたいなの書いてます。
 ゲームは、今年後半ほとんどずーっとスプラトゥーンやってたので、プレイ本数が少ないですな。
 でも、ボードゲームを遊ぶ会に何度か参加できて非常に楽しかったです。
 それから、Flashの衰退とか云々の前に、全然ゲーム作ってないの、ひどい。

 何と言っても今年は映画の豊作っぷりが半端なかったです。
 個人的にはオデッセイシン・ゴジラが特に面白かったかな。

まとめ

12月の読書メーター

読んだ本の数:16
読んだページ数:2845
ナイス数:104

トコトンやさしいドローンの本 (今日からモノ知りシリーズ)トコトンやさしいドローンの本 (今日からモノ知りシリーズ)感想
ドローンって何から始まって、資格とかあるのとか、どこで飛ばすのとか、事故は心配じゃないのみたいな、きになるところを網羅。 単にマニュアルみたいな作りでもなく、ドローンの未来とかも紹介してある。 啓蒙書として、非常によくできてる感じ。ドローン持ってないけど。
読了日:12月06日 著者:
ばいばい、アース〈4〉今ここに在る者 (角川文庫)ばいばい、アース〈4〉今ここに在る者 (角川文庫)感想
SF要素が一番濃い巻ではあるものの、興ざめさせるほどにSF的でもない。 とはいえ、しっかり後ろには設定があることを思わせる感じの描写はある。 しかし僕にしても、鍵の楽器は「鍵盤ってキーだよね」って思いつきぐらいしか感じ取れなかったんですけどね(笑)
読了日:12月08日 著者:冲方 丁
軽装版 精霊の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)軽装版 精霊の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)感想
これは読んどいた方がいい。密度高いファンタジー。漫画とアニメと実写と見た後で読んだので、吉川晃司をモデルにした藤原カムイキャラデザインのアニメ版ジグロみたいなビジュアルで再生された(笑)
読了日:12月18日 著者:上橋 菜穂子
軽装版 闇の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)軽装版 闇の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)感想
ファンタジー感少なくて政治色が濃いと思った序盤から、ぐいぐいファンタジー色濃くなる終盤へのグラデーションがいい。冤罪を着せられたジグロもまた聖人ではない、というリアルさが心を掴む。
読了日:12月18日 著者:上橋 菜穂子
Amazonをつくったジェフ・ベゾス (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)Amazonをつくったジェフ・ベゾス (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)感想
 意外とドラマチックではなく淡々と事実が書かれている印象。冷静に考えると凄い、みたいな。  Amazonが生まれる前の常識を思い出し、如何にAmazonが世界の常識を変えたかを思い慄然とする。
読了日:12月18日 著者:ジェニファー・ランドー
放課後さいころ倶楽部 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)放課後さいころ倶楽部 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
テストプレイの大切さ。 ドイツから来たボードゲーム好きの金髪美少女とか、最初から入れとけや! と思っちゃうぐらいのコテコテのキャスティングで、とてもいいと思います。
読了日:12月18日 著者:中道 裕大
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)感想
「はだしのゲン」にも、顔も知らない人のところに嫁ぐネタがあったな。
読了日:12月21日 著者:こうの 史代
この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)感想
人が死ぬことが日常化していても、人は嫉妬したり怒ったり笑ったりしながら生きて行く。 軽いと言われても空襲の軽重とか分からん、みたいな台詞があったけど、それはそうだ。
読了日:12月23日 著者:こうの 史代
Googleをつくった3人の男 (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)Googleをつくった3人の男 (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)感想
検索エンジンとか沢山あったの思い出すけど、今やヤホーでググるという、2大巨頭が検索の代名詞となっている。 ちょいちょい言いますけど、うちの個人サイト、Googleより歴史あるんですよーはっはっは。
読了日:12月25日 著者:コロナ・ブジェジナ
Wikipediaをつくったジミー・ウェールズ (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)Wikipediaをつくったジミー・ウェールズ (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)感想
やはり、教育は大事だよね、特に母親の影響大きいね、ってことを再確認する内容。 自由に編集可能だからといって悪さをする人は少ない、って再三再四書いてあるけど、個人的には残念ながらわりと多い印象です。
読了日:12月25日 著者:スーザン・メイヤー
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)感想
これ、ぽわんとした絵柄に騙されちゃいけない。本気で地道に戦中のこと調べて描いてあります。なにげにメカもしっかり描いてある。戦争中とはいえ、日常系漫画、というくくりなのかな。
読了日:12月28日 著者:こうの 史代
Twitterをつくった3人の男 (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)Twitterをつくった3人の男 (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)感想
この人ら、いろんなもの初めてはやめのペースが早いな。Twitter立ち上げてからも紆余曲折しまくり。
読了日:12月31日 著者:メアリ・レーン・カンバーグ
ちおちゃんの通学路 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
アサシンクリードとかやりたくなるな!
読了日:12月31日 著者:川崎 直孝
ちおちゃんの通学路 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
2巻になったら「いやぁ所詮タイトルですから」みたいな感じで普通に学園生活描き始めると思ったら、2巻でも通学しかしてねぇ。
読了日:12月31日 著者:川崎 直孝
ちおちゃんの通学路 (3) (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 (3) (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
ちおとまななの二人、仲よすぎて可笑しいが、簡単に裏切ったりするゲスっぷりがまた可笑しい。 表紙どおりに主役2人だな、この漫画。
読了日:12月31日 著者:川崎 直孝
ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)ちおちゃんの通学路 (4) (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
いままでで一番笑ってしまうとは。1巻が一番面白かったという出落ち系漫画と覚悟してたのに、ここに来てこの熱量はなんだ!
読了日:12月31日 著者:川崎 直孝

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