前半のサスペンス風味の展開は良かったが、後半には一言いいたい。
ジェフ=ゴールドブラムが運転するスクールバスとかいう、生存フラグの塊には安心感しかないわ!! ドキドキするように工夫しろよ(笑)
劇中でも「デヴィッド(ジェフの役名)のそばが一番安全だ」とか、完全に分かってる発言があったりするけどね。
訳文のクオリティが低くて訳者誰だよと思ってたら、戸田奈津子で、あー。
アンゼに任せとけよもう!!
全体的に前作のパロディみたいなもんが散りばめられているんで、前作を見て予習しておいたほうがいいかなと思います。
他にも、二作目でエイリアンクイーン出すとか、諸々の映画のパロディ的なのが入っていて、そこを「やりおるな」と見るか「パクリ」と見るか、そもそも気づかないか、あると思いますが、「やりおるな」のスタンスで見るのが吉。
老科学者のBL展開にちょっと感動。編み物とかコテコテすぎるネタを…というか、僕は編み物ネタに弱いような気がする。THE LAST -NARUTO THE MOVIE-でもキュンときたからな。
エイリアンの巨大円盤のサイズが不安定で、月にいるときと、宇宙から地球を見たとき、地表から見たときで、全然スケールが違って見えました。
演出の都合上巨大兵器のサイズが不安定になるのは、ガンダムサイズであってもよくあることなんですが、実際のところどのくらい揺れ幅あったんでしょうか。この映画の場合1000倍ぐらい揺れ幅があったように思えて、さすがに演出のどうこうですむレベルじゃないだろ、とか思ったんですが、まぁあんまり気にしないですよね、普通。
あと、中国の牛乳はトランスフォーマー/ロストエイジと同じメーカーだと思うんですが、どうなんでしょ。
中国のスポンサーさんのおかげで、こういう豪華なアホ映画を見ることができて感謝するしかないですな。
そうそう、中国の美女パイロットは可愛くて良かったですな。
前の襲撃で残ったエイリアンやその技術が世界に色々と影響を与えてるというところが、実にSFっぽくて良かったんですが、後半は、核融合爆弾(たぶん水爆)とか使ってるし、航空機も現在のジェット機(VTOLではあるけど)に近い挙動だし、オーバーテクノロジー感が弱くて残念。
20年たっても石油燃料の船とかスクールバスとか使ってるの、ちょっとおかしくないか、とか思ったり。
ディメンションWのキョーマさんみたいに、コイルを信用しない人がいっぱいいるのか?