2015-01

近況

ベイマックス

右手に映画に足りなかったタマゴ要素を足しました

 キャラデザインはどれも非常に良かったんですが、キャスおばさんが特に「日本男子を殺しにきてるな」レベルでいいと思います。
 声が菅野美穂とか、容赦ないですわ(日本語吹き替え版で見ました)
 ベイマックスについては、キャスおばさん推しの事ばっかり書いてますが、他も良いよ!

 結構、小ネタで笑いを取りに来るのが良かったね。ベイマックスの動きが可愛いんで、ついクスッとなっちゃう。
 飛びつきたくなる度は、ニャンまげレベルですからね、ベイマックス君。
 原作だと、ゴッツゴツだったのに、いいアレンジ。
 同じマーベルの白いやつHEROMANのコヤマシゲトさんが、コンセプトデザインしてるらしいです。
 白いディズニーロボのファイアボールのドロッセルお嬢様と共に、3キャラ共演なんてことはないんでしょうか。

あけましておめでとう

 2015年もよろしくおねがいします。

新機動戦記ガンダムW

バード形態へ変形するぞ

 本放送時は、かなり飛ばし飛ばしで見たので、あまり内容を把握できてなかったんですが、GyaO!の配信を見直しても、やっぱりよくわかりませんでした、はっはっは。
 どのキャラも、ものすごく行き当たりばったりに行動しているように見えて、最後まで何を目指してんだかよくわかんなかった。

 ざっくり言うと、聖闘士星矢天空戦記シュラト鎧伝サムライトルーパーの美形キャラが戦う系の鎧がガンダムに置き換わった、という認識でいいんでしょうか。
 声優に、緑川 光、関 俊彦、子安武人あたりを引っ張ってきているんで、当たらずとも遠からず、という感じですかね。
 主人公のヒイロは、見事に「目つきの悪い無口なチビ」で、これは人気出るぜ、って感じだ。

 女子キャラは全体的に媚びたところがないのはいいんだけど、個性的というより、もう変な人が多くて、どないせーっちゅー感じです。
 放映当時はGガールズとか言って、水着の集合ポスターとか作られてた気がしますが、その方向性は無理あるやろー、とか思ってました。
 ドロシーの眉は無理あるやろー、お前は(ガイバーの)ギュオーの娘かと。「はやくせんそーになぁれー」とかおかしいやろこの娘。
 エンディングのリリーナは格好良くていいんですが、本編ではちょっと女の子らしい顔つきになってて残念でしたね。

 1995年ということは、新世紀エヴァンゲリオンと同時期にやってたんですね。
 個人的に印象に残ってないのもしょうがないですね。インパクトが違いすぎる。
 ただ、その後のガンダムのSEED・OOの路線は、このWが作ったと言って間違いなく、ある程度の新規性(エポック)はあったと言えます。

XSLTを再学習中

 テクスティオのシナリオの管理や、サイト管理に便利かと思ってXSLTを(再)学習してます。
 以前は、XSLTでサイト管理やってたんで楽勝かと思ったら、笑っちゃうぐらい忘れていて、完全に一からやり直しという感じです。
 2日ぐらいで思い出すと思ったのに、既にダラダラと半月ぐらい勉強しているとゆー。 

 XSLTみたいなコンバータは、かなり需要あると思うんですが、ブログのテンプレートもそれぞれ独自実装という感じで、さほど流行っている感じはしません。
 以前はXSLT toolというOSAXを使ってたんですが、PPC切り捨ての際にアップデートされなくなっちゃったんで、今は使えません。
 JavaのSaxonやXalanはインストールの必要があるんで、デフォルト環境でなんとかなるという選択で、shellコマンドのxsltprocを使ってます。
 xsltprocは現在もXSLT2.0には対応してないみたいなんで、AppleScriptを併用して日付とかには対処してます。

 現状では、環境づくりに凝り始めてしまってXSLTの活用に向かってませんが、近々 XSLTでatomフィードを生成して、このページにつけてみようかと思っています。
 RSSの類は、様々なリーダーサービスやアプリケーションが消えちゃってて、以前に比べてすっかり下火ですが、なかなか便利なもんだと思うんですよ。
 ポッドキャストなんかは定着しているようにも思うので、RSSフィードが世の中から消えた、というもんでもないですが。

棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE

モザイクかけたら、若干のエロ画像感

 フレドリカさんの自由自在っぷりが面白かったですね。
 猫だし、よく死ぬし、スペース☆ダンディのミャウとポジション一緒ですねっ!
 フェイスハガーみたいに脱皮してくるし。

 何かあったらフレドリカ先生がなんとかしてくれる!
 そんな雰囲気が、全編を覆ってましたね、わたし的に。
 絶体絶命のピンチはもちろん、ギャグ成分が足りないという危機的状況すら、なんとかしますからね!

 チャイカの原作者の榊さんは制作に関わってないっぽいんですが、割と上手くまとめてましたね、ボンズなのに(笑)
 Twitterを見る限り、原作者も楽しんでいたようで、なりより。

ガンダム Gのレコンギスタ

ツノがカタツムリっぽい

 Gセルフは非常に良いね。
 目が大きくて可愛さというかキャラクタ性もあるし、全体のパーツに無駄がなくて引き締まってる。
 描いてみると、それなりに線があって、うへー、ってなるんですけど(笑)
 オプションのバックパックが沢山あるのも楽しい。
 全バックパックの商品展開予定はないらしいので、自作して楽しめるというものです。
 私は、とんとプラモ作ってないので、やんないですけど。

 グリモアとか胴体に球体が入ってて可動域的に素敵なんですが、Gセルフはコアファイターが合体する要請があって、あの胴体が使えてないのが残念なところ。
 でも合体はロマンだしねー。バイファム的に後ろから突っ込むのもいいな、と思いますし。
 胴体に限らず、MS全体に関節の可動範囲が広そうで、特に股関節・肩関節の自由度の高さは、かなり良さそうです。

 止め絵を引いたり回したりして動かす演出が多くて、ちょっとリミテッドアニメの新しい文法作ろうとしている感ある。
 日本のアニメはアトム以来「視聴者は意外とここは気にしない」ってところを大胆にガンガン省力化していった経緯があります。
 どーも富野監督は、止め絵でも引いて動かしておけば、視聴者はそれでよしとする、と判断して積極的に使っている感じ。
 オープニングはほとんど本編の使い回しだし、エンディングは止め絵を引いてるのばっかりですよ。

 Gレコは富野さんはほぼ脚本段階の仕事で、絵コンテ ・演出レベルのところはあんりまやってない可能性もあるんで、富野さんの判断と言い切れませんが。
 でも、私としては富野監督の個人作品だ、というぐらいの感覚で見てますけどね。

 生の富野セリフががっつんがっつん出てきて、胃もたれしそうです。
 この、会話の噛み合ってない感じが生富野ですよ。
 世界の仕組みや美術が作り込んであるところも含めて、なんども見て(見た方が)楽しい作品になってます。
 パイロットスーツが股まで分かれるのが面白いし、MSにトイレあるしね。
 話の意味がよく分からなかったりするのもありますが、たんに楽しい映像体験としても、つい2回見てます。
 そういう意味で、1クール終わった後に後追いで1話から再放送もする現在の放送形態は、作品によく合ってると思います。

ガンダムビルドファイターズトライ

このおっぱいはベイマックスへの伏線だったんだよ! な…、(略)

 ギャン子って、あだ名にしても凄いわ。
 こんなに綺麗に「これはないわ」からの「これもありだな」を経ての「これじゃなきゃダメ」のコンボを食らったのは、ヒゲのガンダム以来です(笑)

 主人公チームがSDも入ってますけど、全部ガンダムというのはなー、しれっとドーベンウルフとか混ぜてみようよ。
 ジ・Oのデザイナーでモデラーの小林誠的な改造ガンプラとかも出てほしいけど、手描きアニメじゃ、ちょっと無理か。

 前作よりさらに模型改造的な工夫でパワーを出すとか、変な技を仕込むとかが減ってる気がします。
 プラモアニメなんで、そこもっとマニアックに攻めてほしい気もしますが、プラモ解説アニメになっても違うしなー。
 プラモ特有の関節の可動を利用した必殺技の開発、あたりがいい落とし所なのかな。
 あのエピソードは良かったね。

甘城ブリリアントパーク

お仕事はコロッケ作りです

 Free!の影響なのか、女子の体も妙に筋肉質で、そちら方面の方には大変好評だったと思いますが、全員筋肉質にしなくてもいいじゃない!
 てなわけで、一番筋肉質描写が少なかったたと思う姫です。
 置かれている状況といい、容姿といい、近来稀に見るほどの姫です。

 甘城ブリリアントパークは、ノーゲーム・ノーライフなんかと同様に、原作者がしっかり制作に加わっているみたいです。
 映像は映像プロの方にお任せします、という感じで原作者は口を挟まないというスタンス、あるいは挟みたいけど挟ませてくれない、みたいなことが以前は多かった感じがします。
 しかし、ストーリー監修やシリーズ構成あたりに原作者がいた方が、良いものになるんじゃないか、とは思います。
 近頃では映像がある程度分かってる原作者も多いと思いますし、やはり原作者が一番作品のキモを知ってるわけですから。
 この原作はフルメタル・パニック!の賀東招二さんで、京都アニメーションとは、その時もタッグを組んでいますので、製作発表時点で安心できる感じでしたが、実際、しっかり面白かったですね。

 そういや、この作品も「記憶が消える悲劇」を組み込んであって、もう定番もいいところですな。
 今期だと神撃のバハムート棺姫のチャイカあたりもそうでしたか。
 経営物とファンタジー物をくっつけたという意味では、アウトブレイク・カンパニーとジャンル一緒なんか?

神様はじめました

じゃ語尾の姫も出るよ!

 2期が始まってますが、Gya0!で1期のイッキミ! やってたんで、見ました。

 神社で神様で使いのキツネが出てきて、ってこのへんの要素。
 いなりこんこん恋いろはぎんぎつねあたりでも見ましたが、もはや定番。
 繰繰れ!コックリさんや、ノラガミあたりも近い感じでしょうか。

 女子学生が神様になっちゃう系だとかみちゅ!とかありましたな。
 導入も親が借金まみれで逃げ出して路頭に迷ってたところを拾われる展開も、なんかハヤテのごとく!で見たな、とゆー展開。
 で、人外イケメンが次々登場するという、なんかもうね。

 そんなベタで固められた神様はじめましたは、原作のキャラ作りが上手い、というのが前提としてありますが、監督の大地丙太郎さんがねー、すごく上手いのよねーテンポと見せ方が。
 キレキレのコメディパートと叙情的シーンと両方いけるから、この作品にうってつけでしたね。
 オシャレ感出そうとすると、今ひとつな感じありますが、…そこもむしろ親しみのある作風という解釈で!

劇場版サイコパス

下の顔、殺す気満々やろ

 本編に比べメカ成分がかなり濃くて「劇場版」って感じ。
 リーサルモードの描写もフューリーで観た、肉片がベチャってなるやつみたいなんが増量してあって「劇場版 15+」って感じでした。
 常守ちゃんのセクシー描写は…シャワーシーン程度でしたがね。 

 シビュラシステムを輸出して世界をシビュラの支配下に、自治された貧困より支配下の豊かさ、みたいな形而上的問題が、よりあからさまに描かれてます。
 でも、なんだか狡噛×宜野座なシーンを観ただけで、大半満足しちゃうあたり、どーも腐女子脳がどっかにできてんな。
 チョロいな。

 あと、かなりのシーンで英語でしゃべってるんですが、日本人英語なので聞き取りやすくて、ものすごい違和感。
 「うわっ喋ってる英語の意味わかる!」とか思って、いらん動揺。
 そして字幕が戸田奈津子…マジか!!

Atomフィードつけてみた

 えー久しぶりにこのサイトにRSSフィード、というかAtomフィードをつけてみた。
 Googleリーダーも廃止になって1年以上経ちますが…2年?
 あーだそうな。

 XSLTを勉強したので、何か活用しないと!!
 ということで。

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-

ヒナタさん大勝利おめでとう

 大きくなっても相変わらず、ヒナタがうじうじしているのがウザかわいい。
 大きくなったと言えば、おっぱいこんなに大きかったっけ?
 また、縦に線が入ってて、大きさを強調してるからなこの服が。

 映画の内容は、ほぼナルトとヒナタ、というかほぼヒナタです。
 サクラはどーでもいいとか思っている私ですら、完全にサブキャラ化したサクラに同情を禁じ得ない。
 そして、手編みのマフラーという、「いまどき!?」なアイテムが全編を通してフィーチャーされるのも、なんつーか思い切ったな。
 お腹が鳴って顔真っ赤とか、ベタにすぎるわ! ということを公式でやってくるので破壊力ある。
 服もいろいろ着替えるし、つまりヒナタかわいい。

 年末(クリスマス)にナルト疾風伝の映画の一挙放送やってたので、録っておいたのを消化してから観に行った。
 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン、いやー大盤振る舞いですな。
 個々の感想は書きませんけど、どれも「映画館でナルトを観たい」という需要をきっちり満たした佳作、という感じですかね。
 世界観やキャラが本編とズレてる感じもありますが、ぴえろ作画の髄を堪能すればよし。
 年末年始は特番で通常番組潰れるから、アニメ少なくなるな、とか思ってたけどむしろ映画が沢山放送されて、観るの多いです。
 まだ憑物語観てない。

神撃のバハムート GENESIS

顔芸達者のカイザル君

 恩田キャラをTVシリーズで存分に堪能できるとは!!
 しかも話も面白いよ。
 ブラスレイターは、恩田尚之キャラ、板野一郎バトルの素晴らしい出来だったんだけど、脚本の虚淵さんが、なんか滑っちゃってなー(笑)

 王道ファンタジー物なのに、姫成分が低いというか、どっかいましたかね…姫?
 不満点はその位ですよ。

魔法使いTai! (OVA)

Taiという名前の魔法使いがいるわけではない

 BS11で集中放送されていたので観た。
 むせかえる90年代臭に気絶しそうです。いい意味で。
 これといって推す部分もないんですが、なかなか良質な作品です。

 この頃流行ってた、伊東岳彦的なストンとしたキャラクタは 、最近あんまり見ないですね。
 アニメファン向け作品はだいたい、骨格を意識したリアルめのキャラに行ってる感じ。
 洗練度に欠けるきらいはありますが、私はわりと好き。

 OPで戦闘機とか戦艦とか描かれますが、そういう大げさな部分はOVA買うようなアニメファンに向けてのサービス的なもんで、本編は青春ドタバタコメディ。
 結局、なんでこいつら魔法使えるの? とか、他にも魔法使いいるの? とか、そんな根本的なところは(おそらく妙に凝った設定があったりするんでしょうが)ぜんぜん話に絡んで来ません。

牙狼〈GARO〉-炎の刻印-

あーもー、じゃまくさい

 これも王道本格ファンタジーなのに、お姫さま成分が全然ないってどういうこと?
 というかそれ以前に、ヒロインらしいヒロインもいないという、男臭さ。
 レギュラー女子の声が朴 璐美さんというね、お察しください…案の定、姉御です、みたいな! ローティーンの姫やってたらめっちゃ驚いたと思うけどね。
 今までパクロミさんがやったキャラで一番可憐なのが、(ターンエー)ガンダムの女装したロラン君とゆーね。
 GAROのエマ姐さんは、いいキャラなんですけどね。

 CG班はどのくらい実写GAROとかぶってるんでしょうかね?
 黄金騎士の動きなんかは、ちょこちょこ実写の動きを思い起こす感じもあるんですが、CGで人型を動かして戦闘するときに気持ちいいところを探ると、だいたい同じあたりに落ち着いた、とかいうことなんだろか。
 基本、鎧だけコンピュータ作画みたいなんで、鎧の特別感が出てていいですね。

 このGAROは、雨宮っぽさがほとんどないですね、そーいえば。
 監督が違うから当たり前っちゃ当たり前ですが。

 さて、2クール目になって、やっとヒロインっぽい人が出てきましたが、姫じゃあないのよね。
 いまのところ、若者は真面目で、あんまり面白みがない。
 イラストの二人が持たせていると言っても過言ではないでしょう。特にオヤジが面白すぎる。

お絵描きアイコン

 絵を描いたところは、黒猫のとんび君のアイコンを変えておくことにしました。
 前からアイコンもCSSも用意していたのに、なぜか使ってなかったもんで。
 1年ほどやってみて、絵のサイズは特に変える雰囲気もないので、レイアウト自体も変えて、空白をつめてみました。
 最近使われているブラウザの、CSS対応事情がよくわかってないんで、Safariで見れりゃいいや、な感じです。

山賊の娘ローニャ

この妙に正しい日本語な言い回しが、海外児童文学の訳文って感じで良いのだ

 最初は、CGのキャラクタがチープに見えて 「あーあ、やっちゃったなーゴロー君」みたいに感じたんですけど、すぐ慣れた。
 ポリゴンピクチュアズがシドニアの騎士を作った時は、原作の漫画の絵が「作画が正確すぎてマネキンっぽい」ところあったんで、ぎこちないぐらいがぴったり合ってたんだけど…。

 ローニャは大自然と戯れる野性少女という、生き物らしさ全開の設定ですから、ぎこちなさがそのまま画面に出るというか。ほとんどいたたまれないような気持ちになりました。
 そんなやっちゃった感じの絵や動きは、良くないけど、こんなものかと思ってみればそんなもん(どんなもんやねん)
 団地ともおをちらっと見ると、ローニャより良くできてるなー、とか思うけど、私は団地ともおを継続視聴してないから大丈夫だ(笑)

 物語の方もスロースターターで、だいたいライバル山賊の息子ビルクが出てきたあたり(4話)から、じわっと面白くなってきました。
 最近、この手の大自然の中で子供が成長する系のアニメってなかったような気がするんで、現在わりといい感じです。
 背景もCGかと思ったら手描きなんですよね。
 場面によっては一旦3DCGで一通り作って、それに合わせて背景を描くといった、もー考えただけで気が遠くなるような工程を経て作られているそうです。
 背景が 3DCGだったら、演出が妙にゲームのイベントシーンっぽいこともあって、延々ゲームのムービー見ているような気分にさせられただろうなー。

 ローニャはちょっとガラガラっぽい声がいいね。山賊の娘らしい荒っぽさと無垢さがある。
 ほとんどローニャが生きてる感じがするのは、声で担保されてるんじゃなかろうか。

 慣れてきたら、レンダリング済みのものをバンクとしてガンガン使うとか、止め絵を加工して間を持たせるとかの、省力化テクが使えそうですけどね。
 ほとんど「馬鹿正直に」力いっぱい作っているところは好感が持てると言えなくもないですが、やっぱり手の抜きどころ、緩急のつけ方はもっと見極めたほうがいいんじゃなかろうか。
 なにもかもぎこちない感じは、序盤に比べると良くなってるものの、1クール終わった現在も払拭できてない。

 アニメ史的にはドワンゴが自前でキャラクタを作って持とうとする意思を出してて、その試金石としての意味が 大きいでしょう。
 制作費の多くをドワンゴが出してるみたいで、版権管理はNHKじゃなくてドワンゴがやるらしいですからね。
 後になってみると、良く転がったとしても、転げ落ちたとしても、あれが分岐点だった、って作品になりそうな気がします。
 あ、良い方に転がると思ってますよ、私は。

蟲師 続章

「ええ、これは冬ギンコという蟲でしてね」

 ギンコは気をぬくとアララギくんの方に似てしまいそうになる。もっと気をぬくとR田中一郎になる。
 髪が白いんで区別つきますけどね! (そんなゆるい判断力)

 分割2クール+特別編という構成で、また特殊ですな。今年はさらに劇場版もあるのかな。
 こう特殊な構成のアニメシリーズが増えてくると、もはや普通がなんなのかわかんないですな。ですな。

 さすが安定して面白い。絵も空気感がすごくいい。
 あまり大きく動かない演技の部分に枚数使ってるのが、グッとくるね。

SHIROBAKO

乾杯といったらドーナツという刷り込みが抜けない、みゃーもり

 胃の痛い展開が続いたらどうしようと、戦々恐々としていましたが、いろいろありつつも1クールは割と順調に終了。
 ホッとしていたところに2クールの頭から、非常に嫌な感じの伏線がバラバラまかれていて、不安です!

 さて、アニメ業界物というと、神様はじめました◎で活躍中の大地監督アニメーション制作進行くろみちゃん以来ですかね。
 といっても、私はくろみちゃんのテンションが異常に高かったこと以外は、全然覚えてないので、特に言うことないんですが(笑)

 さらにどーでもいいですが、ユリ熊嵐とかガンダム ビルドファイターズトライとか、急に今期になってエンディングで熊が踊るのが増えたのは、SHIROBAKO効果ですか?

寄生獣 セイの格率

加奈ちゃんは原作比で一番可愛くなってると思う

 確率じゃなくて格率ね。
 哲学的命題を突きつけますから、なかなか分かってる感じのタイトルですな。
 タイトルといえば、各話タイトルは名作文学のタイトルを踏襲してますが、いまひとつ内容とリンクしてない気がします。
 エヴァじゃあないんだからさー、とゆー感じがして、本作ではちょっとスベってるような。

 寄生獣の漫画が連載されて話題になっていた頃、人類に寄生する生物の話だと、うすね正俊さんがEATERを描いてて、オタク気質な私は「EATERの方がクリーチャーが断然かっこいいだろうが!」とか思って、寄生獣は絵が全体的に死んでて好きじゃなかったんですよ。
 整ってない(格好良くない)ぶん、絵的な面白みや異形としての恐ろしさはあると思いましたが、主人公のシンイチからして、ハナから人殺してそうな無感動そうというか、作り物っぽい顔してますからね。
 服とかも含めて、キャラに色気というか、格好よさとか可愛さが全然ない。

 アニメのキャラデザインの平松禎史さんは、ガイナックスアニメとかで、これいいなーと思ったら平松さんだったパターンが多いんですよね。
 寄生獣は、特に女子が原作のまんまじゃなくて、本当よかった。シンイチもヒーローっぽい格好良さあるしね。
 ただ、序盤は本当にヒーローものににシフトしちゃうんじゃないかという安っぽさを感じて、それはそれで困るわー、と思ったけど、そういう方向性ではなくてホッとしました。
 時々シンイチがどうしようもなく物体に見えるデザインなのも素晴らしい。ちゃんと原作を踏襲してる。

 あとミギーの声優が平野綾さんということで、今ドラゴンボール改でナメック星人デンデやってますが、なんかナメクジ的なヤツの声をあてる人、ってカテゴリに私の中で分類されつつあります。
 これも不安材料でしたけど、すぐ慣れたし、もはやミギーはこんな声、って刷り込まれてます。

 寄生獣が嫌いというわけではなく、むしろ好きですが、今でもEATERの方がもっと好きです。
 てなわけで、この機会にEATERもアニメ化しましょう(笑)

七つの大罪

合法的ローアングル

 この娘はローアングルで描いてもいいんだ!
 いやむしろ、ローアングルで描くべきなんだ!!
 巨女は、そんな免罪符をくれます。
 最初、この娘、腕に王蟲つけてるぞ! とか思いましたが、なんなんすかねアレは。

 牙狼〈GARO〉-炎の刻印-とか神撃のバハムートが王道ファンタジーのクセに姫成分が低いのが残念でしたが、これは王道ファンタジーかつ姫がレギュラーですからね、あんまり格好が姫っぽくないのが残念ですが、ミニスカ可愛いので良し。
 特に、1クール目のEDでエリザベスが「ノリノリ」するところは可愛いですな。
 主役のメリオダスがこの姫にセクハラしまくるんですが、見た目は子供でも年齢的にはおっさんな上に、姫が生っぽいというか色っぽいので、かなりアウトな感じがします。
 悟空がパンパンするのとはわけが違うというか、ああいう着地点が見えないことされると、なんだかモヤっとしますな。

PSYCHO-PASS サイコパス 2

キーボード叩く姿が、若干ユーレイっぽい

 この間劇場版観てきて、絵を描いたばっかりなので、やたら描いている気もしますが、今回はサイコパス2期目です。

 常守ちゃんは場数を踏んで、可愛げがなくなっちゃうし、新人の霜月は最初から可愛げないし、もうサイコパスには可愛いキャラとかいらんのね…。
 とか思ってたら「いました」雛河翔くん。
 いちいち仕草とかボソッと言うことが可愛い。おどおどコミュ翔なとこが可愛い。
 どこに持って行きようもなくなって、変なところで手が止まってたりするのが可愛い。
 会議で一生懸命みんなの話を聞いてるとこ可愛い。
 常守ちゃんの事が大好きだけど、その好きが女性としてじゃなくて、頼りになるお姉ちゃんとして好き、って感じがまた可愛い。
 かなり注視してないと気づかないような地味な芝居をしてて、あーなんかスタッフにも愛されてるな、このキャラ、って感じがいいですよ。

 そばかすの霜月ちゃんがねー、脚本が冲方丁と虚淵玄ですよ。もう不穏な空気しかない。
 初登場から、シビュラシステム肯定発言、常守否定発言、そして見事に正論を繰り返す彼女。
 もーね、画面に向けて「やめろお前、死ぬか発狂するかの二択にまっしぐらだぞ」と注意したくなります。
 そんな霜月管理官は、雛河くんと同様に劇場版にも、しれっと出てきてまして、こいつ意外にタフだな、と思いましたね。

ログ・ホライズン

ぐうたら姫

 意外に線が多くて面倒臭かったので、鎧のディティールは、かなりテキトー。
 この鎧は、ヴァルキリープロファイルを彷彿とさせますな。

 第1期では、みんなゲーマーのはずなのに、原作に比べてゲームにこだわりを持ってる感じの発言が少ないとか言いましたが、第2期はエピソードとして大きく入ってます。
 私としては、普段からみんなゲーマー視点で行動して欲しいんですが、「ゲーム廃人大肯定演説」をちゃんとNHKで放送したというところで、高く評価していいんじゃないでしょうかね。
 ちょっと感動しちゃったし。

 2期は小説の方読んでないんで、どの程度原作に忠実なんかはよくわかんないんですけどね。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

かなりシンプルなデザインのキャラで好感持てます

 リメイクもんですが、やり直す意味がよくわかんないですねこれ。
 ゲーム原作なんで、前とは別ルートなのかな?今の所そんな大きな違いもないよーな。

 ぜんぜんゲームがどのように流行したのかも把握してないしプレイしたこともないし、そもそもどんなシステムなのかもわかってなかったりするんですけどね、私。
 えーと、アドベンチャーゲーム? ちゅーかビジュアルノベル?

 アニメの方は高解像度の映像がすごいんですが、もう一つ話にのめりこめず…。
 主役がなんだか面白みに欠ける、というのはゲーム原作ではありがちな問題のような気もしますが、他に何があったのかと言われると、特に思い出せません。

Hi☆sCoool! セハガール

袖はVサターンを意識してますよね!

 完全にダークホース。
「懐かしゲームネタに相づち打てればいいか」程度の期待感で見てたんですが、多分元ネタ一切わからなくても面白い。
 私は(背景に仕込まれてる小ネタとか気づかなかったりするかもしれないけど)ほとんど全ネタ分かったので、面白さも格別です。

 これもMMD用のモデルで、だらだら雑談するだけだろ、とか思ってたら、予想以上に動くし、新規モデルも割と作ってあるし、そこそこ金かかってんじゃなかろうか。
 ギリウスとジェフリーがやたら出る程度の予算と言えばそうなんだけど、うららの声が新規録音で、まるっきりうららで感涙ですよ。
 CG製作をファイアボールのジーニーズがやってるということで、なるほど、思いましたね。

 直接関係ないですが、最近ぷよぷよクエストをやっていて、そのマニュアルのPDFにアソビン教授のコーナーがあって、嬉しくなりました。
 と、よく考えたら番組のセガハード三人娘の時代は、教授いなかったんじゃね?

 マイケルネタが無理だったのが残念です。

暁のヨナ

逃亡中につき姫っぽさ減衰中

 オリエンタルファンタジーですね。
 少女漫画枠で何かひとつ見ておこうかなということで見てます。姫が主人公ですしね。
 花とゆめはそれでも世界は回っているも載ってるし、最近確実にヒット打ってきてる。
 ファンタジーものは女性の描いたものの方が私の好みである傾向があるのですが、これも当たりです。

 姫はそれなりに可愛いんですが、むしろ取り巻きの男子が可愛いですな。
 犬系男子で姫によく懐いてます。わんわん。
 ただ、青い服の人がハクだったり、白龍がキジャだったり、青龍じゃなくてお供のリスがアオだったりして、ちょっとややこしいのが困ったところです。
 2クールアニメで1クール終わったのに、まだ仲間が揃ってません。
 物語は大抵、仲間が揃っていく部分が面白いので、とてもいい傾向だと思います(笑)

 描き文字を使った漫画的演出のタイミングが非常によくて、ぷくっと笑わせられてしまいます。
 studioぴえろ製作だからナルトばりの戦闘シーンが、とか期待しましたが、少女漫画枠でそれはなかったね。
 現在ぴえろは東京グールの2期やってるんで、戦闘はそちらで堪能することにしましょう。

うぇいくあっぷがーるZOO!

EDでクマが踊るアニメは名作の法則が…あるとかないとか

 この作品の褒め言葉をよく見るんですけど、ほとんどの場合「本編より面白いw」というのは本編に失礼ですよね。
 でも、私も完全にそういう感想を持っているので、失礼なやつです。
 うんめーにゃ!

 Flashアニメらしいですな。うむ、時代はFlashアニメ。
 だいたい誰かが食われて終わるという、投げっぱなし感が半端ないところが好きです。
 エンディングで食われたキャラが欠けてるのが芸コマでいいですわ。

 2週にいっぺん更新なので、まだ続いてます。

憑物語

おののきちゃん

 大量の会話に映像がくっついているという、アニメにする意味あるんか的なシリーズですが、会話流しておいて映像で遊ぶ形式でなんだか成立させているという変なアニメです。
 たとえば冒頭は、ほとんどおののきちゃんコスプレ大会になってましたな。いいことです。
 会話と関係なく、幼女と童女が雪あそびを延々繰り広げたり。
 にしても、あららぎ君は妹にエロいことしすぎです。童女のパンツ見過ぎです。

 大晦日に4話一挙放送という、また特殊な放映パターンですが、物語シリーズは特番的にブッ込んでくるのがもはや定番化しているので、平常運転です。

まとめ

2015年1月の読書メーター

読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2775ページ
ナイス数:59ナイス

NARUTO (巻ノ9) (ジャンプ・コミックス)NARUTO (巻ノ9) (ジャンプ・コミックス)
読了日:1月30日 著者:岸本斉史
美術手帖 2015年 02月号美術手帖 2015年 02月号感想
 特集記事程度では、ざっと見渡すということも難しいが、100pほど費やして、ざっと見渡すところはできている感じか。  実際的なロボットデザインの部分にまでは、あまり踏み込めてない。  宮武さんのインタビューは良かったが、メカデザイナーだけでなく、大張さんとかのアニメーター側のインタビューも欲しかったところ。
読了日:1月26日 著者:
テンプリズム 2 (ビッグコミックス)テンプリズム 2 (ビッグコミックス)感想
曽田もの(もはやジャンルか)の定番の天才を描く話だが、ヒロインの方も天才で、この後どう展開するのか。 タカの腹の方に乗る(というかぶら下がる?)のは、理にかなっている感じがするな。
読了日:1月23日 著者:曽田正人
テンプリズム 1 (ビッグコミックス)テンプリズム 1 (ビッグコミックス)感想
 NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で見て興味があったので。  編集側からの制約が緩かったようで、作者自身の戸惑いも感じるんですが、主人公の心情とシンクロするところもあり、良し悪し。
読了日:1月23日 著者:曽田正人
NARUTO -ナルト- 8 (ジャンプ・コミックス)NARUTO -ナルト- 8 (ジャンプ・コミックス)
読了日:1月21日 著者:岸本斉史
売国妃シルヴィア (グイン・サーガ134巻)売国妃シルヴィア (グイン・サーガ134巻)感想
 表紙の姫君、小保方さんに似てる気がします。  シルヴィアがからむと、グインがどーにも不安定で、スッキリしませんなー。
読了日:1月18日 著者:宵野ゆめ
NARUTO -ナルト- 7 (ジャンプ・コミックス)NARUTO -ナルト- 7 (ジャンプ・コミックス)
読了日:1月12日 著者:岸本斉史
バガボンド(37) (モーニング KC)バガボンド(37) (モーニング KC)感想
だいたいどの巻もすごいが、この巻は特に稲穂の描き込みが尋常じゃない。見開きとか描くのに、1年ぐらいかかりそうだ。
読了日:1月10日 著者:井上雄彦
スプライト 14 (ビッグコミックス)スプライト 14 (ビッグコミックス)感想
久しぶりにタイトルの「スプライト」が出た気がする。この分ではスプライトや時間の仕組みは、なんだかよくわからんまま終わるな。
読了日:1月9日 著者:石川優吾
スプライト 13 (ビッグコミックス)スプライト 13 (ビッグコミックス)感想
アルベルト万能説。
読了日:1月8日 著者:石川優吾
ジョジョリオン 8 (ジャンプコミックス)ジョジョリオン 8 (ジャンプコミックス)感想
どやぁ…たっぷり。…ひどいおっさんやで。あと、定助は、康穂ちゃんで癒されすぎだ。分かるが。
読了日:1月6日 著者:荒木飛呂彦
ONE PIECE 76 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 76 (ジャンプコミックス)感想
ここ最近の巻はバルトロメオくんを愛でる漫画になってる。そういう人多いのか、表紙裏。
読了日:1月6日 著者:尾田栄一郎
NARUTO -ナルト- 6 (ジャンプ・コミックス)NARUTO -ナルト- 6 (ジャンプ・コミックス)
読了日:1月4日 著者:岸本斉史
機動警察パトレイバー〈5〉ブラック・ジャック 後編 (富士見ファンタジア文庫)機動警察パトレイバー〈5〉ブラック・ジャック 後編 (富士見ファンタジア文庫)感想
後藤隊長の過去が明かされるけど明かされすぎない感じなのはいいんだけど、もう一つラストのあたりがスッキリしないというか、とっちらかった印象。
読了日:1月4日 著者:横手美智子

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