「リアル・スティール」観てきました。
最初ヒュージャックマン爪だせよ! そうすりゃ強いんだから!! とかひねた目で見てましたが、隙のない見事なハリウッド脚本に感動して帰って来ました。
いやね、「どーせこうなるんだろ」という通りになるんですが、あまりに鮮やかでその手際に感動したんだか脚本そのものに感動したんだか分かんない感動を味わってきました。
素直な気持ちで、あんまり深く考えないでみると良いと思います。深く考えられるような問題提起がないわけじゃないですが、あくまでも香辛料といった感じ。
少年とロボットの友情とか、親子の絆とか、そういうのにグッと来る方に是非。
個人的には操縦者の意のままで、まったく意思がない鉄人的なロボットに、キャラクタを感じさせる設定や演出が実に良かったですね。「プラレス三四郎」を思い出しました。
「ショートサーキット」のジョニー5や「ウォーリー」のウォーリーみたいな、自立型も好きですけどね。
CGのテイストは「トランスフォーマー」風味で、もうほとんど実写部分と違和感ない。ドリームワークスの映像に慣れただけのようなきもするけど。
2011-12-27