スクリプトアプリケーション / script application |
アプリケーション | 実行プログラム |
ドロップレット | ドラッグ&ドロップ対応アプレット |
スクリプト | AppleScriptの台本 |
スクリプトオブジェクト | アプレットに含まれるスクリプト |
具体的には「スクリプト編集プログラム」などで保存する時にアプリケーション形式を選択した場合に保存される書類の形式。
保存の際に「実行後自動的に終了しない」オプションをチェックしたものを、常駐型(stay open)アプレットと言い、idleとreopen,quitのハンドラが使用できる。
スクリプトオブジェクトと、それを実行するための小さなアプリケーションを組み合わせたものがアプレットである。
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MacOS9からは、「classicアプリケーション」と「MacOS Xアプリケーション」が選択できるが、結局「MacOS Xアプリケーション」が使われる場面は無いまま廃止された。
Mac OS X10.3からは、バンドル形式が選択できる。アプレットバンドルの中に、他のスクリプトファイルや画像ファイルなどを入れておく事ができる。
アプレットはアプリケーションのようにダブルクリックで実行されるが、そのほとんどの機能はMacOSやAppleScript機能拡張、それからスクリプタブルなアプリケーションにあるため、単体での実行は不可能であり、HyperCardの書類であるスタックに近いものである。
このようにアプリケーションとしては不完全であるため、小さなものを意味する接尾語「let」を付けてappletと呼ぶ訳である。JAVAアプレットなども、単体では実行できず機能をMRJ機能拡張に頼っているのは、AppleScriptのアプレットと同じである。
ファイルタイプは、アプリケーションを示す "APPL" であり、クリエータは "aplt" である。
ちなみに、スクリプトオブジェクト実行用のアプリケーションはMacOSX用以外は、68Kコードで記述されている。