new file
	[with prompt 文字列1]
	[default name 文字列2]
choose file name
	[with prompt 文字列1]
	[default name 文字列2]
	[default location エイリアス]

引数(Parameters)

文字列1ダイアログに表示
(デフォルト:"New File Name:")
文字列2新規ファイルの初期名
エイリアス最初に表示するフォルダ(10.3以降)

結果(Result)

参照入力されたファイル(file "..."の形式)

解説(Note)

 ユーザーにファイルを入力させ、入力された結果を返す。

 この命令は新規ファイルを作成する訳ではなく、新規ファイルの参照を返すだけでなので、各スクリプトでその後の処理を行う必要がある。
 上書き保存する場合、注意を促すダイアログが出るが、実際の処理は全く行わないので、各自でスクリプトを書く必要がある。
 新規フォルダを製作した場合は、ちゃんと作られているので、各自処理を書く必要はない。
 キャンセルが選択された場合、エラー(-128)を返して停止するので、処理を続けたい場合は、try文を使ってエラーに備えておく必要がある。
 表示前にactivateを実行しておかないと、ウィンドウの後ろに隠れてしまうことがある。
 なお、ナビゲーションサービスに対応したのは、MacOS8.6から。

注: MacOS 9.1以降はnew fileは廃止され、choose file nameに変更されている。

用例(Example)

  1. new file
※1 結果ウィンドウでResultを見て下さい。