load script

スクリプトオブジェクトを読む

load script ファイル参照

引数(Parameters)

ファイル参照

読み込むスクリプトファイル (file "..." か alias "..."形式)

結果(Result)

スクリプトオブジェクト

読み込んだスクリプト

解説(Note)

　指定されたファイルをスクリプトオブジェクトとして読む。
　読み込むファイルは、コンパイル済みスクリプトかアプレット(ドロップレット)である必要がある。
　読み込んだ時に結果として返されるスクリプト参照を使い、属性やハンドラをローカルスクリプトとして利用できる。
　この命令を使うには、スクリプトオブジェクトの使い方を理解しておく必要がある。
　有用なスクリプトをライブラリとして保存し、この命令で読み込んで使う。
　スクリプトオブジェクトには、読み込んだ時点でファイルが持っている属性が設定されるが、その後属性を変更しても、読み込み元の属性は変更されないし、ファイルが持っているリソースも使用されない。
　つまり、読み込んだ後は完全にローカルスクリプトとして働く。

　なお、スクリプト同じ階層に読み込むファイルがある場合、ファイル名だけ指定すればよい(例2)

用例(Example)

1. set theObj to load script (choose file)
   tell theObj
   	run
   	-- 属性の読み書き
   	-- 他のハンドラの呼び出しも可能
   end tell

2. set theObj to load script file "someObj.lib"
   tell theObj to run

※1,2 この例はrun scriptと同じ使い方で、あまり意味が無い。