結果(Result)

スクリプトオブジェクト現在のスクリプトオブジェクト

解説(Note)

 現在のスクリプトオブジェクトそのものが入っている変数で、スクリプトオブジェクト自身が持つ属性やハンドラを参照する場合に使われる。

 所有格はme'sではなくmyである(me'sでも動くが、あまりに英語らしく無い)

 例えば、tellブロック内だと、tellのターゲットになっているオブジェクトにメッセージが渡ってしまうために、利用者定義命令を使う場合に困る。そのような時は「利用者定義命令 of me」か「my 利用者定義命令」という風に使う。
 tell me〜end tellブロック内で使っても良い。

 現在のスクリプトオブジェクトによって、内容が変わる(例4)
 詳しくはスクリプトオブジェクトやそのscript構文を参照して欲しい。

 親オブジェクトはparent属性で調べることができる。

 HyperCardの制御言語であるHyperTalkでは、meはスクリプトオブジェクト自身では無く、スクリプトの書かれているオブジェクトとなり、少々意味が異なる、HyperTalkユーザーは気を付けて欲しい。

用例(Example)

  1. my version
  2. tell application "Finder" to my version
  3. tell application "Finder" to path to me
  4. tell x
    	{run, me}
    end tell
    
    script x
    	return me
    end script
※1,2,3,4 結果ウィンドウでResultを見て下さい。