file 文字列

引数(Parameters)

文字列ファイルのパス

属性(Properties)

POSIX path文字列[r/o]
/区切りのパス(Mac OS X10.1.2以降)

解説(Note)

 ファイルの参照方式の一種で、パス指定を使う。
 書式について詳しくは、ファイルのパスを参照して欲しい。

 ファイル参照(file)が使える場面では、ほとんどの場合、代わりにエイリアスを使うことができる。

 aliasと違い、存在しないファイルも指定できる。

 fileは参照方式の一種であるので、値のクラスであるaliasとは違い、a reference to演算子を使わないと変数に代入することができない。
 fileからの変換でなく、文字列をfile specificationに変換することでも代入できる(用例3)

 AppleScriptそのものが持つ形式であるので、Finderのtellブロック以外でも使える。

 POSIX pathの逆の事をやるには、POSIX fileクラスを使う。

用例(Example)

  1. tell application "Finder" to open file "data:test.text"
  2. 
    POSIX path of file "data:test.text"
  3. set theDisk to "HD:" as file specification
※2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。